国公立大学・難関私立大学をはじめ、
あらゆる進学希望を叶える確かな実力を養う。
特進コースでは「教科等横断的な視点を持つ」ことが求められている昨今の教育改革の状況に鑑み、
5教科を中心にすべての教科をバランスよく学習します。
1年次は基礎力養成期と位置付けています。中学までの学習内容に関する定着具合には個人差があるため、
各生徒の状況に応じてサポートできるよう、Ⅰ類・Ⅱ類に分けて授業を展開しながら、教科の学習と並行して進路の学習についても支援。
そうした学習の中で各自の進路目標を設定し、2年次からの在籍エリアを選択します。
2年次からは「キャリアフロンティア特進エリア」「キャリアプログレス特進エリア」のどちらかのエリアを選択し、学習していきます。「キャリアフロンティア特進エリア」は国公立大学への進学を主な目標に設定し、
「キャリアプログレス特進エリア」は難関私立大学への進学を主な目標に設定しています。
そして、その目標の達成のために「受験における基礎基本」を2年次に定着させ、3年次に実践力を養成します。
特進コースのポイント
基礎から応用までの幅広い学力を修得するための
学習方法を短期間で集中的に学ぶ「学習合宿」
1年次は7月に3泊4日、2年次は3月、3年次は12月にそれぞれ2泊3日で実施します。
基礎問題は「パターン化できる問題」と位置付け、それらに対応するために必要な反復練習を行います。また、応用問題は「その場で考えて解決する問題」と位置付けており、対応するためには一つひとつの課題に対し、状況を整理して解決方法を導く練習が必要なので、それを実践します。
さらに学習合宿では、1コマ50分という時間制限を取り除き、これらの問題を解決する学力を修得するためのプログラムを用意しています。
国・数・英・理・社5教科の入試即応力を養う「夏期講座」を実施
夏期講座は7月下旬に実施します。
通常の授業では「教科書の内容を進める」「新しい内容を教える」ことに重点を置いた授業展開になりますが、この夏期講座では「学んだ内容を活用する」ことに重点をおいた演習が中心になります。
学んだ知識を定着(インプット)させることがうまくできていても、ふだんからその知識をしっかり活用(アウトプット)する練習をしておかないと模擬試験や入学試験には対応できません。それらの課題に対応できるような実践練習をこの期間に集中して行います。
特進コースが「大切」にしている3つのこと。
特進コースが「大切」にしていることを紹介します。
中学生の皆さんにも関係する内容があると思います。受験校を決める際の参考にしてください。
ミスマッチ解消のため
目標を明確にする「進路学習」 を
本コースには学習強化策として「学習合宿」「放課後の補講」がありますが、「なぜ勉強をするの?」という問いに、「いい大学に入れば就職も将来有利になる」などと、漠然とした理由で学習を進めるべきではありません。今、大学中退率や社会人の離職率が高い傾向にあります。理由はさまざまですが、目的もなく勉強していった結果、ミスマッチが生じている可能性があります。それを避けるために重要なのが進路学習です。まず目標を考え、それに向けて勉強しましょう。
●なぜ勉強を頑張るのか、めざす目標を考える
●目標ができれば、毎日の勉強がもっとはかどる
振り返り学習を行い
次の壁を乗り越ていこう
1年次に3回、2年次に4回、3年次に6回受験する模擬試験(進研模試)や定期試験を行いますが、その結果に一喜一憂しないでください。一度の成功で歩みを止めれば、必ず壁にぶつかります。自分自身が少しでも成長するために、「何が良かったのか」「なぜ結果が悪かったのか」「次にどう改善できるのか」を常に考え、成長することを忘れてはいけません。成長を実感できれば、勉強がもっと楽しくなります。前向きに、少しずつできることを増やしましょう。
●常に考え、対策を練り行動し、壁を乗り越える
●一つひとつ、できることを増やしていく
思考力を高めるため
全ての教科を大切にすること
国公立大学をめざすなら全教科を、私立大学をめざすなら科目を絞って勉強するという一般論は、もう過去のものです。これから受験で高得点を獲得するためには、今まで以上に「教科横断的な視点」を持つことが重要で、科目別に必要な思考力が求められています。例えば、数学では長文を正確に読み取る国語力が、国語では長文整理の際に数学的思考が必須となります。高得点獲得のために、全教科を頑張る姿勢を持っておきましょう。
●受験科目数に関係なく、全教科科目を大切にする
●横断的な視点を持つため、全教科を頑張る
「できることが増えた!」と成長を実感してもらえる授業を心掛けています。
生徒が「今日の授業で〇〇ができるようになった!」と成長を実感してもらえる授業を心掛けています。一つひとつできることを増やす中で、将来の目標を見つけてほしいと思っています。
数学担当
好きな授業は「数学」
考える力が身につきました。
数学の授業では、新しいことを学ぶだけでなく、初見の問題にチャレンジする時間があります。未知の問題にも諦めず、考えて解決する力がつきました。
3年 特進文系Bコース
→ 独立行政法人大学入試センター