私たちが面食らうのは、国会議事堂に乱入した人たちが自分のことを「アメリカの正統性」の側にいると信じていることである。日本の場合には、日の丸の旗を掲げて、「日本を再び偉大な国に」と呼号しながら国会議事堂に雪崩れ込む市民を想像することはむずかしい。
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会話
返信先: さん
アメリカは独立宣言で市民の革命権をはっきりと認めている。政府の本務は市民に賦与された「生命、自由、幸福追求の権利」の追求を支援することである。だから、政府がそれを果たさない時、「人民は政府を改造または廃止し、新たな政府を樹立する」権利を有する。そう明記してある。
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合衆国憲法制定過程で「連邦派(フェデラリスト)」が何よりも懸念していたのは大統領の独裁ではなく、立法府による権力簒奪だった。だから、建国の父たちは議員を両院に分かち、選挙法を変えて、両院が「できるだけ相互に関係がないようにしておく」ように配慮したのである。
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大統領が市民を使嗾して国会議事堂を襲わせたのは「立法府による権力簒奪から行政府の独立性を守るために」という大義名分を(しようと思えば)掲げられるのである。日本国憲法下にある日本人には思いもつかないシナリオだけれど。
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返信先: さん
80年代の「建前を冷笑しノリを神格化する」空気を体感していた(実に不愉快でした)人間としては考えさせられるものがあります。
引用ツイート
Расэндзин
『大砲とスタンプ』完結9巻発売中
@RASENJIN
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これはおっさんの牽強付会なのだけど、笑いながら軽やかに狼藉に及ぶのは80年代のネタ文化的なものを思い出して、議事堂の暴徒の画像を見ていると共感性羞恥のような感情に襲われるんですよ。かならずしもあのノリを否定できないので。
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