中国:気象操作プログラムの拡大・国内の気象の大部分を人工化へ
2021年2月 https://thepremierdaily.com/china-weather-modification-program/ より翻訳
(画像:リンク)
考えてみてください。あなたが屋外での結婚式を計画しているとして、もしその日が絶対に晴れるようにできるとしたら?またはあなたが農家で、切実に降雨が必要としている場合に自由に雨を降らせることができるとしたら?にわかには信じらない荒唐無稽なことだと思われるかもしれませんが、本当に気象の操作はすでに可能な技術で、さらに実はすでに起きているとしたら?(1)
アメリカは過去に使用していた経緯がありますが、中国も数百万ドルを投じて気象操作の計画を進めています。問題なのは、では中国がその技術で何をしようとしているのか、ということです。(1)
数百万ドルの投資で気象操作プログラムを拡大する中国
2025年までに国土の半分に人工的な雨や雪を降らせることが可能になる、と中国は考えています。既存の気象操作計画を大幅に拡大する予定にしているためです。現在のところ、「気象操作」という場合は主にクラウドシーディングを指しています。(1)
気象操作・クラウドシーディングとは?
クラウドシーディングとは、1946年に米国で発見された「人工的に」雨を降らせる技術です。(1) 雲に小さな氷のような粒子を散布することで、水滴を集めて重くし、雨や雪として地上に降らせることで気象操作を実現するのです。(2)
(画像:リンク、クラウドシーディングに用いられる物質(ヨウ化銀など)がまとめられている)
この「氷のような粒子」には、ヨウ化銀が用いられます。地上の大砲から発射、あるいは上空を飛行中の飛行機から投下することで雲の中に散布されます。(2)
(画像:CNN、 2011年5月中国・黄埔区で降雨をもたらす目的で大砲によるクラウドシーディングを行っている様子 )
(画像:リンク、チベットでの気象操作について)
アメリカをはじめとする数十カ国が気象変動計画を実施しています。しかし、その中でも中国の規模は圧倒的に大きいものとなっています。ガーディアン紙によれば、近隣で3万5千人規模の職員が気象操作プログラム従事しているとのことです。(3)
中国が気象操作に関心を持つ理由とは?
中国の政府関係者によると、気象改変にこれほど大きな投資をする主な理由は干ばつや雹による農作物の被害を防ぐため、また、重要なイベントがある日に望ましい天候を確保するためだということです。(4)
中国政府が2008年のオリンピックの際にこの戦略を使い、競技開始前に強制的に雨を降らせたことはよく知られています。(4) その後、2016年には3,000万ドルをさらに投資し、2020年までに毎年600億立方メートルの雨を降らせることを目標にしています。(1)
中国の国営メディアによると、中国は気象操作を用いることで、雹(ひょう)の被害のうち70%の作物を救うことができた、ということです。中国では毎年、雹や洪水などの気象現象によって、農村部・都市部の両方で大規模な破壊が引き起こされています。(5)天候をコントロールできるようになれば、これらの災害をより正確に予測し、対処することが可能になります。
(画像:リンク)
中国は、2035年までに気象改変プログラムを「世界的に先進したレベル」にするとしていますが、自国の農作物や国民を守るだけでなく他の意図があるではないか、と疑問視されています。(1) また、ある国の天候を修正することで、他の国の天候にどのような影響を与えるのかという疑問もあります。テクノロジーによって雨をため込んだり、環境を用いた戦争をしたりすることができるようになるのではないでしょうか?(4、5)
アメリカにおける気象操作
中国のクラウドシーディングの意図を疑う前に、米国もこの技術を使用してきた経緯があります。さらにそれは必ずしも「善意」に基づくものではなかったということを知っておく必要があります。(5)
すでに述べたように、クラウドシーディングは1946年にアメリカの化学者によって発明されました。1953年までにおよそ10%の土地でクラウドシーディングを用いることが決定されていました。1965年にはアメリカ政府は数百万ドルの予算を投じ、15社の気象変動企業が誕生しています。(5)
アメリカはこの技術を、ベトナム戦争において敵軍を阻むために使用していました。雨を降らせることで対空攻撃の威力を弱め、相手の民兵の移動を困難にしたのです。(5)
その後、政策担当者が集まり「環境戦争」と呼ばれるこのような戦争への利用の禁止が決定されました。1978年には「環境改変の軍事的またはその他の敵対的利用の禁止に関する条約」が成立しています。中国も2005年にこの条約に署名しました。しかし、中国政府が気象操作の計画を大々的に推進していることを懸念する声もあがっています。(5)
懸念事項
中国がどの程度、そしてどのような理由で気象パターンを操作するのか、いくつかの国が懸念していますが、最も懸念しているのは国境を接している国々です。(4)
中国が自国の天候を弄びすぎた場合、他のアジア諸国が頼りにしている雨やモンスーンが変化したり消滅したりすることが考えられます。クラウドシーディングが周辺の地域の気候に影響を与えるかどうかについては、明確な科学的根拠はありませんが、可能性は存在します。(4)
気候変動対策などの平和的な理由であったとしても、気象操作は規制する必要があると多くの人が考えています。(4)
気候変動の専門家であるダナスリー・ジャヤラム(Dhanasree Jayaram)氏(インド・カルナタカ州のマニパル・アカデミー高等教育機関)は、次のように述べています。
「規制がない場合、一国の(気象操作の)取り組みが他の国に影響を与える可能性があります」
「中国は今のところ、『一方的な』ジオエンジニアリング(地球工学)の計画を実地で展開する兆候を見せていません。
しかし気象操作や巨大ダム建設計画を含むその他の大規模な計画の規模を考慮すると、中国は気候変動の影響に取り組んでパリ目標を達成するため、大規模なジオエンジニアリング構想を展開する意思があるものと考えられます(4)」
気象操作技術がさらに進歩し、中国や米国を含む各国がどのような方法で、どれだけの国が気象操作技術を使用するかに対して国際条約がどのように規制するのか、今後の動向を見守る必要があります。
【参考資料】
(1)「中国:気象操作プログラムを対規模に拡大『2025年までには全国の半分に人工的な雨や雪を降らせることが可能に』」 ビジネスインサイダー紙ビジネスインサイダー、(2020年12月4日)
(2)「クラウドシーディングとは? “What is Cloud Seeding?”」 Let’s Talk Science. (Magdalena Pop 、2019年7月12日)
(3)「中国が『気象操作』の取り組みを急速に拡大する計画 “China plans rapid expansion of ‘weather modification’ efforts.”」 ガーディアン紙 (Jonathan Watts. 2020年12月3日)
(4)「中国が気象操作プログラムを拡大し、インドよりも大きな地域をカバーするまでに“China to expand weather modification program to cover area larger than India.”」 CNN. (James Griffiths、2020年12月4日)
(5)「中国は気象操作を習得?心配するべきか“Has China Mastered Weather Modification? Should We Worry?”」 Bloomberg. (Adam Minter、2020年12月16日)
(翻訳終了)
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【コメント】
つまり、
●ケムトレイル自体の存在は陰謀論者の被害妄想でもなんでもなく、大手マスコミも真剣に取り上げているような国家プロジェクトレベルの「気象操作(ジオエンジニアリング、地球工学)のテクノロジー」であるということ。
(ただし、その技術に対して、「政府は嘘ばかりついているので安全だなんてにわかには信じられない」「健康上、環境上に問題があるんじゃないの?」「他の企みもあるんじゃないの?」と考えた時点で「陰謀論」になる?)
●自国の災害は減らすことができても、近隣の国の気象にも思わぬ影響が出る恐れがある
●戦争など悪意で利用される可能性がある
●最近は、ビルゲイツによる気象操作への取り組みがよく取り上げられているものの、中国も実際にも同じようなことをしている(個人的にはそういう観点から、中国とアメリカは表面的には天敵のように争っていますがそれも八百長にすぎず、根っこのところでは同じようなもの、あるいはつながっているのではないか、であると考えています)
ということです。
ちなみにこちらの記事ではこのようなケムトレイルに用いられる物質が地上に降り、人間や動植物に与えかねない健康上の危険性については全く述べられていませんが、環境や健康面も多くの人にとっての懸念材料になっています。
ちなみにワンピース風に言えば、砂漠の国アラバスタで「ダンスパウダー(ヨウ化銀)」を「クロコダイル(中国政府)」が首都に雨をもたらすために使い、そのせいで他の地域での雨がまったくなくなってしまったことがありましたが、これはそのまま現実にも当てはめることができる、というところでしょうか。
(画像:リンク)
ケムトレイルなどの気象操作については、「二酸化炭素で地球温暖化」、という仮説が根拠に用いられています。
また飛行機からの散布や大砲による打ち上げで雨をもたらす技術以外にも、世界各国の科学者たち(アメリカが中心ですが)はその他の技術で地球上の二酸化炭素を減らそうと自然に大規模な介入を行っています。
最近世界中で洪水や熱波、大型の雹などの自然災害が多発していますが、それがこういった気象操作の影響をまったく受けていないなど、誰も証明はできないことでしょう。
ワクチン同様、こちらも長期的にはどのような「副作用」が生じるかわからない、実験的な試みですからね。。。
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沖縄、残念でしたね。そういうことだったんですか。あんまり自分の周りに不安を与えたくもないですしね。しかし政府も、これだけ無駄な不安を煽っておきながら、年に数回の帰省もできないとかほんま何なんでしょうね。
という私自身も、いつになったら里帰りできるものか・・・オーストラリア在住の日本の方で、「オリンピック開会式見てたら泣いてしまった。日本に帰りたがっている自分に気がついた」と言ってる方がいましたが、気持ちがすごく伝わってきて・・・
毎回、帰省で見送ってくれた親と別れる時に、「これが最後になる可能性もある」とは思っていますけど。。。こんなバカげたことで自由を制限されるのにはうんざりです!
ココヘッド
2021-08-01 11:55:09
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