投資ジャーナルの中江滋樹元会長が死亡 アパート火災

東京都葛飾区で20日、アパートの一室が燃え、焼け跡から遺体が見つかった火災があり、警視庁亀有署は25日、遺体の身元について投資コンサルタント会社「投資ジャーナル」の中江滋樹元会長(66)と明らかにした。
中江元会長は1980年代に「兜町の風雲児」と呼ばれ、約8千人の一般投資家らから株式投資のためとして約584億円を集めた。うち約18億3千万円について詐欺罪に問われ、89年に懲役6年の実刑が確定した。
亀有署によると、近年はアパートで一人暮らしだったという。遺体は損傷が激しかったが、同署が歯型などを調べ身元を特定した。出火原因はたばこの不始末の可能性があるという。