子供から大人まで幅広くプレイしている腕相撲ですが、アームレスリングとどんな違いがあるか、ご存じでしょうか?大きく違っているのは、腕相撲はまわりの人と独自のルールで行いますが、アームレスリングは国際的なルールに基づいて行うスポーツ競技です。
行う内容は似ているため、アームレスリングが強いと、腕相撲も強くなります。また、腕相撲が強くなる技、トップロールやその他の技術2選の解説と、アームレスリングとの違いを紹介します。
目次
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腕相撲とアームレスリングの違いとは?
腕相撲とアームレスリングの違いとは、呼び方が違うだけではありません。
どちらも台の上でお互いの腕を組み合わせ、力比べを行います。腕相撲は周りの人と、独自のルールで力比べを行う世間一般的に行われ、遊びとしても有名です。
一方アームレスリングは、正式な台やルールを設けて、都道府県や日本中、世界の組織において活動や競合する競技を示します。
つまり、腕相撲との明確な違いは、国際的なルールに基づいて行うスポーツ競技ということです。
腕相撲に必要な技術!トップロールについて徹底解説!
吊り手とも呼ぶトップロールがあります。腕相撲のイメージで、手首を巻き込み横方向に力をかけて倒すのが一般的です。
それに対しトップロールは、自身の手の甲が上方向に手首をロールし、後ろ上方に相手の手をつり上げ、相手の指先から手首と肘の順番に伸ばし、斜め後ろ方向に倒す技術です。
自身の一番力が入る手首付近の部分で、相手の一番弱い指先部分を攻撃するので、筋肉差の倍以上の相手でも倒せてしまいます。つまり、支点を肘としテコの原理、で相手の指先を釣り上げるので、力の入らない状態からロールして倒す技です。
方法は、肘を支点に相手の指先を後方に釣り上げる、体を沈めながら自身の前腕を立てて相手の腕を引き込み、自身の手の甲が上になる向きに回しながら斜め後ろに倒す、3つの動作を連続して行うことで作用します。
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トップロールのお手本動画を紹介!
トップロールの方法とやり方の手順、効率よく力を加えるための解説や重要なコツをこちらの動画にて参考にしてください。
誤った方法や力のかけ方をしてしまうと、相手を倒せなかったりケガにつながってしまいます。いきなり実践するのではなく、正しい知識を身につけ練習を重ねるのをおすすめします。
黄色のユニフォームを着た男性に注目し、トップロールの特徴を比較しながら視聴することをおすすめします。動画再生時間は1分18秒です。
トップロールを習得するためにはトップロールハンドルを使用すると効果的!
腕相撲で使えるトップロールを習得するためにはつまむ力、つまり握力が必要になります。
具体的には相手の親指をコントロールして倒すので、相手の親指を離さないように、親指と人差し指でつまむ力が重要になります。
そこで、つまむ力を鍛えるためのトレーニング器具、トップロールハンドルがおすすめです。
人差し指つけ根付近を、集中的に負荷を与えることができます。さらに上下を逆にして握ることで、小指側のリストストローク力を鍛えることも可能です。
ケーブルトレーニングマシンやトレーニングチューブに取り付けて使用し、軽・中級男性や女性には60mm、手の大きな人や重量級男性には70mmが最適です。適したサイズを選ぶことで、親指側のリスト力を効果的に鍛えられます。
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腕相撲の技術はトップロールだけではない!その他の技術を紹介!
腕相撲の技は、主に3つにわけられます。トップロールの他にフックとサイドアタックという技術があります。どちらも腕相撲に応用することができます。
フックとサイドアタックはどんな技なのか、解説を含めて紹介します。
腕相撲に必要不可欠な技術を解説します。
- フック
- サイドアタック
フック
腕相撲では噛み手、アームレスリングではフックと呼ばれています。
相手の手首を巻き込む単純な技ではなく、自分の小指の付け根で相手の手首を下向きに引き込み、相手の力を抑えてから倒す技です。
フックには大きく2種類あり、相手の手首を下敷きに下方向に噛むローフックと、相手の手首を後方に捻りあげながら上をとる上噛み、ハイフックがあります。
最初の動作で横方向に力をいれる方向の違いで、ローフックならほんの少し前方へ、ハイフックならほんの少し後方へ動く違いです。
トップリールやフックは、力任せの技ではなくテコの原理を利用する技なので、相手より筋力がない方にオススメの技です。握力がある方や手指筋が鍛えられていると、フックで相手を倒しやすくなります。
サイドアタック
サイドアタックは、始まった瞬間に横方向に力をかけ相手を倒す速攻技、横倒しの技術です。
トップロールとフックの中間的な特徴をもち、中間の軌道をとって相手の指先を捕らえつつも相手の手の甲も押さえ、高速で斜め後ろに力を加えて一気に倒す技です。
トップロールやフックに対しても弱みのない強い技ですが、使うには非常に高い技量が要求され、他の技よりもっとも筋力が必要とされます。
サイドアタックに重要なのは瞬発力とストローク力です。
いきなりチャレンジするよりも、筋力を鍛えてから実践するがいいでしょう。ストローク力を鍛えるのに効果が高いトレーニング器具、ウルトラグリップやストラップローナーなどを利用するのがオススメです。
まとめ
腕相撲とアームレスリングの違いは、独自のルールで身の回りの人と力比べをするか、国際的なルールに基づいてスポーツ競技として力比べをするかです。
そしてアームレスリングの技は、日常的な腕相撲に応用することができ、とくにトップロール、フックとサイドアタックが有効です。
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