職業軍人
しょくぎょうぐんじん
career soldier
軍人を職業とするもの。歴史的起源は明らかでないが,14世紀にイタリアに出現した傭兵隊 condottiereを最初の職業軍人とする説もある。実際に現代的職業軍人は各国によって発生の過程と年代が違っている。中世にあっては,軍人はむしろ階級であり,職業としては,近代,特に 18世紀以後に出現したものが多い。一般に軍事専門学校などで教育を受け,一定年齢で退役するまで軍務につくものをさし,徴兵によって一時期だけ軍務につくものと区別される。
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しょくぎょう‐ぐんじん ショクゲフ‥【職業軍人】
〘名〙 軍関係の学校を卒業し、あるいは現役志願をして、職業として軍務に服している軍人。
※明治大正見聞史(1926)〈
生方敏郎〉政府の恐露病と日露戦争「奴等は馬鹿な為に職業軍人を志願したんだが、案外早く戦争が突発して奴等共大儲けだ」
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しょくぎょう‐ぐんじん〔シヨクゲフ‐〕【職業軍人】
徴兵された軍人に対して、職業として軍務に服している人。
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しょくぎょうぐんじん【職業軍人 professional soldier】
軍隊における勤務を本職とする軍人をいう。その意味では古代エジプト,ギリシア時代から存在し,中世後期の君主制時代に最も盛んであった傭兵も一種の職業軍人といえる。しかし,今日いわゆる職業軍人とは,近代以降に現れた軍事専門職についている者を指す。すなわち,フランス革命後君主制の軍隊から義務兵役制による国民軍隊に変わり,また産業革命による技術の発展がもたらした兵器や技術の急速な高度化にともない,軍隊は専門技術的な集団となった。
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