詐欺に遭いやすい人の特徴 | 富の哲学

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人に流されやすい人である。

別の言い方をすれば、自分の頭で考えない人だ。

 

特に権威者や専門家の話を盲信する人は要注意である。

詐欺が行われようとしている現場では、権威者や専門家を名乗る者が現れるからだ。

伝説の相場師がこう言っているのだから、この投資商品は絶対に儲かる

などと安易に考えてしまう人は騙されるのだ。

 

そもそも専門家ですら、人によって意見が真逆になることが多々あるので当てにならない。

 

 

近年の詐欺は手口が巧妙化しており、「うっかり騙されそうになった」という話をよく聞くが、どんなに手口が進化しても変わらない大原則がある。

 

金銭を要求されることだ。

 

 

逆に金銭以外を要求されることはない。

(少なくとも僕は知らない)

 

おばあちゃん! 今月食費が厳しいから地元の野菜を送って

なんて詐欺は聞いたことがないでしょう。

金銭を要求されるタイミングは詐欺により まちまちだけども、

早かれ遅かれ、お金の話が出てくる。

 

例えば「5億円の財産をお譲りします」といった内容であっても、

「そのために手数料100万円が必要なので振り込んでください」というように、

まずは こちらからお金を支払うように要求される。

 

これが詐欺最大の特徴である。

 

   

 

僕のもとにも こうした詐欺メールがよく届くんだけど、

こんなうまい話があるはずないのだ。

 

確かに富裕層のもとには、富裕層というコミュニティの中だけで交換される有益な情報があるけども、庶民層のもとには儲け話などやってこない。

 

くるのは詐欺話だけである。

 

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