水晶戦争とは、ラスティフロントの共同創作イベントです。
発案者の突然の思い付きで発生した"戦後の冷戦期にスクルフィル自治国がメル=パゼル共和国とフォークランド紛争の様な戦争をする"というアイデア。
そこから設定やメカを埋めていき、創作を広めていくという企画です。
・実録、水晶戦争ドキュメンタリー
スタレン諸島は歴史的に古くからクリスタル伝説が残っており、歴史的価値があった。その関係でスクルフィルと関係性が深い。しかしスクルフィルとしては実効的な支配はせず、あくまで少数民族がいる程度に落ち着いている。そしてメルパゼルも同地域と関わりが深く、文化交流を南北戦争時にスクルフィルと行って来た。
南北戦争時も特に戦争の舞台に上がることはなく、スクルフィルとメルパゼルの両方の影響を色濃く受けている国際文化地域として平和に暮らしていた。
歪みはメルパゼルが終戦のゴタゴタを利用し、スタレン諸島の一部へ開拓部隊を駐留させた事が始まりである。
これは当時、その件についてはスクルフィルとの了承もあり、同二地域をお互い分割し合う事でお互い納得していた。
665年
戦後、サンクトウラスノルクス大学地質学調査部のマール教授がクリスタル関係の調査をしていたところ、偶然ドブルジャガスの大量埋蔵を発見する。それを聞いたメルパゼルは、先住民族時代から全く発展してなかった同島を開拓。900億エイン以上の投資をし、国内数少ないドブルジャ生産地として地位を確固たるものにしようとした。
それがスクルフィルにとって許容しきれなかった。
スクルフィルから何度も何度も撤退要求が出されたが、メルパゼル側の開拓会社は過去の協定に基づく正当な開拓であるとし全く譲らなかった。
しかし、それでもスクルフィルは諦めず、果てには女王自らの署名付き文書を送る。
実はスクルフィルは一度、クランダルト帝国に請求権領地を渡した事で国内で大規模デモが起こった経験があった。その為、今回のメルパゼルとの領土問題は決して譲れなかったのだ。
しかし、メルパゼルとしては開拓会社の言い分を優先、文書を握り潰す。これを聞いたスクルフィルは紛糾し、徐々に過激な意見が出始める。
666年7月
その後も埋蔵地の調査を続けていた時期のある日、メルパゼルの洋上調査船がスクルフィル空中警備艇から威嚇射撃をされる事件が発生。
これを受けメルパゼルも同地域の防衛政策を練るようになるが、同地域には合わせて124名の陸軍監視員と数機のオートジャイロしかない事が問題視され、防衛は絶望的であると結論づけられる。
667年4月
同諸島にてスクルフィル人警備員とメルパゼル警備員の銃撃戦が発生し、怪我人が出てしまう。さらに過激派の現地民がメルパゼル湾岸警備隊を差し退けて同地域にスクルフィル旗を立てる事件も同時に発生。
これを受け、メルパゼル情報局はスクルフィルにおいて強硬派が優勢になりつつあることを結論づけた。さらにスクルフィルの軍事力からスクルフィルが強行な手段を取る危険性も指摘されるが、メルパゼルは本格紛争を恐れ、同地域への増強は警備員500名と倉庫の建設にとどめた。
667年8月8日
この日、新しく就任したメルパゼル共和国首相「ナカセ・ナガトモ」は外交経験が無かった為、外務大臣にリヒト・トセを迎えた。当時外務省と防衛省では同地域を要塞化する計画が立てられていたが、これは予算の関係で実現困難であるとされ、新政権で却下された。そこでメルパゼルは名目上の主権をスクルフィル側に委譲したうえで諸島をメルパゼルが借り受ける「租借案」を腹案としていた。
667年8月25日
このリース契約案を携えたリヒト外務大臣がスクルフィルのカフィロ外務大臣と会談、おおむね好意的な反応を受けた。
しかし問題地域住民の帰属選択を絶対条件にしていたのに対し、島民はメルパゼルに多大な恩と仕事先をもらってしまった為、このリース契約を断固拒否した。リヒト外務大臣は11月22日にスタレ島を訪問して400名の島民と討論を行なったものの、惨憺たる結果となった。
さらにメルパゼル議会にもそのスキャンダル内容がリークされ、議会の激しい反発を受けこのリース契約案は決裂となる。
これの決裂はスクルフィル側にも通達され、憤りを感じたナダル宰相はさらに過激な発言を繰り返すようになる。
そして空軍総司令官ファン大将に対し直々に侵攻作戦計画の作成を下令し、本格的な武力行使の計画が開始された
668年1月27日
スクルフィル外務省はメルパゼルに対して、主権問題解決のための定期的な交渉の開始を提案し、2月27日にはキタラギで会談が持たれた。
スクルフィル外務省としては要求を通らせたかったが、メルパゼルはスクルフィル側が強硬手段を取ろうとしている事を受け本格紛争を避けるよう時間稼ぎに執着した為、交渉は平行線となってしまった。この結果を受け、スクルフィル外務省は落胆する。
スクルフィル外務省は最後の最後の交渉は決裂とみなし、「メルパゼル側に解決の意思がない場合、交渉を諦め自国の利益のため今後あらゆる手段を取る」との公式声明を発表した。
これはスクルフィル側からの明確な警告であった為、これを聞いたメルパゼルも警告をし、交渉は完全に決裂した。メルパゼルではこの件が問題視され、有事の際の戦略を練るが本格紛争を恐れて具体的な結論は出なかった。
668年3月20日
スクルフィル王国は正式にメルパゼル共和国に対して宣戦を布告。
同地域に対して部隊を展開し、戦闘を開始。
水晶戦争と呼ばれる事になる戦争が開幕することになる。
・スクルフィル王国
『スクルフィル・ナ・スタル28代』
668年当時のスクルフィル王国女王。母親が平和路線を歩むが故に弱腰気味になってしまい、それもあってか娘である彼女も期待されていない。水晶戦争当時はナダル宰相に政権を奪われており、実質お飾り状態。であったが……
『ナダル』
水晶戦争当時、女王に代わって実権を握っていた男。
『カフィロ』
スクルフィル王国の外務大臣。
・メルパゼル共和国
『ナガセ・ナガトモ』
668年時点のメルパゼル共和国の女性首相。スクレン諸島への侵攻を受け、真っ先に艦隊の派遣を決断。後に「ヒヒイロの女」と呼ばれることになる。
『リヒト・トセ』
水晶戦争当時、メルパゼル共和国外務大臣を務めていた壮年の男性。
スクルフィルとの交渉で一度問題解決の糸口が見えるものの、部下のとあるミスにより全てが水の泡になる。
交戦勢力 |
|
|
スクルフィル王国軍 |
戦力 | |
派遣艦艇 |
保有艦艇
|
損害 | |
結果 | |
スクルフィル軍の侵攻
スクレン諸島上陸
メルパゼル軍の反攻開始
第131任務部隊の編成と空域封鎖の開始
航空優勢をめぐる戦闘
駆逐艦〈ハツカ〉の撃沈
空域封鎖網のほころび
スクラ島への強行上陸
強行上陸作戦の強行
第二次スクレン諸島沖海戦
飛行場の陥落
スタル島奪還
前段作戦
スクルフィル軍輸送作戦の失敗
戦争の終結
スクラ島が奪還されてもなお、宰相ナダルはあきらめていなかった。
ちょうど修理が終わった航空母艦を投入し、メルパゼル艦隊に対し決戦を挑む命令を下したのだ。
一応弁解しておくと、ナダルとしてはこの決戦で敵に打撃を与えることで、戦後の交渉を有利にしようと模索していただけである。
しかし命令を聞いた将兵たちの戦意は大きく、そのままメルパゼルにまで攻め入らんとする勢いだった。
こうして7月17日、出撃したスクルフィル空軍艦隊はメルパゼル機動艦隊と衝突。
ここに、戦後初の空母機動艦隊同士の決戦が巻き起こる。
交戦勢力 | |
メルパゼル共和国軍 |
スクルフィル王国軍 |
戦力 | |
第十一任務戦隊 航空機 |
第一艦隊 航空機 |
損害 | |
航空母艦 中破炎上
航空機多数
|
航空母艦 大破 |
結果 | |
スクルフィル空軍の機能喪失 |
マリミドリの戦い
女王の復権
スクレン危機
統一パンノニア王国からの参戦表明
正統アーキル、クランダルト帝国からの警告
両国の講和
全面戦争の回避
メルパゼルによるスクレン諸島の再統治
スクルフィル王国軍 | ||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 |
ソロム級空中駆逐艦 | シュタンダーテ攻撃機 | Gt-62M2 スクディナ主力戦車 |
アルヴァローテ級駆逐艦 | ||
662型大型空雷艇 | ||
クラントル級軽巡空艦クラレント | ||
ロネアリアス級軽巡空艦 | ||
ティトラット級軽航空母艦ラタン | ||
メル=パゼル共和国軍 | ||
空中艦船 | 飛行機械 | 地上兵器 |
ソロム級空中駆逐艦
第三紀後期
乗員 | 220名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 245km/h |
武装 |
7.5センチ単装速射砲x2 |
コンセプトデザイン:ZERO零
アルヴァローテ級駆逐艦
第三紀後期
乗員 | 230名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 195km/h |
武装 |
14センチ連装速射砲x2 |
コンセプトデザイン:ZERO零
662型大型空雷艇
第三紀後期
乗員 | 30名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
|
コンセプトデザイン:るな
改クラントル級軽巡空艦「クラレント」
第三紀後期
乗員 | 330名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
15.5センチ三連装砲x3 |
コンセプトデザイン:るな
(画像はアーキル時代のもの)
改ロネアリアス級軽巡空艦「カルラン」
第三紀後期
乗員 | 310名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 156km/h |
武装 |
120mm連装両用砲x3 |
コンセプトデザイン:六方晶ダイヤモンド
元々はアーキル連邦のロネアリアス軽巡空艦「カルメラート」である。
第三紀後期
乗員 | 1240名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 244km/h |
武装 |
120mm単装高角砲 76mm連装機関砲 40mm機関砲 艦底部砲(口径不明) 艦載戦闘機8機 |
コンセプトアイデア:ZERO零
デザイン:静秋
この空母はもともとはアーキル連邦のティトラット級軽空母「ラスターテ」である。終戦時の連邦のごたごたを利用してスクルフィルが購入。「ラスターテ」は公には「作戦中行方不明」として扱われている。
スクルフィルにきてからの第一次改装で全通甲板になり、艦尾にプロペラガードが追加された。南北戦争末期の第二次改装でラジネル晶消費型機関への換装を受けた。これに伴い、船体の延長がなされた。内部発電機の換装も含まれており、煙突の形状なども変化している。これにより速力とペイロードは第三紀の水準にまで強化された。
652年の第三次改装ではジェット機運用対応のためカタパルトやアングルドデッキなど甲板全般の改装を空母運用経験が豊富な(ネネツにて/ネネツ指導のもと)行った。電子機器等も一新されている。この際バランスを取るためにバルジの増設やフィンの追加がなされ、商船用ではあったが補機がメルパゼル製のものに換装されている。
こうして一通りの改装を受け、荒技でありながらも第三紀相当の軽空母になったラタンであったが、原型艦であるペネメン級の船体は既に艦齢90年に迫っており、これ以上拡張の余地がないほど酷使されていた。改装を受けたとはいえ甲板の長さが足りず、さらに重量の増加で速力もギリギリであった。このためパイロットは失速速度ギリギリでランデブーする様にアプローチし着艦する必要があった。故に訓練をこなした者はほぼ無条件で高い練度を持つ者の証明となった。
しかし、これではあまりにも運用しづらいとのことで、ラジネル晶の過剰投入反応を利用して推力を増すブースト航行が行われることになった。実験は成功したがここで老体に無理をさせたことが祟ってくる。実験直後から異常振動に悩まされるようになり、発艦速力を発揮することができなくなってしまったのだ。
これがちょうど水晶戦争開戦の8ヶ月前のことであり、以降修理のため港に閉じこもることとなる。
同時に対空火器の更新が行われた。ラタンの対空火器は旧来の127mm/76mm速射砲、そして50mm機関砲であった。これを開戦直前に入手した(帝国製)対空ミサイル発射機へと換装するというものであった。戦争中に修理が完了したラタンはメルパゼル機動艦隊との最終決戦に臨む。
シュタンダーテ攻撃機
第三紀後期
乗員 | 1名 |
動力 | ロート式生体器官x2 |
出力 | --- |
最大速度 | 980km/h |
武装 |
35mm機関砲x2 ハードポイント12000kg |
コンセプトデザイン:静秋
第三紀後期
乗員 | 6名 |
動力 | |
出力 | 11q |
最大速度 | 55km/h |
装甲(前/横/背) | 90mm/68mm/55mm |
武装 | 105mmライフル砲x1 30mm機関砲×2 重機関銃x1 |
コンセプトデザイン:ZERO零
スクルフィル陸軍がマリミドリ飛行場守備のために配備した主力戦車。
664年から665年にかけてスクルフィル王国はオージア協商経由でクランダルト帝国の輸出用戦車「テイム-55」を輸入していた。これはその改造モデルである。
基本的な武装は本国モデルよりグレートダウンされ、装甲厚などもオミットされている。
これは決してモンキーモデルという訳ではなく、スクルフィルの国力ではオリジナルのコストが高すぎ、運用に支障をきたすと考えられた為オミットした。各国のニーズに合わせるその様は、オージアの商売上手と言える。当時のオージア協商は、同じ武器輸出大国であるネネツ公国と南半球のシェアを争うべく、商売のやり方を工夫していたのだ。
水晶戦争が始まると、本車両もスクレン諸島への配備が検討された。しかし、スクレン諸島の地形は山肌や丘が多く、平原はあるものの挟まれやすい地形で主力戦車には不向きだった。だがマリミドリ飛行場のあるスタル島の隣、スクラ島がメルパゼル軍により上陸されると、マリミドリ飛行場の守備も考えなければならなくなった。
幸運にもマリミドリ飛行場付近は平原で戦車の運用もギリギリ支障にならない地形であったため、本車も運び込まれることになった。メルパゼルのスクラ島上陸2日前、大型輸送機によりテイム-55が2両だけが輸送された。それ以降は制空権の争いにより輸送どころではなくなり、テイム-55は孤軍の戦いを強いられることになる。
届いたテイム-55は現地で改修される。
まずマリミドリ飛行場に保存されていたラジネル晶を箱の中に詰め込み、それを戦車に貼り付けた。ラジネル晶には電気を流し続ける事で反発力場を生み出す。それを以て砲弾の運動エネルギーを削り、戦車の身を守るのだ。これは実際に有効であり、実戦では対戦車ラケーテを堰き止め無力化させた。
さらに砲塔左右には30mm航空機関砲を搭載。この機関砲は砲塔側面に主砲とは独立して操作でき、対地・対空攻撃に威力を発揮する。これは、メルパゼルが保有する戦闘機や地上攻撃ヘリコプターを追い払うのに有効だった。
2両あるうち、1号車は平原迷彩を施され「パニア・ウルフ」と、2号車は塗料不足の関係から無塗装で「フォルト・ウルフ」と、それぞれ愛称がつけられていた。
乗員 | 1名 |
動力 |
生体器官×1 ファント脚×2 ファント腕×4 |
代謝 | 6q |
最大速度 | 20km/h |
装甲(前/横/背) 増加装甲 |
20mm/20mm/20mm 40mm |
武装 |
20㎜機関砲×1 重機関銃×1 対戦車ラケーテ×4 煙幕弾発射器 |
コンセプトデザイン:ZERO零
クランダルト帝国が戦後になって開発した新世代の拠点防衛兵器。
元をたどれば装甲兵に行き着く。狭い場所にも侵入でき、なおかつ小銃などをはじき返す装甲と圧倒的な火力を持った装甲兵であるが、時代と共に陳腐化していった。もっと重装甲でもっと火力の高い新しいカテゴリーの兵器が必要だと結論づけられ、脚部も胴体も武装も装甲もどんどん重装備になった。それでいて建物の内部や市街地などでも役立つコンパクトさを残し、完成したのがモノケドスである。
20mm機関砲を上部に装備、その周囲を可動式装甲版で覆い、両腕はアタッチメント武装が豊富に取り付けられる。さらに高速移動時は機体が変形、タイヤを使って高速移動が可能だ。
そのコンパクトさからスクルフィル軍の貧弱な輸送能力でも輸送でき、市街地戦で装甲車を撃破。当車両の有効性を示した。
乗員 | 4名 |
動力 |
モク脚×6 循環器 |
代謝 | 9q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
30㎜対空機関砲×4 煙幕弾発射器 |
コンセプトデザイン:アイス民
ネネツ王国製装脚式自走対空システム。ネネツ王国は旧帝国時代より防空警戒網の構築が盛んであり、武器輸出市場においても防空システム分野では一大シェアを誇っていた。その防空大国ネネツが664年に開発した最新式自走対空砲である。
独自開発の汎用装脚車に搭載された武装システムは従来の形式とは異なり、防空システムと兵員区画を前部車体にまとめ、車体後部の無人砲塔に30ミリ機関砲と弾薬を独立して装備している。防空システムは生探(生体波探信儀)を用いた回転式捜索レーダーを前部車体上面に、大型高精度の生体眼球を用いた追尾レーダーを正面に搭載している。武装は旧来からの30㎜機関砲を4門搭載する。公式には専用の新型徹甲弾で空中艦の船体を貫徹可能としているが真偽のほどは不明である。その他後部砲塔側面に大型対艦空雷を搭載可能。
水晶戦争においてはスクルフィル王国とネネツ王国の友好の証として「シュタンダーテ攻撃機」と共に供与されていた初期生産型が飛行場防衛などに展開されている姿が確認されている。初期生産型ということもあり大型対艦誘導空雷の供与まではなく装備はされていなかったが、スクルフィルで独自改良も施されており眼球追尾レーダーに国産の望遠プリズムが増設され、一定の性能向上を果たしていた。
ズーラとはネネツ王国山岳部に流れる河川の名。
乗員 | 4名 |
動力 |
大型モク脚×6 循環器 |
代謝 | 4q |
最大速度 | 40km/h |
装甲(前/横/背) | 10mm/10mm/30mm |
武装 |
対艦ラケーテ発射機×4 生体波探知機ユニット×1 煙幕弾発射器 |
コンセプトデザイン:ZERO零
S1A2ネッツィ
第三紀後期
製造国 | ヤークロ=ネネツ王国 |
使用弾薬 |
9㎜ガル弾(ネネツ仕様) 7㎜ペタ弾(スクルフィル仕様) |
装弾数 | 22発 |
製造年 | 638~ |
配備期間 | 643~ |
配備先 |
ネネツ陸軍 スクルフィル王国陸軍 |
コンセプトデザイン:アイス民
638年にネネツ国陸軍にて正式採用された「M638モルコフ」自動小銃…のスクルフィル王国向け輸出モデル。ネネツ製らしい頑健な作りの機関部と、高い射撃制度が特徴。旧帝国圏仕様ライフル弾である9㎜ガル弾からスクルフィル標準弾薬である7㎜ペタ弾に改められ、独自の改良により最新モデルのA2仕様にはフルオート機能が追加されている。ただしこれは少々反動が大きすぎ現場からは不評だった模様。
上記の改良をはじめ細々とした改良を施されつつ使用され続けてきたが水晶戦争期には流石に旧式化感が否めず、スクルフィル本国では新式の国産自動小銃の配備が始まるもスクレン諸島駐留部隊への装備は一部にとどまり、大部分の兵士たちは本銃を装備していた。
ネッツィは、「ネネツ人の」の意。
乗員 | 230名 |
動力 |
ガスエレクトリック機関×2 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 22000ps x2 |
最大速度 | 204km/h |
武装 |
100mm単装速射砲x2 75mm連装機関砲 |
コンセプトアイデア:静秋
アマハキ級駆逐艦
第三紀後期
乗員 | 230名 |
動力 |
ターボエレクトリック機関×2 アシダ可変内燃エンジン機構×2 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 14000ps x2 |
最大速度 | 204km/h |
武装 |
100mm単装速射砲x2 |
コンセプトデザイン:静秋
ハテン級主力艦 Haten-class Frigate
第三紀後期
乗員 | 170名 |
動力 |
ズモク型エンジンx4 ア式浮遊機関x1 ドブルジャ相炉x1 |
出力 | 18000ps x4 |
最大速度 | 210km/h |
武装 |
7.5cm連装速射砲x2 |
コンセプトデザイン:蒼衣わっふる
キヨエイ重建製
カスティ級軽巡空艦
第三紀
乗員 | 330名 |
動力 |
王式タービン4型 |
出力 | 26000ps x2 |
最大速度 | 155km/h |
武装 |
現在668年時を設定中 |
コンセプトデザイン:ZERO零
エツギ級重巡空艦
乗員 | 530名 |
動力 |
王式タービン4型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 32000ps x2 |
最大速度 | 140km/h |
武装 | 現在668年時を設定中 |
コンセプトデザイン:静秋
ネイテン級大型巡空艦
第三紀後期
乗員 | 730名 |
動力 |
ズモク型エンジンx4 ドブルジャ相炉x1 |
出力 | 28000ps x4 |
最大速度 | 178km/h |
武装 |
12.8cm連装速射砲x2 |
コンセプトデザイン:ZERO零
エイホウ級航空母艦「エイホウ」
第三紀後期
乗員 | 2240名 |
動力 |
王式タービン4型 サ45補機用エンジン 加圧変相型ドブルジャ気嚢管 |
出力 | 42000ps ×4 |
最大速度 | 178km/h |
武装 |
艦載戦闘機32機 |
コンセプトデザイン:静秋
ユラギ級航空母艦
第三紀後期
乗員 | 3240名 |
動力 | |
出力 | |
最大速度 | 168km/h |
武装 |
艦載戦闘機42機 |
コンセプトデザイン:静秋
艦載戦闘機ソウデン
第三紀世代
乗員 | 1名 |
動力 |
フ式墳進エンジン「魁」x1 |
出力 | |
最大速度 | 1458km/h |
武装 |
30mm機関砲x2 ハードポイント7800kg |
コンセプトデザイン:静秋
キュスクミゼン社製
42式オートジャイロ
第三紀世代
乗員 | 2名 |
動力 | アシダ5型エンジンx1 |
出力 | |
最大速度 | 180km/h |
武装 | 15mm重機関銃x2 |
デザイン:静秋
キュスクミゼン社製
装甲戦闘車レズソン665
第三紀後期
乗員 | 6名 |
動力 | マタルギエンジン1型x1 |
出力 | 750ps |
最大速度 | 52km/h |
装甲(前/横/背) | 45mm/30mm/20mm |
武装 | 25mm機関メルパンパン砲x2 対戦車誘導弾×2 キツキ重機関銃x1 |
キュスク社製
テソン660の火力補助をする為、開発された軽量戦闘車両。戦車と共に行動する歩兵科の装甲強化、支援火力の強化が望まれていた。
戦車をアウトレンジできる車載型シヤッキ対戦車誘導弾や、至近距離で装甲車を撃破できる40mm機関砲を搭載した。
しかし戦車一台分と変わらない高コストからテソン660とのペアは組めず、歩兵科にのみ配備されることになる。
水晶戦争では戦車を投入できない地域に投入。本車両の対ゲリラ戦能力を発揮した。
58式小銃
第三紀後期
製造国 | メルパゼル共和国 |
使用弾薬 | 6.8mmメルパ弾 |
装弾数 | 30発 |
製造年 | 658 |
配備期間 | 664~ |
配備先 | メルパゼル共和国軍 |
サカエ社製
(正式名称:国営栄銃火器造兵廠)
630年代以降、戦場に主力小銃の連射という概念が普及すると既存の8mm半弾では比較的体格が小さいメルパゼル人には反動制御や携行弾数の面で不利益が生じるようになった。
そこで弾薬の刷新に伴い開発されたのが本銃である。6.8mm弾を使用し、ブルパップ構造によって全長の短縮を狙っている。
マークスマン用のロングバレルタイプではストックの形状等が異なる。
(↑画像はロングバレルタイプ)
当時開発中であったテソン660の調達が優先され、置き換えが(ほぼ)完了したのは64年になってからであった。