警察庁長官に中村氏　大石氏が警視総監に

警察庁の松本光弘長官が勇退し、後任に中村格次長が昇格する人事が14日の閣議で承認された。警視庁の斉藤実警視総監も退任し、後任に警察庁の大石吉彦警備局長を起用する。後任の次長には露木康浩官房長が就く。発令は警視総監が16日付、長官が22日付。

中村　格氏（なかむら・いたる=警察庁長官）86年（昭61年）東大法卒、警察庁へ。官房長、20年1月次長。福岡県出身、58歳。

大石　吉彦氏（おおいし・よしひこ=警視総監）86年（昭61年）東大法卒、警察庁へ。首相秘書官、19年1月警備局長。静岡県出身、58歳。

露木　康浩氏（つゆき・やすひろ=警察庁次長）86年（昭61年）京大法卒、警察庁へ。刑事局長、20年1月官房長。大阪府出身、58歳。

小島　裕史氏（こじま・ひろし=官房長）88年（昭63年）東大法卒、警察庁へ。人事課長、20年8月北海道警本部長。大阪府出身、56歳。

桜沢　健一氏（さくらざわ・けんいち=警備局長）88年（昭63年）東工大工卒、警察庁へ。内閣官房内閣審議官、21年1月警察庁総括審議官。静岡県出身、58歳。

緒方　禎己氏（おがた・よしみ=生活安全局長）87年（昭62年）東大法卒、警察庁へ。京都府警本部長、20年1月警視庁副総監。福岡県出身、58歳。

楠　芳伸氏（くすのき・よしのぶ=交通局長）89年（平元年）京大法卒、警察庁へ。20年8月千葉県警本部長。広島県出身、55歳。