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亜塩素酸ナトリウム
ラベル上の表記
危険度レベル
野菜や果物、卵などを綺麗に見せるための漂白剤として使われる添加物です。
使用できる食品は、さくらんぼ、ふき、ぶどう、もも、柑橘類の皮(菓子製造用に限る)、生で食べる野菜類、卵(殻部分に限る)、カズノコの加工品(冷凍カズノコ・干しカズノコはNG)、食肉、食肉製品です。
毒性が非常に強く、亜塩素酸ナトリウムの粉末もしくは25%以上の溶液は「毒物および劇物取締法
」の規制を受けています。
そのため、使用には「最終食品の完成前に分解または除去すること」という条件が付いています。
この条件が付いていると「食品には残らない」という理由で表示が免除されます。
つまり例え使用されていたとしても消費者にはわからないということです。
食品を亜塩素酸ナトリウムで漂白した後は水で洗浄しますが、それが不十分な場合残留してしまう可能性があります。
ラットに体重1kgあたり0.165gの亜塩素酸ナトリウムを食べさせると、その半数が死んでしまいます。
ヒト推定致死量は20~30gで、これは添加物の中でも急性毒性が強い方です。
また、細胞の遺伝子を突然変異
させたり、染色体を切断する作用
があります。
こうした化学物質は人間の遺伝子にも作用して突然変異を起こさせ、細胞をガン化させる可能性
があります。
赤キャベツ色素
ラベル上の表記
危険度レベル
赤キャベツまたは紫キャベツから抽出された赤色から赤紫色の天然の色素です。
注意すべき危険性は特にありません。
2021年4月7日「赤キャベツのアントシアニンから青色の天然着色料を発見した」との研究成果がScience Advanceのオンライン版に掲載されました。
この色素はタール系色素の青色1号に代わるものとして期待されています。 (赤キャベツから新しい青色天然着色料を発見 - 名古屋大学 より)
新しい青色色素は青色1号に匹敵する青色発色と安定性を併せ持っているため、 今後は青色1号の代用として使われる可能性が非常に高いです。
既にアイスクリームの着色やチョコレートのコーティングなどで、その発色と安定性が確認されており、この新しい天然色素が普及する未来はそう遠くないでしょう。
亜硝酸ナトリウム
ラベル上の表記
危険度レベル
ハム、ベーコン、ウィンナー、サラミ、いくら、たらこ、明太子などをきれいなピンク色にするための発色剤として使用されます。
亜硝酸ナトリウムは毒性が強く、ヒト推定致死量は0.18~2.5g
です。
猛毒と言われる青酸カリの致死量は0.15g
です。
つまり、亜硝酸ナトリウムの最小推定致死量は青酸カリの致死量とそれほど変わらないと言えます。
以前、福岡県北九州市の肉屋の従業員が亜硝酸ナトリウムを飲んで自殺した事件が実際にありました。
人を簡単に殺してしまうくらいの毒性があるため、亜硝酸ナトリウムは劇物指定を受けており「毒物および劇物取締法
」により厳重に規制されています。
そのためピストルと同じように売ることも買うことも所持することですら許されません。
にもかかわらず、食品添加物としては普通に使えるというのはどう考えてもおかしいです。
ハムやベーコン、明太子など誰でも普段から食べるようなものに、こんな危険な添加物を平気で使用している食品業界は本当に狂っています。
急性毒性として、亜硝酸ナトリウムの多量摂取は血管拡張とヘモグロビン形成を起こし、血液の酵素運搬能力を低下させます。
少量の場合はメトヘモグロビン還元酵素により機能を回復できるが、多量の場合はそれができません。
特に乳児はメトヘモグロビン還元酵素が不足しているため、この種の血液毒に敏感に反応してしまいます。
また亜硝酸ナトリウムには発がん性
も確認されています。
亜硝酸ナトリウムは食肉や魚卵に含まれるアミン
という物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化
することがわかっています。
そのため亜硝酸ナトリウムが使用されたハムやベーコン、明太子、たらこなどは危険です。
逆に言えば亜硝酸ナトリウムが使用されていないもの(無塩せきハムなど)なら大丈夫です。
ニトロソアミン類にはいくつかの種類があり、そのうちの一つであるN-ニトロソジメチルアミンを飲料水や餌に0.0001~0.0005%という超低濃度
で混ぜて、ラットに長期間あたえた実験では、肝臓や腎臓にガンを引き起こす
という結果となりました。
また、動物に亜硝酸ナトリウムとアミンを投与した実験では、 胃の中でニトロソアミン類ができて、ガンが発生
しました。
2015年には世界保健機構(WHO)/ 国際がん研究機関(IARC)はハムやベ ーコンのような加工肉を発がん性が確実だとされる「グループ1
」に指定しました。
《国際がん研究機関(IARC)による発がん性分類》
グループ1:ヒトに対して発がん性がある。
グループ2A:ヒトに対しておそらく発がん性がある。
グループ2B:ヒトに対して発がん性があるかもしれない。
グループ3:ヒトに対して発がん性があるとは分類できない。
グループ4:ヒトに対する発がん性はない。