CATEGORY:考察 ラジオ、無線関係
楽しみながら強くなれる!田村装備開発(株)の『ガチタマTV』!
2019年06月09日
PRC152 と148の違い(現行バージョン)
こんばんは、まーもんです。
(※この記事はPC表示/デスクトップ版表示推奨です)
今回は誰もが一度は疑問に持ったことがあるであろう、PRC152と148の違いについて調べて見ました。

ミリフォトを見ていると152と148、両方を使っている写真をたくさん見かけます。2つの違いについて日本語で調べて見ても手に入る情報は大抵、「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」といった類の内容です。
しかしどの情報にも根拠となる情報源等が皆無だったので今回調べてみました。
ですので今回の考察の目的は、「現行のPRC148と152の違いとそれぞれの運用方法の検証」とします。
※この記事の内容は、私がネットで手に入る内容から考察して書いたものですので、あくまで私個人のの意見とさせていただきます。また自分自身無線の知識は全く持ち合わせていない素人ですので、この記事の目的はざっくりとした概要:イメージを掴む事とします。
「そういう見解もあるんだなー」程度に受け取っていただければと思います。

なお本項の無線のスペックや電波の説明の項目は
"UNITED STATES MARINE CORPS COMMUNICATION EQUIPMENT B191716 STUDENT HANDOUT"→ https://www.trngcmd.marines.mil/Portals/207/Docs/TBS/B191716%20Communication%20Equipment.pdf
を参考にしています。
まず両方のデバイスの基本的なスペックから見ていきます
・AN / PRC-152ラジオセット

o 2種類のバージョン(V1)、外部GPSなし(USMC版)および(V2)外部GPSあり。
o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
o周波数範囲:(VHF、UHF、UHF SATCOM)30-
511.999 MHz
99個のプログラム可能なシステムプリセット
o両方のDAMA(Demand Assigned)で動作可能
多重アクセス)および専用SATCOMチャンネル
音声とデータの両方の通信が可能
o毎秒100チャンネルで2320の利用可能なチャンネルでSINCGARS周波数ホッピングが可能
水深2メートルまでの防水(特殊作戦部隊が使用する20メートルのバージョンもあり)
o電源:充電式リチウムイオン(Li-ION)電池
o電力出力:0.25、2、5ワット(電力増幅器を利用して50ワット)
・重量:1,17kg。 (電池付き)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
・AN / PRC-148ラジオセット

o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
周波数範囲:(VH、F、UHF、UHF SATCOM)30- 511.999 MHz
o 音声とデータの両方の通信が可能
10のプログラム可能なグループ、1グループあたり16のチャンネルo 2320でSINCGARS周波数ホッピングが可能
毎秒100チャンネルの利用可能なチャンネル
マリタイム バージョン(V1)は19,6メートルまで潜水可能。
アーバンバージョン(V2)は最大1,8メートルのまで潜水可能
・電源:BA-5123(3 VDC)
Oの出力:0.1、0.5、1、3または5ワット
・重量:900g~1.8kg、(電池の種類と付属品
依存)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
わかりづらいので主な点のみ比較表にしてみました。

上のスペックだけ見ても??だと思いますので、項目ごとに見ていきます。
上記の赤字の部分のVHFやUHFというアルファベットがあります。これらは無線において使用される特性の違う波長帯の名称です。米軍の無線通信では用途によってこれらの波長帯を使い分けています。
通常、歩兵大隊無線通信機器は以下の3つの周波数スペクトルで送信します:HF / VHF / UHF
High frequency (HF): 2 to 29.999 MHz
Very high frequency Low band (VHF Low): 30 to 89.999 MHz
Very high frequency High band (VHF High): 90 to 224.999 MHz
Ultra high frequency LOS/SATCOM (UHF): 225 to 511.999 MHz
・VHF
-特性-
回折により見通し線(LOS)をわずかに超えて伸びる
または大気による信号の屈折がある。
信頼できる通信の範囲は通常40 km以下であり、多くの場合、
ラジオにより左右される。また地形や大気の状態により距離が変化する。
-使用方法-
ほとんどの場合大隊内での交信に使用。
・UHF (LOS)
-特性-
完全に見通しのきく(見通し線が通っている)必要がある。(LOS)。
UHFのため、障害物の周りを曲げることができない
波長はとても小さい。
航空機がLOS内で十分な高さである限り、更新可能距離は500 kmを超えて伸ばすことも可能。
-使用方法-
地上から航空機への通信
航空機から地上への通信
-特性-
・UHF (SATCOM)
地上と衛星とで交信することが可能。
高速の音声とデータ通信に使用される。
-使用方法-
長距離の戦略的交信に使用。
5Kまたは25KのDAMAチャンネルにアクセスする。
これを見ると152も148も交信できる距離や波長特性も変わらないことがわかります。
つまり148でも152でも大隊内での通信はできて、航空機との通信もできて、衛星データ通信もできる ということです。
※ただしこの見解は現行のPRC148にしか適応されません。改修前、つまり2012年以前のPRC148では飛ばせる電波の周波数が異なったようです。改修前と改修後の148の違いについて説明していきます。
2013年の記事を見てみると「PRC152が148に取って代わる」と行った記事がありました。https://www.shadowspear.com/2013/04/civil-affairs-an-prc-152/
この記事で述べられているPRC148はJTRSにアップグレードされる前の旧型の148です。
Joint Tactical Radio System (JTRS) とは米軍の新型無線の波形モデルで、兵士の持つ携帯型無線の電波を新しいものに置き換える計画です。
→https://ja.wikipedia.org/wiki/統合戦術無線システム (日本語版は内容が十分ではないため英語版ウィキをお勧めします。)
この計画では当初既存の旧型148に変わり152に置き換える予定だったようです。
https://www.militaryaerospace.com/rf-analog/article/16720409/harris-wins-400-million-contract-to-replace-legacy-us-special-operations-radio-equipment
またこの記事によると2012年にHARRISが400億円の契約を勝ち取ったと書いてあります。やはりSOCOM側としても旧式の148を破棄して152に置き換える計画であったようですね。

しかし計画が変更になり、PRC148はこのJTRSに対応するためのアップグレードを開始しました。このアップグレードはフロントパネルと COMSEC コントロールハードウェアアッセンブリを交換することでJTRSに対応させるものです。
アップグレードは2015年に開始され、2017年には全てのJTRS対応アップグレードが完了しているそうです。
既存のデバイスをユニット交換で使用し続けることができるなら、そっちの方が安上がりですしね。
ちなみにJTRSに対応している148をPRC148 JEMといいます
したがって現在運用されているPRC148 JEMはJTRSに対応しており、152も同様にJTRSに対応しています。
以上を踏まえて、現状上記2点の無線機の相違点は GPS内蔵か否か という点です。それ以外はほとんど差はないです。152にブーストモードがあるくらいです。
そう考えていくと現状のSOCOM傘下の部隊の運用も納得できる気がします。Marsocにおいて言えば、近年の訓練等で見られるMSOTの隊員はほとんどが148を携行しています。
なぜ148が多いのか? それは先述した通り148は152が導入される以前から使用されており、改修を経て使用されています。つまり昔から使用されている148が多いのは筋が通ります。




そして今度は152についてです。これを考えるのはかなり難解で、
・時期
・オペレーターの所属、役割、資格
・そのラジオはどこの所持品なのか
・その時の使用されているエリア
・使用区域でどのようなネットワークが設定されているか
等により異なります。
ですので今回は以下の2点に絞って考えて見ます。
①SOCOMの支給要件
②隊員の役職、役割、資格
まず①ですが、先ほど148の項で記述した通りレイダースでは148を改修するなり、新規購入するなりして多く使用しています。ただ152もSOCOMへの納品数を見るとかなりの数が納品されています。ですので時期的なタイミングで152が納品され、支給された可能性があります。
②152を携帯する必要のある人を考えて見ましょう。
1,チームリーダー:大隊内無線の他にHQとの交信を行う。
2,エレメントリーダー?;チーム内でもエレメントごとに分かれる状況があった場合に必要?ここは憶測です。
3,JTAC:当然のことながらCAS要請の際に別途無線交信が必要。
4,FAC:JTACの上位互換に当たる資格保持者です。元パイロットという経歴を生かし、航空支援を地上とパイロット両方の視点からコントロールします。
上記のような隊員が152と148のデュアル無線の可能性が高いです。



※ただ詳しい方からの情報で”152のGPSはそんなに重要なファクターではない”との情報もあります。単純に追加の無線を持つ場合は152といった理由の可能性もあります、、、、、
他にも要因はたくさんあるかとは思いますが、手持ちの情報から考えられるのはこの辺りです。
ただやはり「ラジオをデュアル運用している隊員は148と152のデュアル運用が基本」という事実は写真等を見ていても、ほぼ間違いなさそうです。
したがって「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」という通説に関しては、正しい可能性もあるし誤りである可能性もあるという結論に至りました。
まとめ
・現行タイプのPRC148とPRC152の違いは内蔵GPSユニットの有無。
・様々な要因があり、所持するラジオが決まる。現状断定しうるだけの根拠が乏しい。
・とりあえずここ数年のレイダー装備をするならアーバンコネクタの148使っとけば間違えない。
、、、結局全然解決してねーじゃんかよ!って皆さん。 その通りです!

以上堅苦しい内容になってしまいましたが、わりと頑張って調べました。
情報協力してくださったデドマンさん、ちょっぱーさん、ありがとうございました。
(※この記事はPC表示/デスクトップ版表示推奨です)
今回は誰もが一度は疑問に持ったことがあるであろう、PRC152と148の違いについて調べて見ました。
ミリフォトを見ていると152と148、両方を使っている写真をたくさん見かけます。2つの違いについて日本語で調べて見ても手に入る情報は大抵、「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」といった類の内容です。
しかしどの情報にも根拠となる情報源等が皆無だったので今回調べてみました。
ですので今回の考察の目的は、「現行のPRC148と152の違いとそれぞれの運用方法の検証」とします。
※この記事の内容は、私がネットで手に入る内容から考察して書いたものですので、あくまで私個人のの意見とさせていただきます。また自分自身無線の知識は全く持ち合わせていない素人ですので、この記事の目的はざっくりとした概要:イメージを掴む事とします。
「そういう見解もあるんだなー」程度に受け取っていただければと思います。
なお本項の無線のスペックや電波の説明の項目は
"UNITED STATES MARINE CORPS COMMUNICATION EQUIPMENT B191716 STUDENT HANDOUT"→ https://www.trngcmd.marines.mil/Portals/207/Docs/TBS/B191716%20Communication%20Equipment.pdf
を参考にしています。
まず両方のデバイスの基本的なスペックから見ていきます
・AN / PRC-152ラジオセット
o 2種類のバージョン(V1)、外部GPSなし(USMC版)および(V2)外部GPSあり。
o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
o周波数範囲:(VHF、UHF、UHF SATCOM)30-
511.999 MHz
99個のプログラム可能なシステムプリセット
o両方のDAMA(Demand Assigned)で動作可能
多重アクセス)および専用SATCOMチャンネル
音声とデータの両方の通信が可能
o毎秒100チャンネルで2320の利用可能なチャンネルでSINCGARS周波数ホッピングが可能
水深2メートルまでの防水(特殊作戦部隊が使用する20メートルのバージョンもあり)
o電源:充電式リチウムイオン(Li-ION)電池
o電力出力:0.25、2、5ワット(電力増幅器を利用して50ワット)
・重量:1,17kg。 (電池付き)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
・AN / PRC-148ラジオセット
o伝達範囲:
VHF - 0から8km。
UHF LOS - (見通し線)に依存
UHF SATCOM - 35,680km(音声通信のみ大気条件の影響を受ける)
周波数範囲:(VH、F、UHF、UHF SATCOM)30- 511.999 MHz
o 音声とデータの両方の通信が可能
10のプログラム可能なグループ、1グループあたり16のチャンネルo 2320でSINCGARS周波数ホッピングが可能
毎秒100チャンネルの利用可能なチャンネル
マリタイム バージョン(V1)は19,6メートルまで潜水可能。
アーバンバージョン(V2)は最大1,8メートルのまで潜水可能
・電源:BA-5123(3 VDC)
Oの出力:0.1、0.5、1、3または5ワット
・重量:900g~1.8kg、(電池の種類と付属品
依存)
・暗号ユニット:内部COMSEC(タイプI)
タイプIII DESおよび米国NSAが承認
わかりづらいので主な点のみ比較表にしてみました。
上のスペックだけ見ても??だと思いますので、項目ごとに見ていきます。
上記の赤字の部分のVHFやUHFというアルファベットがあります。これらは無線において使用される特性の違う波長帯の名称です。米軍の無線通信では用途によってこれらの波長帯を使い分けています。
通常、歩兵大隊無線通信機器は以下の3つの周波数スペクトルで送信します:HF / VHF / UHF
High frequency (HF): 2 to 29.999 MHz
Very high frequency Low band (VHF Low): 30 to 89.999 MHz
Very high frequency High band (VHF High): 90 to 224.999 MHz
Ultra high frequency LOS/SATCOM (UHF): 225 to 511.999 MHz
・VHF
-特性-
回折により見通し線(LOS)をわずかに超えて伸びる
または大気による信号の屈折がある。
信頼できる通信の範囲は通常40 km以下であり、多くの場合、
ラジオにより左右される。また地形や大気の状態により距離が変化する。
-使用方法-
ほとんどの場合大隊内での交信に使用。
・UHF (LOS)
-特性-
完全に見通しのきく(見通し線が通っている)必要がある。(LOS)。
UHFのため、障害物の周りを曲げることができない
波長はとても小さい。
航空機がLOS内で十分な高さである限り、更新可能距離は500 kmを超えて伸ばすことも可能。
-使用方法-
地上から航空機への通信
航空機から地上への通信
-特性-
・UHF (SATCOM)
地上と衛星とで交信することが可能。
高速の音声とデータ通信に使用される。
-使用方法-
長距離の戦略的交信に使用。
5Kまたは25KのDAMAチャンネルにアクセスする。
これを見ると152も148も交信できる距離や波長特性も変わらないことがわかります。
つまり148でも152でも大隊内での通信はできて、航空機との通信もできて、衛星データ通信もできる ということです。
※ただしこの見解は現行のPRC148にしか適応されません。改修前、つまり2012年以前のPRC148では飛ばせる電波の周波数が異なったようです。改修前と改修後の148の違いについて説明していきます。
2013年の記事を見てみると「PRC152が148に取って代わる」と行った記事がありました。https://www.shadowspear.com/2013/04/civil-affairs-an-prc-152/
この記事で述べられているPRC148はJTRSにアップグレードされる前の旧型の148です。
Joint Tactical Radio System (JTRS) とは米軍の新型無線の波形モデルで、兵士の持つ携帯型無線の電波を新しいものに置き換える計画です。
→https://ja.wikipedia.org/wiki/統合戦術無線システム (日本語版は内容が十分ではないため英語版ウィキをお勧めします。)
この計画では当初既存の旧型148に変わり152に置き換える予定だったようです。
https://www.militaryaerospace.com/rf-analog/article/16720409/harris-wins-400-million-contract-to-replace-legacy-us-special-operations-radio-equipment
またこの記事によると2012年にHARRISが400億円の契約を勝ち取ったと書いてあります。やはりSOCOM側としても旧式の148を破棄して152に置き換える計画であったようですね。
しかし計画が変更になり、PRC148はこのJTRSに対応するためのアップグレードを開始しました。このアップグレードはフロントパネルと COMSEC コントロールハードウェアアッセンブリを交換することでJTRSに対応させるものです。
アップグレードは2015年に開始され、2017年には全てのJTRS対応アップグレードが完了しているそうです。
既存のデバイスをユニット交換で使用し続けることができるなら、そっちの方が安上がりですしね。
ちなみにJTRSに対応している148をPRC148 JEMといいます
したがって現在運用されているPRC148 JEMはJTRSに対応しており、152も同様にJTRSに対応しています。
以上を踏まえて、現状上記2点の無線機の相違点は GPS内蔵か否か という点です。それ以外はほとんど差はないです。152にブーストモードがあるくらいです。
そう考えていくと現状のSOCOM傘下の部隊の運用も納得できる気がします。Marsocにおいて言えば、近年の訓練等で見られるMSOTの隊員はほとんどが148を携行しています。
なぜ148が多いのか? それは先述した通り148は152が導入される以前から使用されており、改修を経て使用されています。つまり昔から使用されている148が多いのは筋が通ります。
そして今度は152についてです。これを考えるのはかなり難解で、
・時期
・オペレーターの所属、役割、資格
・そのラジオはどこの所持品なのか
・その時の使用されているエリア
・使用区域でどのようなネットワークが設定されているか
等により異なります。
ですので今回は以下の2点に絞って考えて見ます。
①SOCOMの支給要件
②隊員の役職、役割、資格
まず①ですが、先ほど148の項で記述した通りレイダースでは148を改修するなり、新規購入するなりして多く使用しています。ただ152もSOCOMへの納品数を見るとかなりの数が納品されています。ですので時期的なタイミングで152が納品され、支給された可能性があります。
②152を携帯する必要のある人を考えて見ましょう。
1,チームリーダー:大隊内無線の他にHQとの交信を行う。
2,エレメントリーダー?;チーム内でもエレメントごとに分かれる状況があった場合に必要?ここは憶測です。
3,JTAC:当然のことながらCAS要請の際に別途無線交信が必要。
4,FAC:JTACの上位互換に当たる資格保持者です。元パイロットという経歴を生かし、航空支援を地上とパイロット両方の視点からコントロールします。
上記のような隊員が152と148のデュアル無線の可能性が高いです。
※ただ詳しい方からの情報で”152のGPSはそんなに重要なファクターではない”との情報もあります。単純に追加の無線を持つ場合は152といった理由の可能性もあります、、、、、
他にも要因はたくさんあるかとは思いますが、手持ちの情報から考えられるのはこの辺りです。
ただやはり「ラジオをデュアル運用している隊員は148と152のデュアル運用が基本」という事実は写真等を見ていても、ほぼ間違いなさそうです。
したがって「148は部隊内、部隊間での通信、152はHQ等との通信に使う」という通説に関しては、正しい可能性もあるし誤りである可能性もあるという結論に至りました。
まとめ
・現行タイプのPRC148とPRC152の違いは内蔵GPSユニットの有無。
・様々な要因があり、所持するラジオが決まる。現状断定しうるだけの根拠が乏しい。
・とりあえずここ数年のレイダー装備をするならアーバンコネクタの148使っとけば間違えない。
、、、結局全然解決してねーじゃんかよ!って皆さん。 その通りです!
以上堅苦しい内容になってしまいましたが、わりと頑張って調べました。
情報協力してくださったデドマンさん、ちょっぱーさん、ありがとうございました。