⑩-2
具体例としては着床前診断preimplantation genetic diagnosis (PGD)におけるallele drop out (ADO)がある。受精卵から細胞をひとつだけ吸ってくると、そこには全ゲノムがひと揃いあるはずである。対になっているアレルは2コピー、そうでないものは1コピー存在することになる。
①
>先にRTした
van Schaik氏(UKのBirmingham Univ. Institute of Microbiology and Infectionの所長)経由で知った、オーストラリアのクイーンランド大学のMackay氏のブログ。
リアルタイムPCRの偽陽性やCt値問題について、事実上、問題にならないと述べている。
https://virologydownunder.com/the-false-positive-pcr-problem-is-not-a-problem/…
⑦-2
幾度となく書いてきたが、PCR(とその他の核酸増幅検査)には性能差がある。
感度は本来は特異度と対になる統計用語であり、それに影響するのがLOD(Limit Of Detection)である。検査系の鋭敏さについて、俗に「感度が高い/低い」と語られるが、「LODが小さい/大きい」と言うべきである。