僕は「お金はあればあるほどよい」という考えだ。
・普通に生活できるだけのお金があればいい
・金持ちになると命を狙われかねない
・自堕落な生活になるのは嫌だ
といった意見は少なくないが、お金とは選択肢であり権利なのだ。
「有り余る富があっても、あの世に持っていけない」という人は、寄付すればいいのだ。
生まれ育った市区町村、お世話になった母校、研究機関、寄付団体など、寄付先はいくらでもある。
貧乏でも人助けはできるが、金持ちのほうが幅広く活動できる。
あなたが地震や台風などの災害で家を失ったとき、
ボランティアさんから片付けのサポートをしてもらえれば嬉しいだろう。
……だけども本音をいえば、
「どのようなサポートよりも、現金をもらうのが一番ありがたい」と思っているはずだ。
国から「被災者に5,000万円給付します」と通知されれば、
今後の生活の見通しが立つので、不安はかなり解消し、前向きに考えられるようになるはずだ。
言うなれば、お金とは商品・サービスを利用する権利である。
権利は少ないよりも、多いほうがいいではないか。
そうした理由から、僕はお金はあればあるほどよいと考えるのだ。