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大量の電子書籍をスマートフォンで快適に読む(ソフトウェア編)
優れた電子書籍端末とは?
続き。
優れた電子書籍端末は、読みたい書籍を簡単に見つけることが可能で、高速に読むことが出来る。
近代デジタルライブラリーの書籍のほとんどはモノクロで小汚い。そのため電子書籍ビューワーなどによくある本棚機能を使って、書籍を認識することが出来ない。ファイル名一覧で開いていくにしても、こういうのがズラズラ並ぶのを見ていると胸が悪くなってくる。
そんなわけでパソコンと同じく全ファイルから検索し、読みたい本が発見できる環境を作っていく。
ファイル名
Android 向けにファイルを作っていく。
パソコンではテキストファイルを逐次検索をし該当するキーワードを含む書籍を開いているのだが、さすがに Android でそれをするのは荷が重い。ここはインデックス型の検索アプリで対処する。
残念ながらテキストファイルの内容までインデックス化してくれるアプリがなかったため、ファイル名になるべく多くの情報を入れていく。書誌情報が記入された biblio.txt があるので、そこからファイル名を生成していく。
biblio.txt には、『書名,副題,作者,作者2,出版社,出版年』という情報と、目次が書かれている。一例を出すとこうだ。
氷海の冒険児 エドガー・アラン・ポオ 原作[他] 文陽社 昭和二三(一九四八)年 1948
標題 / (0003.jp2)目次 / (0007.jp2)まえがき / 5 (0009.jp2)一章 海の洗禮 / 7 (0010.jp2)あらしの中のボート / 9 (0011.jp2)海の男の洗禮 / 14 (0014.jp2)船底のかくれ場所 / 17 (0015.jp2)奇怪な惡夢 / 24 (0019.jp2)おそろしい不安 / 29 (0021.jp2)くらやみの中の手紙 / 34 (0024.jp2)狂いだした猛犬 / 39 (0026.jp2)船員の暴動 / 44 (0029.jp2)オーグスタの冒險 / 50 (0032.jp2)惡漢の仲間割れ / 54 (0034.jp2)ぼくらの計畫 / 59 (0036.jp2)奇怪な亡靈 / 64 (0039.jp2)惡漢のさいご / 70 (0042.jp2)大暴風雨中の破船 / 73 (0043.jp2)水地獄からのがれて / 80 (0047.jp2)二章 漂流苦とたたかう / 87 (0050.jp2)死神の帆船 / 89 (0051.jp2)生命への執着 / 94 (0054.jp2)漂流日記 / 98 (0056.jp2)ジエーン・グイ號 / 110 (0062.jp2)强風におし流される / 118 (0066.jp2)ペンギン鳥とアホウドリ / 123 (0068.jp2)海の郵便局 / 128 (0071.jp2)壯快なアザラシ狩り / 133 (0073.jp2)三章 南氷洋の冐險 / 137 (0075.jp2)南氷洋に近づく / 139 (0076.jp2)氷海を突進 / 142 (0078.jp2)ふしぎなやばん人 / 149 (0081.jp2)奇怪な川の水 / 158 (0086.jp2)めずらしい村のようす / 162 (0088.jp2)すさまじい大變事 / 170 (0092.jp2)大危險 / 177 (0095.jp2)やばん人の惡だくみ / 182 (0098.jp2)船をおそうやばん人 / 184 (0099.jp2)生と死の間 / 188 (0101.jp2)おそいかゝるやばん人 / 195 (0104.jp2)九死一生 / 200 (0107.jp2)奇怪な「ふしぎの國」 / 204 (0109.jp2)あとがき / 212 (0113.jp2)Android ではファイル名に使えない文字が『< > : # ? " / \ |』のみ、長さの制限もないらしい。それなら目次データ含めてファイル名にしてしまえば良いと考えたのだが、ファイルシステムの制限なんかを考えて、ファイル名は100文字以内に収めることにする。
目次を除いた一行目をファイル名としても良いのだが、『伝染ニヨル以外ノ後天性ノ総テノ病ノ根本原因ハ眼ニアリ. 第1巻 (総論) 西村美亀次郎 著 西村美亀次郎 昭和一六(一九四〇)年 1941.zip』などといった異常なファイル名になる可能性がある。さらにbiblio.txtの情報元のサイトが、名前などのフォーマットが統一されていないため『太田柏露』『小林,永濯』などといった差異も発生する。
そんなわけで記号などを削除し、フォーマットを概ね同じに直した後に、必要な情報のみをファイル名に使用する。やり方はいろいろあるんだろうが、私はプログラムができないため、下みたいな強引な方法でなんとかした。head -n 1 biblio.txt | tr -d '(,-)[]著述口演' | tr -d ':' |sed 's/. //g' | sed 's/\/ //g' |sed 's/ / /g'| sed 's/ : /:/g'| awk -F" " '{ print $2 " " $3 " " $1 " " $NF}これで『作者名_書名_出版年』という情報を抜き出すことができる。
ファイルの圧縮
次にファイルの圧縮、128GB に全ての電子書籍ファイルを収め、しばらくの間は増える本にも対処できるようにする。
書籍が増えるペースは、だいたいこういう感じ。
1年間弱はこの環境で乗り切りたいので、最低でも300冊分の空き容量を確保する必要がある。そんなわけでいろいろ計算してなんとかした結果を表にすると、だいたい次のようになる。
本来なら元ファイル、パソコン、Android で使用可能年月を合わせたかったのだが、128GB では限界がある。ただしいざとなれば、内蔵ディスクが10Gほど余っているため、実質的には500冊程度は追加可能だろう。
容量を減らすため、まず画像サイズを減らす。
元ファイルは 4021×2794 トリムしたものは 2384×1680 ある。スマホの解像度が 1280 x 720 なので、横 1440pixlに統一する。ページを自動分割すると、このサイズでちょうど良い。出来ればもう少し大きくしたいところだが、容量の関係で仕方がない。Mac だと sips というコマンドで、画像ファイルの大きさを簡単に調整することができる。
hsips --resampleWidth 1440 a.jpg --out gazo/
画像の圧縮は jpegoptim を使う。詳しいことは知らないが、とにかく奇麗に圧縮してくれる。
jpegoptim -m80 a.jpg
これだとほぼ劣化なしに、三割くらい容量が減る。
『ファイル名』で書いたスクリプトと、圧縮で紹介したソフトで、『作者名書名出版年.zip』というファイルを作り、microSDXC にコピーする。2000冊分で3時間もあれば圧縮とコピーが終る。アンドロイド端末のソフトウェア
パソコンと同じように、検索して電子書籍を開くという環境を作る。
まず必要なのが検索アプリで、私が試した範囲内だと、ファイル検索は次のアプリが一番性能が良かった。
microSDXC と内蔵ストレージに存在する全ファイルを対象に、ファイル名で検索してくれる。それ程速くもないmicroSDXC に2000以上の書籍ファイルを入れているのだが、文字を入力した瞬間には検索が終っているくらいに速い。
パソコンの環境と比べると、検索の精度はかなり劣るものの、必要にして十分といった感じ。
読むためのアプリは、定番の Perfect Viewer を選んだ。かなり細かい部分まで設定が可能で、自分の読み方にあった使い方ができる。
当然ながら、ハードウェアキーに機能を割り当てることも可能だ。
あとはアンドロイドで読んだ履歴と、書いたメモを同期すれば完成なんだけど、それについては後日書きます。
さらに拡大した状態と、その位置を維持したまま、次ページに移動できる。余白の多い近代デジタルライブラリーのファイルを読むのに適している。様々なコミックビューワーを試してみたが、私の用途にはこれが一番合っていた。
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大量の電子書籍をスマートフォンで快適に読む(ハードウェア編)
大量の電子書籍をスマートフォンで快適に読む
スマートフォンで大量の電子書籍を持ち歩き、いつでもどこでも読める環境を作ることにした。私のパソコンでの読書環境はこういう感じ、これになるべく近い環境をスマートフォンで再現する。
読む書籍は近代デジタルライブラリーで公開されている資料で、こういう風にダウンロードしている。これをいわゆる自炊ファイルという形式に変換して読む。
環境を作る方針としては次の3点になる。- パソコンの環境をスマホでなるべく再現する
- 全く同じは無理なのでパソコンとは少し違う良さも持たせる
- 今後一年間は使い続けることが出来る
結果としてはかなり最高すぎる環境となって、ディスクの容量さえ許せば5000冊くらいまでは余裕で対処できると思う。
わりと長い話になるので、- ハードウェア編
- ソフトウェア編
- 履歴同期編
みたいな感じで三つに分けることにして、今回はハードウェア編、わりと真面目に環境を構築したので、この記事はかなり長いです。
端末はスマートフォンで
Kindle なんかの電子書籍専用端末は、作ってる人が想定している読書だと快適なんだけど、そうでない使い方をするとすごく使い難い。これは kindle に限らず全電子書籍専用端末に共通で、例えば私が欲しい『片手で持ててポケットに入り外部メモリを使え超高速で閲覧し超高速で検索できる電子書籍専用端末』はこの世で販売されていない。
タブレットならば、たまにそういう機種がありそうだけど、片手で持つのが厳しい。好みの問題なんだろうけど、そもそも私はタブレットの存在意義があまり分かってない。紙の本の時代から、大きな書籍は手に持ち空中で位置を保持するのが難しいと感じていて、書見台などを導入していた。だからタブレットは机に置いて使うことになるんだけど、これだとノートパソコンのほうが読みやすいし速く読める。遅くしか読めない機械には興味があまり出ない。
紙の本を読んでいた時代には、自動ページめくり機の購入を考えていたような特殊な嗜好の持主なので、この辺りは個人の好みによるところが大きいと思うけど、とにかく私の用途にタブレットは向かない。
色々と調べてみて思ったのは、電子書籍を快適に読めるハードウェアを手に入れることができるかどうかっていうのは、残念なことに現状だと運頼みだということだ。自分の読み方に向いたハードウェアが、その時に販売されていれば買うことができるし、なければ無理という感じ、色々思うところはあるけれど、本の市場規模だとか、他の趣味とは少々違う消費のされ方などの要因もあって、仕方がない。そんなわけで現状だと最も良い電子書籍端末は、スマホということになる。スマホに付いてるカメラより性能が良い製品は大量に販売されている。音楽プレイヤーもやはり同じ、ところが電子書籍は趣味として確率していないから、片手で持てるスマホよりも優れた再生プレイヤーが販売されていない。このあたりのことはここにも書いたけど、スマホから選ぶより他ない。
スマホは人気商品で、大量の機種がある。だから自分に合った機種が存在する可能性が高い。
スマートフォン以外に用意したハードウェア
スマートフォンは後で選ぶことにして、最初に快適な読書の実現のために必要な周辺機器を購入した。
microSDXC
モバイル機器で電子書籍を快適に読む最大のポイントは、パソコンと同じライブラリを用意することだと思う。
だからその時に最大容量の製品を調べ、自分のライブラリが全て入るか計算する必要がある。無理なら諦めるし、あれば買うみたいな感じになる。
幸いなことに現在 microSDXC の最大容量は 128GGB ある。結果的に24000冊分くらいのデータを持ち運べることが分かった。
NAS を用意してストリーミングで読むというのも考えたんだけど、WiFi 経由で接続すると microSDXC 128GB のほうが概ね速いか同じくらい。ついでにNAS の環境を整えるより安くて楽で安定している。いつでもどこでもほぼパソコンで読むのと変わらない感じで読む環境をゲットするためには、まだまだ NAS でのストリーミングは微妙な気がしている。
microSDXC 自体の性能の差はあるにはあるんだけど、所詮はスマホだから誤差程度だろうということで、一番安い商品を選択した。
Team microSDXC カード UHS-1 40MB/sec (128GB)1万円以上して値段が高い気がするけど、近代デジタルライブラリーからダウンロードした古書群を買うと、microSDXC より1000倍くらい高い上に全て持ち運べないし保管する場所が必要にあなる。それ考えると安いと思う。
速度については、こんなもんです。
電子書籍を読むという用途では、十分実用的に使えている。
充電器
ワイヤレスで充電できる Qi 充電器も用意した。
Aukey Qi充電パッド(円形)
なんでワイヤレスで充電したのかというと、充電を意識したくないからで、読んでない時には充電器の上に置いておく習慣を付けてしまえば、感覚的には無限バッテリーをゲットしたような感じになる。まだ一台しか導入していないから、便利さ半減なのだけど、複数台用意しておいて部屋のそこかしこに置いておくと、ますます無限バッテリー化するような気がしている。
もう理由の一つは Micro USB を抜き差しするのが嫌だからで、一日一回接続し一回外すと考えると、最低でも年間で730回は Micro USB に触る必要がある。嫌なものに触っていると生活の質が悪くなるため、無線で充電できるようにする。こちらも安物だけど十分に使えている。
スマートフォンに求めた機能
次に本体を選ぶ。
携帯は適当に選び続け、iPhone 以降は2年使って新しいのが出た買うみたいな感じで使ってきた。そんなわけで、真面目に携帯端末を選んだことがなかったから、かなり変な部分に執着したりしているかもしれない。その辺りはご容赦願いたいところです。
まず快適な電子書籍読書に必須の Qi 充電器と microSDXC が使えるというのを絶対の条件にした。これだけで機種がかなり絞られてしまう。
その他、電子書籍専用端末として、検討したのは次の三点。- モニタ
- 丈夫さ
- 安い
モニタ
最適なモニタについては、その人が普段読んでいる端末のモニタに依存してくると思う。私が普段読んでいるのは MacBook Air 11inch の時代遅れのモニタだから、今時のスマホならば、おそらくなんでも満足できてしまう。
よくて困るものでもないので Qi と microSDXC が使える機種の中で、一番液晶が綺麗なものを選ぼうと考えていたのだが、これがなかなか難しい。
例えば解像度は高ければ高いほど良い気がしてたんだけど、冷静になると大量の電子書籍のデータを 128GB で収めなければならない。モニタの解像度に合わせて画像を加工するため、あまり解像度が高いと 128GB では収まらなくなってしまう。
さらに近代デジタルライブラリーの資料だと、画像に余白が発生することが多い。そういう場合は次の図のように必要部分を残して拡大する。
なるべく奇麗に拡大して表示するためにに、モニタの最大解像度よりも、画像は多少大きいほうが望ましい。
そんなこんなで、現行のスマホとしては解像度低めの製品を選ぶことにする。他の用途は知らないけど、電子書籍に関しては、その時の最大のディクス容量に合わせて、モニタの解像度を選ぶのが正しい気がする。サイズに関しては 4inch の iPhone5 でも、そこそこは読めていたので、これより大きければなんでもいいということにした。
丈夫さ
パソコンやスマホが丈夫になれば、使い方も変化する。今回は紙の本と同じくらい雑に扱える製品を考えていたんだけど、本は二階から落としても普通に読める。流石にそこまで丈夫なスマホは存在しない。
ただし防水の製品を選べば、水に関しては紙の本よりも強い。防水のスマホを選び、衝撃吸収系のオプションを購入すれば、トータルで考えると紙の本と同じくらいの丈夫さをゲットすることが出来る(と思う)。上記の理由から、なるべく丈夫で防水の商品を選ぶことにした。
iPhone は数字が上がるにつれ壊れやすくなっていって、すごい気を使いながら使っていたため、雑に扱えるスマホならどういう使い方になるのか楽しみにしている。
安い
iPhone5 は一番高い 64GB を選んでしまい、毎月9000円ほど払っていた。自分で契約したのだから仕方ないのだが、使い方を考えると非常に無駄な出費だった。今回は端末代金はなるべく安く、月額料金も最低限になるようにした。
いろいろ考えたりキャンペーンを調べたりして、本体の代金は1万円くらい、毎月の料金は5000円くらいで考えた。5000円程度であれば、電子書籍を読むために払っても良い価格だと納得できる。mvno とかと比べると高いんだけど、ガラケーとスマホ二台持つだとか、通信使用量を気にするとかの煩わしいことがないので我慢できる。安いというのを条件に入れているのは感情の問題で、納得できる値段なら気持良く使える。あと自分が電子書籍読むのに、月にいくらくらいまでなら払えるのかって考えるのにも良い機会だと思う。
選んだ機種
そんなわけで全ての条件をクリアする Torque G01 っていうのにした。
http://www.kyocera.co.jp今のスマートフォンとしては、スペックはあまり良くない。AnTuTu Benchmark の結果はこういう感じ。
外見は好みでもないけど、丈夫なのがこれしかなくて、画面のサイズも品質も必要にして十分、安いのも良かったし、ずっと iPhone 使ってたので不安あったけど、特に問題なかった。
この機種はもともと丈夫らしいんだけど、さらに丈夫にしたいので、衝撃吸収フィルムやら傷防止のシールやら貼り付けたり、ホルダーみたいなのを付けたりしてある。実際の所、フィルムやホルダーで壊れにくくなるかは分からないけど、自分で購入して貼り付けたりしていると、なんとなく安心感が出る。いろいろ付けて、重量は 214g になって Kindle Voyage より重くなってしまったものの、安心感はこちらのほうが上だと思う。さらに毎月380円払って、安心サポートみたいなのに入ってる。故障したらダルい手続とかあるし壊れないのが一番なんだけど、ボタンの耐久性が未知数なのと、壊れてもどうとでもなるという安心感のために入っている。
かなり雑に扱えるようになったので、どの程度まで使い方が変わるのか、今後は自分を観察していきたい。
想定してなかった良かった点
今回はかなり頑張って選んだんだので、事前に機種固有のダメなところは認識していた。
例えばカメラ使い続けるとレンズ曇ったり、レンズ曇らなくても写真の画質が異常に悪かったりや、全体的にまとまおらず使いにくかったりだとか、色々な話があったんだけど、実際に買って使ってみると全てが評判通りで、スマホとしてはかなり微妙なんだけど、たまに電話もできてネットもできる電子書籍端末として購入したのでその辺りは問題い。
しかしいくら事前に調べても、実際に使わなくては分からないことはあるもので、予想していたよりも良かったところがかなりあった。
結論を先に書いてしまうと、消去法で選んだ Torque G01 は、スマホとしてはどうかと思うけど、異常なまでに電子書籍の読書に向いていた。
ハードボタン
画像ファイルを読む場合、縦横比やら大きさがそれぞれの書籍で異なることがある。そのためフリックでページをめくると失敗することがままある。これが非常にストレスだったんだけど、 Torque G01 にはハードボタンが付いている。
これを押すとページがめくれるという設定にすると、ストレス皆無で読書することが出来る。さらに異常に画質悪いカメラ用の専用ボタンも付いている。
こちらもページめくり用に使う。ハードボタンは左側面、カメラボタンは右側面に付いているため、左右どちらで持ってもページをめくることができるようになった。ハードボタンはフニャフニャで、非常にショボいため、ネットでは文句書いている人が多いんだけど、このフニャフニャさがページをめくるのにはマジ最適で最高だった。
バッテリーが持つ
購入時、そのまま使っていた時には、バッテリー普通に持つくらいだったんだけど、京セラと AU のアプリを全部動かなくすると、異常に長持ちするようになる。
どのくらい持つのか具体的に書くと、ネットで遊んだりファイル同期なんかしながら、一冊本を読んでも70%くらい残っている。実験してないから分からないけど、一回充電して読むことのみに集中したら五冊くらい読めると思う。
ハイエンドのスマホと比べると、モニタやらCPUがショボかったりするから長持ちするんだろうけど、全く期待してなかっただけにかなり感動的だった。デカいバンドを付けることができる
先にも買いたけど、強度を上げるためにオプションの変なホルダー付けてる。
http://www.kyocera.co.jp
元々付いているカラビナとバンドがウザかったんで、長いナイロンベルトを付けたんだけど、偶然にもこれが異常に良かった。
バンドに指を通すと本体が安定し、落すとか気にせずに電子書籍を読める。ストラップでもいいようなもんだけど、中心にデカいバンドがあるというのが非常に良くて、右手左手でだいたい同じように持つことが出来る。ハードボタンが両方に付いているので、右手で疲れたら左手に持ち替えて読むことが可能となり耐久読書みたいな時に非常に便利。
まとめ
検討して購入したスマホが電子書籍専用端末として、なにが良かったのか、リストにしてまとめておく。
- 片手で異常に持ちやすくわりと丈夫で防水で普通に動く
- 2400冊まで書籍データを保存できる
- バッテリーのことを考えずに済む
- ハードボタン付いてるのでページめくりに絶対失敗しない
こうして見ると私の希望というのは、かなりショボい気がする。しかしこういった選択肢がスマホにしかないというのも残念ながら事実だ。
それにしても、電子書籍のハードウェアはどうでもいいみたいに考えていたんだけど、たまたま相性の良い機種を選んでしまって、考え方が180度変ってしまった。それなりに良いハードウェアは、読書速度をメチャ向上させる。
ハードボタンやら背面に取り付けできるバンドとかは、部品単体で見るとゴミだかなんだか分からないようなものだと思う。ところがこれが電子書籍端末にくっつくと、話が変ってくる。なにも考えずにバンドに指を通し、指のところにあるボタンを押すと、絶対にページが上手く進む。
こういう体験をしてしまうと、フリックでページめくるだとか、なにか操作する際に本体を安定させるために持ち方を微妙に変えるだとか、そういったメンドクセーことをしなければならない端末には戻れない。バンドについてはストラップでも同じかもしれないけど、中心に太いベルトがあったほうが絶対に持ちやすい。これはバッテリーについても同じで、とにかく本を選び出し、読むという以外のことを考えずに済むというのが最高すぎる。
パソコンにある書籍データを、圧縮するにしろ全て入れることが出来るというのも良くて、同期やらなにやら面倒なことをする必要がない。思いついた時に、思いついたように読めるというのは、自由で気分が良い。
現状だと Torque G01 は私にとっては最高のモバイル電子書籍端末だと思う。
最後になったがモニタに関して。
私が読んでいるのはかなり汚い画像なので、ショボい液晶でも我慢できてるかもしれない。過去に 160x160 の解像度、モノクロ画面で当時の青空文庫のほぼ全作品を読破したこともあり、ショボいモニタに耐性が付いてる可能性もある。拡大についてもソフトウェアでカバーできる気もする。
そんなわけでモニタに関しては、これがベストなのかまだ自信がない。
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iPhone から Android スマートフォンに買いかえて良かったこと悪かったこと
iOS から Android に買いかえました
電子書籍をスマートフォンでも読みたくなったので iPhone から Android スマホに買いかえた。
なぜ電子書籍端末としてスマートフォンを選んだのかはおいておいて、iPhone から Android スマホに変えて良かったこと悪かったことをメモしておきます。
こういう感想は、どういう人間が書いてるのかが重要なので、まずそれを箇条書きにしておきます。
- iPhone は 3G くらいからずっと使ってて、こないだまで iPhone5 を使っていた
- Nexus のタブレット使ってたから Android は普通くらいには使える
- 電子書籍を2000冊持ち歩き読みまくりたいがために Android スマホに買いかえた
そういう人間の感想。
悪かった点
先に悪かった点、それは日本のメーカーとキャリアがおかしなアプリやら設定を埋め込んでいる所で、 NEXUS7 と比べると最低最悪みたいな外見になっていてビックリしてしまった。
これが起動して最初に私が見た画面。
時間教えくれるのは有り難いけど、デカすぎて他にアプリとか置けない。あとステータスバーにも時間は表示されているのに、なんでド真ん中に巨大な時刻が表示されているのか意味が分からない。そこまで時間教えられたい奴いないと思う。
これだけでなくて大量にこういう邪魔なものが埋め込まれていてるから、消したり止めたりしていく。時間もかかるし、メーカーが埋め込んだものと、キャリアが埋め込んだものがあり、必要な機能に影響あるかどうか分からなくてすごい苦痛だった。
しかしながら、そういう人のために au by KDDI が提供しているシンプルなホームアプリが存在する。
これはシンプルな画面を愛する人のために作られたとっても良いホームアプリで、とにかく志が低すぎてヤバい。
どうせ作るんなら iPhone の画面より良いの目指せよ、こんなもん使うくらいなら誰だって iPhone 買う。
もちろんこれは私の好みだから、ああいうドデかい時計が欲しい人もいると思う。だけどそういう人にはメーカーが後から提供したら済む話で、最初から時計を埋め込んで大量の時計見せ付けてくるのは止めて欲しい。
とにかくスマホ買うと、普通のアンドロイドっぽくするのが大変というのが、最高に悪いことだと思う。大人の事情みたいな話になると思うんだけど、人と金を使って悪くするっていうのが意味分からないし、大人がこんなもん作ってんじゃねぇよって感じもある。Nexus じゃなくて、日本のメーカーが作った欲しい機種を買うかわりに、日本のメーカーが埋め込んだ意味分からんのを消すみたいな奇妙な風習は絶対止めて欲しい。
よくよく考えてみると、これはメーカーがおかしなことしてる点で android の話じゃない。
そんなわけで悪かったことの最後に Android 自体で微妙に思った点を書いておくと、全体的に雑だということです。
iOS と比べちゃうと、やっぱり細かいところで不快感がある。例えば iOS でアニメーション切ると違和感あるけど、Android だと速くなって快適になる。これは Android で適切にアニメーションが使われていないからだと思う。表示が分かりにくいとかもあって、通知のところに変なアイコンが出てきて、なんど見ても意味が分からず画像検索で調べまくった結果、そのアイコンがなにを意味するか分かったりする。こういったことは動作にはなんの関係もないし、使用上全く問題ない。ただしこういった細かい不快感が、そこかしこに存在する。
すでに iPhone は格好が良いとか高級感あるとか性能が良いとか、そういう感じの商品じゃなくなってしまってるけど、OS もハードウェアもなるべく不快にならないように作ってある。これは iPhone だけじゃなくて MacBook なんかもそうで、とにかく不快さを除去するように設計してる。
その辺りの机とかに置いておいても、iPhone 自体が原因で不快になることはありえなくて、それは見えないのも同じなんだけど、見えなくなるっていうのは最高のデザインだと思う。
iPhone の他にも見えなくなったデザインはわりとあって、日本だと割り箸がある。割り箸は意識したら割り箸だって認識するけど、普段は割り箸を認識しない。しかしよくよく見るとともて格好が良いし渋い。iPhone はもうそういう領域に近付いてきてる。
iPhone は電子書籍端末としてはダメだけど、改めて考えてみると素晴しい製品だったような気がしてくる。個人的な意見だけど、電子書籍に特化した設定にして毎日読みまくるみたいな目的なかったら、まだ iPhone を使ってたと思う。
良かった点
次に良かった点、まず電子書籍端末として見ると、microSDXC が使えることと、アプリが生成する履歴のデータベース引っこ抜いてパソコンに持ってきてデータ抜き出せることと、超高速でファイル名で検索できるアプリがあったことで、これは最高すぎてメチャ便利だった。
俺が買ったのは Torque G01 っていう丈夫な以外は比較的ショボい機種なんだけど、俺の用途だと速度的には全く不満がない。
二年以内に iPhone のディスクが 480GB くらいになって Spotlight で全てのファイルを検索できる上にデータ引っこ抜けるようになったら iPhone に戻るかもしれないけど、そうじゃないならもう iPhone なんかいらん!!! みたいになる程の良さがある。さらに iPhone みたいにケーブルすぐ切れたり、ぶっ壊れてムカつくなどといったことがないのも素晴しい。
昔からモバイル機器での読書は多少無理して使うみたいなところがあったけど、今回のスマホではそういうの感じられるところがない。というかまた Android 関係ない話になるけど、ハードウェアに付いてる機能がたまたまマッチしてしまい、読むだけならばパソコンより快適な環境になってしまった。
そんなわけで今や上記に書いた不満なんかは完璧に忘れてしまい google 様、日本のメーカー様、アプリ開発者様、ついでに au か KDDI か知らんがとにかくオレンジの奴、最高の電子書籍端末を作ってくださってありがとうございますと毎日お礼を言ってるくらいで、本当におかしな設定が埋め込んである日本メーカーのスマホを買って良かったと思う。Palm くらいからモバイル端末で電子書籍を読でるんだけど、これは自分史上だと最高の読書端末でとにかく素晴しい。本当に良い時代になった。
それでスマートフォンとして見るとどうかって話ですけど、完璧に普通でiPhone よりは雑だけど普通には使えて、極々たまに便利みたいな感じです。
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