株式会社日本ピーエス

1953年、日本初のポストテンション工法を用いたＰＣ道路橋として供用された「十郷橋」（福井県坂井市）。現在も地域と共に歴史を刻んでいます。小川に架かる小さな橋から島に架ける大型の橋まで生活の動脈を造ってきた日本ピーエス。天草と熊本を結ぶソリッドリブ形式で日本最長のアーチ橋である「天城橋」は、土木学会より平成30年度田中賞（作品部門）を受賞しました。インフラ更新時代の今、高速道路リニューアルプロジェクトの床版更新工事への参入や広帯域超音波（ＷＵＴ）を用いた非破壊試験などを活用し、企画から撤去までの橋のライフサイクル全てに携わる「橋のトータルプロディース企業」として体制を強化しています。

社員が幸せでなければ、社会を幸せにはできない！それが日本ピーエスです。「人への投資」を方針に掲げ、2018年から随時、本社・支店の社屋をリニューアルしました。Web会議もできるガラス張りの会議室、人数や内容に応じて使い分けができる打合せスペースは、リラックスした雰囲気のファミレスブースや短時間の打合せに向いたステンディングテーブルなど様々。働きやすい環境を整備することが、ストレスの低減、生産性向上に繋がっています。また、子育てサポート企業として厚生労働大臣の認定（くるみん認定）を受けています。その他にも、メンター制度、奨学金返済支援制度、オフタイム支援制度など社員を支える様々な制度を設けています。

日本ピーエスの職場は、一人ひとりが責任を持ち、協働していくことが必要な職場です。組織や社員一人ひとりの成長につながる教育的投資に力を入れています。職種ごとにスキルマップを導入し、目標管理制度や個人キャリアプランを通して計画的な育成を実施することで、社員の成長・モチベーション向上を図っています。新入社員は教育専門部署によるサポート体制のもと、1年間の研修を受けます。複数回実施する面談を通し、２年目からは本人の希望や出身地等を配慮して各支店および各部署に配属されます。２年目以降においても、若手社員研修や階層別研修、全社員研修など立場に応じた多種にわたる研修により、個人の能力向上を促しています。