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< 目 次 >
自作MODにチャレンジ その1 MCreator の導入
自作MODにチャレンジ その2 MCreator でブロック追加
自作MODにチャレンジ その3 MCreator でハーフブロック追加
自作MODにチャレンジ その4 MCreator で爆発ブロックを作ろう
自作MODにチャレンジ その5 64×64のテクスチャを用意する
自作MODにチャレンジ その6 MCreator で複数のブロックを追加
自作MODにチャレンジ その7(上) MCreatorでFacingブロックは? ←いまここ
自作MODにチャレンジ その7(下) それでもブロックの向きを変えたい
自作MODにチャレンジ その8 MOD専用の中間素材を用意する
自作MODにチャレンジ その9 MOD専用タブでブロック・アイテム整理
自作MODにチャレンジ その10 PantryDecoration[1.8]の完成・配布
自作MODにチャレンジ その11 LetterTrayDecoration[1.8]の完成・配布
自作MODにチャレンジ その12 PantryDecoration[1.8.9][1.9.4]の配布
自作MODにチャレンジ その13 LetterTrayDecoration[1.8.9][1.9.4]および[1.8]修正版の配布
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Facingブロックとは、ブロックに"向き"が存在し、置く時のプレイヤーが見ている方角等によって"向き"が変わるブロックのことです。ベッドやレッドストーンリピーターが典型です。
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この Facingブロックを使いたいと思っているのは、文机・文台を作りたいからです。
文机とは、書き物や読書をするための和風の机で、大河ドラマで手紙を書くシーンなどで見られます。「机の向きは常に北向き」といった建築への縛りを加える気はないため、プレイヤーが向いている方角によって向きを変えられるのが理想です。
Facingブロックの jsonファイルを使ってみる
ということで、bed_head.json を使って試作します。まだ試作を繰り返す段階であるため、他の追加ブロックと分けて LetterTray.zip という別ファイルでエクスポートします。
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基本のテクスチャはその3で使用した Tray 用の物で、トップのテクスチャは紙とインクと羽ペンにしてみました。
ちなみに、テクスチャを指定する LetterTray.json はこんな感じ、
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3Dモデルを指定する LetterTray_custom.json はベッドの jsonファイルを流用して、こんな感じで行きます。
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top のテクスチャを回転させる "rotation": 90 というのが、カギになるはずですが・・・
ベッドは、置く時の方角によって向きを変えられます。
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しかし、LetterTray は向きを変えられませんでした。
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"rotation": 90 自体は効いていて、top のテクスチャの天地は通常なら南側が地になるところが、西側が地になっています。しかし、西側が地で固定されて、ベッドのように回転させることは出来ません。
それもそのはず、LetterTray.zip の \assets\lettretrayb\blockstates の中にある LetterTray.json はこうで、
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バニラの\1.8\assets\minecraft\blockstates の中にある bed.json はこうなっています。
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一行目は「"facing=north(北を向いている時),part=foot(footのブロックは)":[ "model": "bed foot", "y": 180(180度回転させる)]」という意味の値です。Facingブロックは blockstates で、こういった値を追加で与えられているから回転する訳です。
そこで! LetterTray.zip の LetterTray.json をこのように書き換えてみましたが・・・
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テクスチャが飛んでしまいました。jsonファイルを手書きで書き換えられる範囲は限られていて、その範囲を超えて書き換えるとこのようにエラーを返してきます。
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MCreator は blockstatesフォルダ の方を弄るようには出来ていないので、Facingブロックを作るのは難しそうです。Facingブロックを作るなら、コードを勉強して、MCreator に頼ることなく MOD を作るしかないのかなぁ・・・・・・。
では、続きは「その7(下) それでもブロックの向きを変えたい」で
自作MODにチャレンジ その1 MCreator の導入
自作MODにチャレンジ その2 MCreator でブロック追加
自作MODにチャレンジ その3 MCreator でハーフブロック追加
自作MODにチャレンジ その4 MCreator で爆発ブロックを作ろう
自作MODにチャレンジ その5 64×64のテクスチャを用意する
自作MODにチャレンジ その6 MCreator で複数のブロックを追加
自作MODにチャレンジ その7(上) MCreatorでFacingブロックは? ←いまここ
自作MODにチャレンジ その7(下) それでもブロックの向きを変えたい
自作MODにチャレンジ その8 MOD専用の中間素材を用意する
自作MODにチャレンジ その9 MOD専用タブでブロック・アイテム整理
自作MODにチャレンジ その10 PantryDecoration[1.8]の完成・配布
自作MODにチャレンジ その11 LetterTrayDecoration[1.8]の完成・配布
自作MODにチャレンジ その12 PantryDecoration[1.8.9][1.9.4]の配布
自作MODにチャレンジ その13 LetterTrayDecoration[1.8.9][1.9.4]および[1.8]修正版の配布
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Facingブロックとは、ブロックに"向き"が存在し、置く時のプレイヤーが見ている方角等によって"向き"が変わるブロックのことです。ベッドやレッドストーンリピーターが典型です。
この Facingブロックを使いたいと思っているのは、文机・文台を作りたいからです。
文机とは、書き物や読書をするための和風の机で、大河ドラマで手紙を書くシーンなどで見られます。「机の向きは常に北向き」といった建築への縛りを加える気はないため、プレイヤーが向いている方角によって向きを変えられるのが理想です。
Facingブロックの jsonファイルを使ってみる
ということで、bed_head.json を使って試作します。まだ試作を繰り返す段階であるため、他の追加ブロックと分けて LetterTray.zip という別ファイルでエクスポートします。
基本のテクスチャはその3で使用した Tray 用の物で、トップのテクスチャは紙とインクと羽ペンにしてみました。
ちなみに、テクスチャを指定する LetterTray.json はこんな感じ、
3Dモデルを指定する LetterTray_custom.json はベッドの jsonファイルを流用して、こんな感じで行きます。
top のテクスチャを回転させる "rotation": 90 というのが、カギになるはずですが・・・
ベッドは、置く時の方角によって向きを変えられます。
しかし、LetterTray は向きを変えられませんでした。
"rotation": 90 自体は効いていて、top のテクスチャの天地は通常なら南側が地になるところが、西側が地になっています。しかし、西側が地で固定されて、ベッドのように回転させることは出来ません。
それもそのはず、LetterTray.zip の \assets\lettretrayb\blockstates の中にある LetterTray.json はこうで、
バニラの\1.8\assets\minecraft\blockstates の中にある bed.json はこうなっています。
一行目は「"facing=north(北を向いている時),part=foot(footのブロックは)":[ "model": "bed foot", "y": 180(180度回転させる)]」という意味の値です。Facingブロックは blockstates で、こういった値を追加で与えられているから回転する訳です。
そこで! LetterTray.zip の LetterTray.json をこのように書き換えてみましたが・・・
テクスチャが飛んでしまいました。jsonファイルを手書きで書き換えられる範囲は限られていて、その範囲を超えて書き換えるとこのようにエラーを返してきます。
MCreator は blockstatesフォルダ の方を弄るようには出来ていないので、Facingブロックを作るのは難しそうです。Facingブロックを作るなら、コードを勉強して、MCreator に頼ることなく MOD を作るしかないのかなぁ・・・・・・。
では、続きは「その7(下) それでもブロックの向きを変えたい」で
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