世界名作劇場がお金の大切さと怖さを教えてくれた | 富の哲学

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僕がお金持ちに関心を寄せるようになったのは、

小学生~中学生くらいのころに見ていたアニメがきっかけだ。

 

児童文学作品をアニメ化した世界名作劇場(再放送)である。

 

          

 

世界名作劇場の主人公は、紆余曲折な人生を歩むことが多く、

例えば、大金持ちから貧乏に転落するような状況がたびたび訪れ、そのたびに生活レベルが劇的に変化するのだ。

 

最も印象的だったのは小公女セーラである。

富豪の子女であるセーラ・クルーは、火のともった燭台が置かれた豪華なテーブルで、貴族のような晩餐を楽しむお嬢様だった。

しかし父親が事業に失敗し、財産を失ったことで、

お金持ちのお嬢様から家事使用人という立場に変わった。

すると羨望の眼差しを向けていた者たちが、ここぞとばかりに手のひらを返して、

セーラをいじめるようになった。

 

やがて彼女は質素な食事すら摂れないほどに貧しさを極め、最後は馬小屋で寝泊まりするまでに落ちてしまったのだ。

 

衣食住はもちろん、周囲からの扱いの変化もすさまじかったのだ。

 

称号を剥奪された貴族が、奴隷として苦役を課せられる生活にまで落ちるといった感覚である。

 

これを見ていた僕は、「お金がないだけで人生はこれほど変わるのか」と子どもながらに感じたものだ。

 

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