今日はどうしようも出来ない燃え尽き感や悲しさに襲われ、体がなかなか動きませんでした。
今まで蓋をしていた悲しみの感情が溢れる感じでした。
どうにかしようと、昼過ぎから散歩をしていました。
お墓参りと、慰霊碑にも行きました。沢山の方が足を止めて、お祈りしてくださっていました。心から感謝いたします。
先程ふと空を見たら、綺麗な満月でした。
莉子は、夜泣きをよくする子でした。
どうやっても泣き止まない時は莉子を抱っこして、毛布を巻いて、子守唄を歌いながら近所を歩き回ることがありました。
莉子はまだあまり言葉を喋れない時期でしたが、泣き止んだ頃、月を見つめて不思議そうな顔をしていました。理解は出来ないだろうとは思いながらも、敢えて説明しました。
あれはね、月って言うんだよ。莉子ちゃんは地球っていうところの、日本っていう国にいるんだよ。そして、地球の外は宇宙っていうところで、そこに月があるんだよ。
そう説明すると、莉子はニコッと笑い、一言だけ「そっかぁ」と言いました。
それから莉子は、3歳になっても月が好きでした。
月を見て、そんな時のことを思い出しました。
あの時一緒に見た月は変わらずそこにあるけれど、ふたりは居ない。
いつもなら
「だから事故を交通事故を防いでいかなくてはいけない」
とポジティブな結論に持っていこうとしますが、今日は「ただただ悲しい」と思う自分の感情を大切にしようと思います。
燃え尽きたくはないので、また心燃やすための準備期間だと捉えようと思います。
皆様に全然お返事出来ておりませんが、皆様のお気持ちに心から感謝しております。これまで本当にありがとうございました。
そして、少し休んでまた活動する時は、どうぞよろしくお願いいたします。