Cheeman M.D.,Ph.D.

2,104 件のツイート
フォロー
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
20代30代の大半(うち6年は臨床専念)を基礎研究にあてるも結局は癌の手術屋。今は発熱外来に動員。蛍光プローブのリアルタイムPCRは各種応用形態で系のデザインを経験したので技術論は少し語れる。偽物と闘うN95マスク調達特命係長。我が身我が施設を守るための院内防疫論者。現場での実践に即したPCRとマスクの知識を医療者に。
2014年8月からTwitterを利用しています

Cheeman M.D.,Ph.D.さんのツイート

固定されたツイート
#N95マスク の工業用(粉塵用)が医療に適さないというのは誤りです!両者の違いは最表面の防水シートの有無であり、フィルタ部分は同じ。自衛隊病院使用の9322+も工業用です。日本規格DS2も同等。偽の医療用より本物の工業用を!↓リンク先の3M社書類に注釈をつけました。multimedia.3m.com/mws/media/1792
画像
11
685
1,259
というわけで、医クラと対決構図で捉えられがちなリアルタイムPCR推進論者ですが、アンチ医クラではありません。先生方、怖がらずにフォローいただけますと嬉しく思います。医療業界の片隅の小さな声が、同士の皆様に届きますから。
1
32
108
①リアルタイムPCRを理解し②診療と施設防疫に使う、両方の職業経験を元に医療者に向けて発信しています。背景には、多様な経歴と内/外/官/民に繋がりをもつ約20名のCOVID関心医との交わりがあります。同士たる医療機関が騎馬戦の馬のように生き残って、私共の陥落を回避する利己的意図が動機です。
2
18
50
誤りであることが確定しているリアルタイムPCRの知識をもとに、医師であることを笠に着て、正しいことを言う私たちを口汚く罵られたことは悲しかった。それを除けば、医クラの大多数は良識ある真摯な医療人だと思っている。いくつかの未来予想が外れたことを含めて、私は彼らを責める気になれない。
7
53
170
前回最後の再掲。お気づきになった方もおられるだろう、実はSNSやメディアでPCR偽陽性論を展開した医師たちよりも、政治に近いところに居られる老害先生(敢えてそう言わせていただく)のほうが罪深いと考えている。医クラをはじめとするインフルエンサーに政策を誘導する力があったとは思えないのだ。
引用ツイート
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
·
⑨-1 いよいよ最後のパート。「誰が言っているのか」問題。 リアルタイムPCRは、便利な商品の出現によってブラックボックス化するくらい、分子生物学研究で当たり前に使うツールになった。医療においても各種病原体検査に頻用されているが、原理や性能を理解する人は少ない(医療者には特に)。
このスレッドを表示
画像
1
39
90
コメントありがとうございます。7倍で変換できるのですね。なぜか当院内科医たちは「アボット一択!」という論調です。少し調べてみたいと思います。
引用ツイート
若林良之
@YoshiyukiWakab1
·
返信先: @kakeashi_ashikaさん
差し出がましいかもしれませんが、アボットの数値を7で割るとロシュと同じになります。ロシュの単位はWHO標準品単位と同価です。二回接種で最高値40000IU/ml(WHO inhibitory unit)になりロシュ(上限250AU)もアボットも希釈の必要があり使いにくいです。他のメーカーは数値報告が無くて判りません。
1
2
12
承前)今年になってMRD監視の15年にわたる歴史の総説が出た。今やqPCRのみならずdPCRも使われている。あの頃を懐かしく思い出すとともに、自分が研究を離れたことを再認識させられた。
1
11
このスレッドを表示
承前)骨髄移植の3例分を作ったが幸い再発は起こらず、結果、業績にはならなかった。汎用化を模索して、骨髄移植のレシピエントとドナーの性別が異なる場合にY染色体上の領域を使えると考えたが実用に供することはなかった。同じことを考えた人が論文を出している。 pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/16838323/(続く
1
1
7
このスレッドを表示
承前)ここからがオーダーメイド医療。転座の診断がついたらシークエンスを読んで切断点を同定して、症例に応じてプローブを設計する。特異性が非常に高いので、腫瘍細胞が無ければシグナルは出ない。末梢血や骨髄液の細胞を集めて、化学療法や骨髄移植後の再発を監視する。(続く
1
2
8
このスレッドを表示
承前)この製品は逆転写を行って、プローブを使用せず、2色の蛍光プライマーでマルチで行う。症例ごとに切断点が異なるので、切断点の両側をまたぐようにプローブを置けない。あくまで診断用。 極微量の腫瘍残存をminimal residual disease(MRD)と呼び、早期検出には高感度の方法が求められる。(続く
1
2
6
このスレッドを表示
⑩-6 このように、単一細胞をまるごとPCRに持ち込んだ場合、ノイズの割合が大きくてうっせえわなのか、確実に1コピー存在しているのに増幅されない(ADO)ことがある。その原因は未だ明らかではなく、「増幅コンポーネントと鋳型塩基鎖がたまたま接触しなかった」とする考え方もある。
1
3
6
このスレッドを表示
⑩-2 具体例としては着床前診断preimplantation genetic diagnosis (PGD)におけるallele drop out (ADO)がある。受精卵から細胞をひとつだけ吸ってくると、そこには全ゲノムがひと揃いあるはずである。対になっているアレルは2コピー、そうでないものは1コピー存在することになる。
1
2
4
このスレッドを表示
⑩-1 先々週末の記述に少し補足。私は経験上、反応系内に1コピーあれば必ず増幅できるとは思っていない。反応系の組成やノイズ(目的外の塩基鎖)によっては「1コピーは確実に存在しているはずなのに増幅されない」ことがある。技術的に可能ではあるが、必然ではないという立場をとる。
1
13
21
このスレッドを表示
ここから先が重要。自費で中和抗体を測定して、明らかに低い結果を得たスタッフが、COVIDに関わらなくてすむ職場に流出する動きが出そう。これには本人よりも家族の意志が強く働く。「疲弊によらない崩壊」も迫っている。
105
311
院内では、3回目接種時期と抗体価の話になる。自費で中和抗体価を測定する者も出始めた。数字を見るにアボットのほうがダイナミックレンジが広い印象。接種後半年のアボットで2000から5000といったところなのだが、最前線に立つには不十分ではないかという話になっている。
4
68
132
数日前の楽天ブックスのランキング。なぜかPCRの教本が売れているが、これは機器の設定や試薬の液量について先人が「私はこうしてます」って示すプロトコル集だからね。分子生物学になじみのない方がPCRを理解しようとして購入なさっているのなら、その方向性は残念ながら間違いだと思う。
引用ツイート
書籍ランキング速報
@a_ranking_news
·
(9/22) 楽天ブックス 科学・医学・技術 > 生物学ランキング11位:原理からよくわかるリアルタイムPCR完全実験ガイド 次世代のデジタルPCRも掲載! (最強のステップUPシリーズ) [ 北條浩彦 ] amasale.newif.net/ranking/rdetai
9
22
2週間ぶりになる。第5波の消退は、関西では緩やかに見ええる。幸いにして今回は一切の診療制限なく乗り切り切った。 ある自治体では依然としてデルタ株スクリーニングを続けているが、無駄ではないかとの問いに「デルタでないものが出たら最優先で全配列読む」逆ビンゴ大会的戦略と聞いて感心した。
1
156
459
今宵はこれまでにいたしとうございまする。お読みいただいた皆様、ありがとうございました。 最後にひとつ書いておきます。特異度は事実上100%ですが使い手のエラー次第で下がります。他方、原理的に100%にならない感度を100%とおっしゃる方の言説に、医療者が耳を傾ける必要はないと考えます。
1
37
171
⑨-7 そこにはやはり、偽陽性は問題にならないこと、同一検体でも機器試薬によってCt値はブレること、など「やってきた者にとっては当たり前のこと」が綴られている。 検査政策の失敗で惨憺たる状況になった今、リアルタイムPCRの御経験をお持ちでない専門家は発言者の座を退かれてはいかがでしょう。
1
64
140
このスレッドを表示
⑨-6 先の④項で書いたように、特異度のエビデンスは論文に求めるのではなく、③で書いたように「感覚」を得たエキスパートに求めるべきであった。 実例として昨年11月に解説したのはIan.M.Mackey氏のブログ。そう、スイスチーズモデルで知られる豪州のウイルス学者である。
引用ツイート
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
·
① >先にRTした van Schaik氏(UKのBirmingham Univ. Institute of Microbiology and Infectionの所長)経由で知った、オーストラリアのクイーンランド大学のMackay氏のブログ。 リアルタイムPCRの偽陽性やCt値問題について、事実上、問題にならないと述べている。 virologydownunder.com/the-false-posi
このスレッドを表示
1
35
76
このスレッドを表示
⑨-5 返す返すも残念なのは、ブレインの位置を占める先生方が、蛍光プローブのリアルタイムPCRを理解せぬままに特異度を低く見積もられたこと、そして諸外国との認識のズレを修正なさることなく舵取りに参加し続けられたことである。
1
62
113
このスレッドを表示
⑨-4 前職が「名も無き製材所のオヤジ」であった私は、設計士や棟梁が技術を正しく理解せぬままに次々と悪手を繰り出すさまを苦々しい思いで見て、やがて為すすべもなく失敗の波をかぶった。手術延期や医療崩壊である。
引用ツイート
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
·
PCR検査の性能と限界についての正しい知識が未だ政府のブレインの先生方に響いていないのが残念を通り越して不思議になってきた。尾身先生は「雲の上の人」、スーパースター。リアルタイムPCRの特異度が極めて高いことを御存知なかったとは思えないのだ。
1
28
69
このスレッドを表示
⑨-3 何度か使った喩えだが、高名で指導的な研究者や医師は、建築士や大工の棟梁。幅広い見識と経験をお持ちだが、使用するすべての技術に精通しておられるわけではない。 リアルタイムPCRは、極めて高精度の「かんな掛け」のようなニッチ技術。その技術者はさしづめ「製材所の職人」といったところ。
1
30
72
このスレッドを表示
⑨-2 日本が検査体制整備に失敗した原因の核心は、政治家や役人はまだしもそのブレインですら正しく蛍光プローブのリアルタイムPCRを理解しておられなかったことだと思っている。ここに悪しき権威主義が影を落としている。
1
54
102
このスレッドを表示
⑨-1 いよいよ最後のパート。「誰が言っているのか」問題。 リアルタイムPCRは、便利な商品の出現によってブラックボックス化するくらい、分子生物学研究で当たり前に使うツールになった。医療においても各種病原体検査に頻用されているが、原理や性能を理解する人は少ない(医療者には特に)。
画像
2
103
236
このスレッドを表示
⑧-8 簡単に思いつく範囲で挙げたが、ヒトヒト感染せず症状も出ない病原体の中には、本人が感染を知ることが望ましいものがある。 百歩譲ってウイルスを発散しない新コロ感染者がいたとして、無症状でも臓器障害をきたす。診断により後遺症を含めて経済的に救済される。⑨へ
引用ツイート
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
·
無症状者でもsubclinicalな臓器病変が存在する。 当時は未知ゆえに全員に網羅的検査を行ったDP号案件の、無症状者の肺CTの報告。自衛隊中央病院から北米放射線学会誌に投稿。 今でこそ無症状者に肺CTは撮らないが、何かでひっかけておかないと後々困ることも考えられる。 pubs.rsna.org/doi/pdf/10.114
画像
画像
47
110
このスレッドを表示
⑧-7 トキソプラズマについては妊婦取扱施設の約半数で抗体スクリーニングが行われている。症状がなければ無治療だが、免疫抑制状態になると発症に至る。 クリプトコッカスは健診の胸部レントゲンで偶発的に無症状者に見いだされることがあり、免疫抑制状態では全身に播種する。
1
15
62
このスレッドを表示
⑧-5 さらに極論として『他者感染性がなく無症状なら、わざわざ見つけ出して感染者扱いする必要はない』とおっしゃる方もおられ、中には医療者もおられることは衝撃である。 「ヒトからヒトに感染せず」かつ「診断時には無症状のことが多い」病原体はいくつかあり現にスクリーニングが行われている。
1
25
88
このスレッドを表示
⑧-4 リアルタイムPCRで鋳型量を測定することはできるが、技術的理由から過小評価が起こりやすいため『検出されたけれどウイルス量は少なく他者感染性もない』とは言えない。特に唾液からの1step法において、個体差として唾液由来の反応阻害物質の作用が強ければLab要因による過小評価は容易に起こる。
1
16
71
このスレッドを表示
⑧-3 もうひとつの「他者感染性がないなら感染者扱いすべきでない」論。ウイルス量が少なければ(Ct値が大きければ)感染性はないのだから非感染者同様に社会生活を送っても良いという考え方は、やはり⑥と⑦で書いたPreLab要因とLab要因によってCt値が大きくぶれる事実から否定される。
1
21
82
このスレッドを表示
⑧-2 まず「陽性者は感染者ではない」論から。⑥と⑦で書いたようにPreLab要因とLab要因のため、検体にそこそこのウイルス量がなければ、優秀なコバスでも陽性にならない。「浮遊してきて鼻腔に付着しただけの、感染前のウイルスも拾う」なんてことは、むしろ技術的に達成して欲しいが実現していない。
1
24
97
このスレッドを表示
⑧-1 「陽性者は感染者ではない」論と「他者感染性がないなら感染者扱いすべきでない」論にも言及しておく。そもそもは、陽性判定を受けた無症状者が隔離されることを問題視する考え方であったと認識しているが、今やこの考え方は社会防疫上も個人にとっても不利益となる。
画像
3
163
357
このスレッドを表示
⑦-7 『検体中に1コピーでも鋳型が存在すれば検出できる』とおっしゃる感度100%論者の皆様には、Lab要因としてのLODを御理解いただいて、お考えを改めていただきたい。PCRを推すあまり感度特異度ともに100%と説くのは、かえって非科学的との誹りを受けて拡充の妨げとなることを懸念する。⑧へ
1
21
50
このスレッドを表示
⑦-6 それを磁石の強弱で表現したのが冒頭の絵である。強い磁石は表面に近づけただけで、器の底の少数の鋼球も拾う。MRI機器に鉄製品が飛んでいくように。他方、弱い磁石は鋼球が表面になければ拾わない。 検体をふたつに分けて、別々の検査機関に提出したとして、LODの差で判定が分かれうる。
1
15
36
このスレッドを表示
⑦-5 ここまででお分かりになると思うが、ひとくちにPCRと言っても性能には大きな差がある。300万円の一般的な機器と単体8000万円のコバスでは性能に差があって当然である。コバスはフォーミュラーカー、BD MAXとパンサーはスポーツカー、一般的なPCRはファミリーカーと表現したこともある。
1
25
53
このスレッドを表示
⑦-2 幾度となく書いてきたが、PCR(とその他の核酸増幅検査)には性能差がある。 感度は本来は特異度と対になる統計用語であり、それに影響するのがLOD(Limit Of Detection)である。検査系の鋭敏さについて、俗に「感度が高い/低い」と語られるが、「LODが小さい/大きい」と言うべきである。
1
16
35
このスレッドを表示
⑦-1 検査室内のLab要因には、ハンドリングのまずさよる劣化と、検出の仕組みそのものの性能差がある。 前者は特にRNA精製を行う場合に問題になるが、こればかりは環境整備と訓練で乗り越えるしかない。
画像
1
43
88
このスレッドを表示
⑥-3 感度100%論者の中には、検体採取が下手だから感度が低下するとおっしゃる方もおられるが、【同業者ならまだしも知識基盤を共有しない非医療者にノーリスクの立ち位置から言われると悔しい】と発熱外来に立つ者として主張しておく。⑦へ
18
58
このスレッドを表示
⑥-2 PreLab要因として、まず患者の状態が問題になる。症例ごとにウイルスの体内分布に違いがあり、検体採取部位に居ない、もしくは居ても非常に少なければ、検査で拾えない。 また、採取してからの保存状態や時間経過によって検体は劣化するので、これも取りこぼしにつながる。
1
12
50
このスレッドを表示
⑥-1 感度の低下、すなわち取りこぼしの発生には検査室以前のPreLab要因と検査室内のLab要因がある。話はそれるが、最悪のエラーである情報伝達ミスは検査室以後のPostLab要因であり、偽陽性偽陰性どころかデータ消失すらも起こっている。
画像
1
42
104
このスレッドを表示
⑤-5 感度については、低下をきたす要因を各段階ごとに分けて、このあとの項目で書く。 初歩として御承知おきいただきたいこと。鋼球の数が少なくて、表面からの磁力が及ぶところに分布していなければ、磁石に付いてくることはない。偽陰性(取りこぼし)はしばしば起こり感度は100%にならない。⑥へ
10
31
このスレッドを表示
5-④ 性能を活かしきらない格好で高性能の技術を転用したことは無駄であったかに見えて、実は大きなメリットをもたらしていた。「鋼球がひとつでも強くつけば(遅いサイクルで立ち上がっても増幅曲線が理想的な形なら)」存在は非常に確かであると言えるようになったのである。
1
11
26
このスレッドを表示
⑤-3 そもそも目的外のものがつかないことに加えて、本来は「ついてくる数(目的の鋳型のコピー数)」を測定する定量用途の技術を、「ゼロorひとつでもついてくるか」という粗い判断に使い、「つき方(増幅曲線の形が理想的か)」をひっくるめて定性用途に転用している。いわば性能の無駄遣いである。
1
8
20
このスレッドを表示
⑤-2 採取した検体を、たくさんのビー玉の中に少数の鋼球を混ぜたものに見立てる。リアルタイムPCRは磁石なのだが、【表面をなぞるだけ※今後の説明に重要】である。それくらい、目的外のものがつくことはない(偽陽性は生じない)。
1
9
22
このスレッドを表示
⑤−1 ここからは技術的な話。 蛍光プローブのリアルタイムPCRが、どれほど目的外の鋳型からシグナルを出さないか。ウイルスゲノムの2ローカスをマルチで検出するcov2の系は、元技術者の私に言わせれば、ビー玉の海からパチンコ玉(鋼球)を拾ってくる磁石に喩えてもよい。
画像
1
45
85
このスレッドを表示
④-12 青島1089万人検査の結果は、有り難いことに科学論文として発表された。ここまでお読みいただいた皆様には、その価値の大きさを御理解いただけると思う。下の自己RTは多数の方にお読みいただいたが、私がどのような視点からこれを書いたか、今こそ伝わるだろうか。⑤へ
引用ツイート
Cheeman M.D.,Ph.D.
@kakeashi_ashika
·
①中国の短期間大規模スクリーニングの事例として、昨年10月の青島市の1089万人検査の報告が12月のNEJMに短報告として出た。 実はこれが【検査の特異度が100%である】ことを裏付ける報告でもあることを読み取れていない方が多いようなので、私なりに解説する。 nejm.org/doi/full/10.10
このスレッドを表示
26
57
このスレッドを表示
④-11 この項のまとめ。偽陽性が出ない(特異度100%)のエビデンスとして科学論文を求めることはナンセンス。陰性検体を準備して行う性能評価ではn数が少なすぎる。その「陰性検体」の多くはLODの低いcobasで陰性としたものではない(別項で後述)ため、見落としを偶然に正診すると偽陽性と誤認する。
1
18
42
このスレッドを表示
④-10 当院では通常は1stepダイレクトだが、判断に困る場合はRNA精製して再検する。実際にはここで白黒つく。最終手段として「島津・タカラ・パンサー外注の3者で多数決」というスキームを用意してはいるが、幸いそこまで行った例はない。 リアルワールドでは偽陽性は事実上出ないとして行動できる。
1
17
39
このスレッドを表示
④-9 もうひとつ、イッツ・ア・スモールワールドのお話。当院の院内PCRは1年2ヶ月で9万件ほどになるが、最終的に偽陽性と結論づけた例はいまだゼロである。 これには偽陽性と断定するには「PCRの結果を同一検体のPCRでひっくり返さなければならない」という論理的な障壁によるところも大きい。
1
20
48
このスレッドを表示
④-8 引用つづき)そのうち一般型143人、軽症78人、重症2人となっている」。 3回目までの2700万に4回目を上乗せすると母数3200万以上!!一般型はおそらく無症状。ありえない仮定だが、これが全例偽陽性としても特異度は99.99955%になる。 実験室のデータとは重みが違う。
動画:南京市で4回目の大規模PCR検査がほぼ完了 感染者計223人に
【8月5日 CGTN Japanese】中国東部、江蘇省(Jiangsu)の省都・南京市(Nanjing)では、4回目となる全市民を対象としたおよそ568万人分の大規模PCR検査の実施がほぼ完了し、4日午前0時時点で合わせて223人の感染が確認されています。
afpbb.com
1
19
36
このスレッドを表示
④-7 8月にはデルタ株の流行を受けての南京市の検査は「全住民930万人に約10日間で3回ずつ」、延べ件数2700万。 次に別の記事のリンクを置くが4回目の568万人分で「新たに3人の感染が判明し、市内全体で合わせて223人の感染が確認され、(引用つづく
1
18
34
このスレッドを表示

Twitterを使ってみよう

今すぐ登録して、タイムラインをカスタマイズしましょう。
By signing up, you agree to the Terms of Service and Privacy Policy, including Cookie Use.
画像
画像
画像
画像
画像
画像

トレンド

いまどうしてる?

ニュース
ライブ
小室圭さんが帰国へ 27日午後に日本到着予定
日本のトレンド
注射の10倍の効果
メジャーリーグベースボール · トレンド
#全部で30球団
1,381件のツイート
時事メディカル
3 時間前
梅毒による目の病変~早期発見・治療が重要~
with編集部
昨日
声優・内田雄馬「かつては姉・内田真礼に対して嫉妬の塊だった」ライバルへの嫉妬心と、それに対する向き合い方語る