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  • 近代デジタルライブラリーでどうでもいいことを調べて遊ぶ

    2014-09-18 10:01

    近代デジタルライブラリーとは、著作権が切れた三十五万冊ほどの書籍を、画像データとして読むことが出来るサービスである。

    http://kindai.ndl.go.jp

    近代デジタルライブラリーの遊び方はいろいろあるんだけ、俺がたまにやるのが、"苛烈"とか"腕力"あるいは"硝酸" などといった微塵も興味ない単語を検索するというものだ。

    例えば"腕力"で検索すれば、次のような最高の文字列と出会うことができる。


    それだけでなく、どうでもいい情報も知ることが出来る。

    "腕力"で出てきた書籍を適当に読んでいくと、母の日の起原みたいな話が出てくる。



    時代は明朗 燕昇司和平 著 燕昇司出版部 昭和一一(一九三六)年 1936

    wikipedia だと日本で母の日が普及しはじめたのは昭和に入ってからってことになっているけど、明治45年あたりからそこかしこでイベントは開催されていたようだ。

    それじゃこの母の日がどういう経緯で入ってきたのかというと、恐らくワナメーカー経由だと思う。ワナメーカーは百貨店の経営者で、マーケティングの先駆者として有名、日本では明治あたりから商売で成功した人として人気が高かった。

    このワナメーカーが1908年に「母の日の礼拝」を開催している。当時の通信事情を考えると、その4年後の明治45年にワナメーカー経由で「母の日」が日本に入ってくるのは不思議な話ではない。それでは根拠を探すために"ワナメーカ"で検索すると……といったように、無限に遊び続けることが出来る。

    こんなことをしても、特に得るところはないのだが、暇つぶしとしてはかなり楽しい。
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  • 電子書籍は趣味としてのレベルが低い

    2014-09-08 12:033

    俺は多分だけど普通の人よりは電子本を読んでいる。Palm で聖書やら青空文庫を読んだりしたのが始まりで、それから今までずっと電子本を読んでる。

    その上で思うのは、電子書籍を趣味として見ると、かなりレベルが低いということだ。

    レベルが低いというより、懐の深くない趣味というほうが適切かもしれないけど、とにかく懐が深くレベルの高い趣味は、行為が単体で存在するのではなくて、行為の周辺も娯楽になり得る。電子書籍はそういうのがほとんどない。

    『電子書籍 読書環境』(環境だと環境関係の書籍が出てくるため)『ゲーム 環境』で画像検索すると一目瞭然で、電子書籍は、ぼんやりしたイメージ、あるいはタブレットを使ってる金髪とゴミ捨て場しか出てこない。




    一方のゲームは、大量のモニタ、スピーカーなど具体例が普通に出てくる。


    最高のゲーム環境を整えようとすると、いくら金を注ぎ込んでも終りがない。ところが電子書籍の場合は、かなりショボい環境しか作ることが出来ないし、すぐ終わる。高級モニタを用意し、ページめくり用の押し心地の良いボタンを購入するくらいが関の山だろう。

    kindle などの電子書籍プラットフォームだと状況はさらに悪く、恐らく販売元は超絶環境を想定してアプリケーションを作っていない。その上、読書には視点移動の距離も関係してくるので、高級モニタを用意するより、タブレットや普通のノートパソコンで読んだほうが快適という状況すら考えられる。

    現在のところ私は近代デジタルライブラリーのデータを読んでいるため、比較的自由な環境を作ることができる。それでも最高の読書環境というのは、想像できてしまう程度のものだ。

    趣味を楽しむための環境作りというのはあくまで一例で、趣味としてみると全般的に電子書籍はショボい。ゲームにしろ魚釣りに将棋にしろ、趣味で遊んでいない時間も、周辺環境を整え、物品を収集し、情報を集めるなど、様々な方法で楽しむことができる。

    紙書籍は他の趣味と同じように、読んだ後や読んでいない時間も楽しむことが出来る。すでに紙書籍は全て処分してしまったくらいだから、私自身は愛書家としてのレベルのが著しく低い。それでも糸閉じで活版、さらに角背の書籍が好きだといった好みはあった。新しい古書店を発掘し、どういった本棚が最も効率的なのかと考え、読み終った書籍を片っ端から人にあげてしまうという楽しみもある。

    ところが電子書籍では、読んでいない時間も楽しいという状況を作ることがほぼ出来ない。無理すると色々あるんだけど、無理しないといけないし、普通の人は無理なんかしたくないし、それでも無理して遊んでいると、そももそ無理してまで遊ぶ必要があるのかとか様々な疑問が出てくる。

    なんで電子書籍がこういう状況なのかよく分からないのだが、もう少し趣味としてマシになって欲しいというようなことをたまに思う。


  • みんなが当たり前にスマホを持ち歩いてるけど

    2014-09-05 11:012

    通信会社の料金体系が原因で、スマホの明確な値段ってあんまり意識できないようになっているけど、実際のところわりと高い。ちょっと良いモデルだと、だいたい5万から10万円くらいする。

    そして最近の人は携帯を持ち歩く。だから常に5万から10万円くらいするものを、携帯して歩行していることになる。中高生もスマホを持っていたりするので、中高生も常に5万から10万円くらいするものを携帯して歩行している。

    昔からそこそこ高い時計やら諸々を携帯していた人はいたけれど、それは生活に余裕のある大人の話であって、その辺の小汚い中高生や生活ギリギリ破たん寸前の人が5万から10万円くらいする商品を持ち歩いていたとは考えられない。さらにそういう高額商品を3年弱で買い替え続けるっていうのも、昔ならありえない行為だと思う。

    こういう話って若者がスマートフォンを利用するから CD が売れないとかなんとかって話につながりがちだけど、俺は単純に高額な商品を誰もが持ち歩いてるっていう状況が変だと思う。実際にこういう状況なのだから現実なんだけど、まあ変だ。

    もちろん変な状況っていうのもは昔からあって、明治のある時期のある場所では、帽子を被っていない男は変人か教育のないカスみたいな感覚があった。この写真とか見るとほとんどの男性が帽子を被っているのが、よく分かる。



    https://teachme.jp/contents/22237

    これもかなり変な状況で、日本は気候的にあまり帽子が向いてない。だから今の人は、あんまり帽子を被らない。つまり日本の男たちは我慢して帽子を被っていたわけで、なんともおかしな状況だ。

    みんなが帽子をかぶっている理由は、真面目に調べたことないからあんまし詳しくないけど無理して書くと海外のマナーが間違って伝わったり、西洋化政策だったり、とにかくいろんな要素がある。ただし俺が言いたいのは、そういうことではなくて単純に変だということです。

    変なら悪いのかというと、そういうわけではなくて、もちろん俺だってスマホを持ち歩いているし、明治に生れていたら帽子を被ってた気がする。

    そういう価値判断とは別の話で、自分でも知らないうちに変な状況に慣れてる時があるってことは、認識しておいても損しない気がするのです。