まちづくり事業
2003年入社/東京理科大学卒
若江 暁久Wakae Akihisa
開発事業部 医療介護コンサルタント課
医療経営士2級
不動産証券化協会認定マスター
不動産コンサルティングマスター
宅地建物取引士
福祉住環境コーディネーター検定2級
金田 優Kaneda Yutaka
ミサワホームオーストラリア
宅地建物取引士
オーストラリアに来た目的は、「どうすればミサワホームがオーストラリアで収益を上げられるのか」に対する調査と実践です。現在はミサワホームがM&Aをしたホームコープという、地元に根付いた建設会社で働いています。これは私たちがオーストラリアでの事業モデルを検討した結果「M&Aが最適」という判断をし、ミサワホームと一緒に新しい価値を創出できる会社を探した結果です。
ホームコープでの主な業務は「会社の顔」となる商品のコンセプトプランとその運用の設計、営業戦略の構築、そしてオーストラリアと日本の橋渡しです。新しい物件の構想や具体的なプラン設計をするとともに、オーストラリアで集めた情報を日本に送ったり、ホームコープとしての意見を日本に、日本からの指示をホームコープに正確に伝えたりといった窓口的な役割を担っています。
なぜ私が海外事業に携わるようになったのかというと、実は指名をしてもらって参加した形なのです。
入社から約5年間は戸建住宅の営業を経験し、その後の2年間は本社の販売企画部で研修講師の仕事をしました。営業マニュアルの作成からお客さまに提示する営業ツールの開発やコールセンターの立ち上げ、さらには顧客情報管理システムの刷新にも関わりました。その後は、埼玉の営業所長に就任し、マネジメント業務を2年間経験しました。そしてこの頃に海外事業プロジェクトの話がやってきます。
もともと住宅営業をやりたいという思いでミサワホームに入社したのですが、住宅営業を最終的なゴールと思っていたわけでなく、まちづくりをやってみたいと考えていたんですよ。戸建住宅営業以外の新しいこともやりたいという発信はしていました。それが本社の方の耳に届いて、2015年に「海外事業プロジェクトで働いてみないか」と声をかけてもらったんです。
海外戦略に関して言えば「投資して終わり」という会社が少なくありません。しかし我々は投資して収益を上げるだけではなくて、住宅メーカーとしてしっかりと技術的な支援をしながら、より付加価値の高いものを海外で展開していく。この軸は曲げていないんですよ。あくまで住宅メーカーとして価値あるものを提供していくという姿勢が大きな魅力かなと思います。
まちづくりは入社当時からやりたいことの一つでした。それがオーストラリアで少しずつ形になってきていると思います。まさに今現在オーストラリアで25棟のコミュニティーを手掛けていますが、次は50棟、100棟と、もっと大きな規模で建て、より大きなコミュニティーを作っていきたいです。オーストラリアは移民政策による人口増を背景に住宅供給が不足している状況が続いておりますので、会社の事業計画として「数字を伸ばせる」というのも非常に魅力的だと思います。ただ、その中でも品質にはこだわり、「あのコミュニティーで住んでみたいね」と思われるようなものを作っていきたいです。
海外に来てわかったのですが、「日本人がマイノリティーである」ということを知っておく必要があると思います。私たちが当然に受け入れているルール、それがいわゆる常識ですよね。その常識に支配されて生きているわけなんですけども、そこにある常識というのは海外で見てみると非常識であることも少なくありません。その逆もしかりで、日本では考えられないようなことでも、こちらでは当たり前な習慣であることもあります。
例えば、こちらでは金曜日15時を過ぎるとみんながワインを飲み、談笑をしながら仕事をしているんです。「真面目に黙々と頑張る」ということを美徳とする日本人にとって業務時間中の飲酒は不真面目に思えるシーンですよね。オーストラリアでは「業務時間内に成果を残す」ことに軸足があり、やることをやっていれば不必要に「真面目」である事は求められません。むしろ「なぜ一緒に楽しまないのか」と訝ります。翌週から更に高いパフォーマンスを発揮する為に、仲間と一週間の頑張りを労い、コミュニケーションを楽しむことの方が重要なのです。
ミサワホームオーストラリア
宅地建物取引士
休日は妻と近所のカフェで朝食を摂ることにしています。
朝食後は一週間分の食材の買い出しに行くのが習慣で、
ショッピングモールまでは移動距離が長いため、ちょっとしたドライブ気分です。
ほかには、今はまっているサンラータンを食べに話題の中華料理屋に出かけたり、
近所にワイナリーがあるのでお気に入りのワインを購入し、少し早い時間からワインを飲み始めたり。
おかげでお酒はすっかりワイン派になりましたね。
普段はなかなか運動ができないので、体調管理を考え10キロのランニングと筋トレは欠かせません。
就寝前は必ず本を読むようにしており、ジャンルはビジネス書や小説など、その日の気分でチョイスします。
※所属部署は取材当時の部署を記載