「地質マニア?」大阪の男性(49)が土石流現場で遭難 「地質が見るのが好きで...」 本人は反省

「地質マニア?」大阪の男性(49)が土石流現場で遭難 「地質が見るのが好きで...」 本人は反省
16日、土石流が起きた長野県茅野市の下馬沢川上流で男性が遭難し、およそ4時間半後に救助されましたが、足の骨を折る大けがを負いました。男性は「地質を見るのが好きで、現場を見に行った」と話しています。

警察や消防によりますと、16日午後6時過ぎ、茅野市宮川の下馬沢川上流の山中で、大阪府の49歳男性が「沢に落ちた、歩けない」と消防に救助を要請しました。消防と山岳救助隊が捜索し、およそ4時間半後に救助、市内の病院に搬送されました。男性は右足の骨を折る重傷です。

下馬沢川では今月5日、大雨により土石流が発生し、現在は市が立ち入りを規制していますが、男性は無許可で入山したということです。

NBSの電話取材に男性は「地質を見るのが好きで土石流現場を見に行った。規制エリアには入らないようにしていたが、帰りを急いでいて入ってしまった」と話しています。

また、救助されたことについては、「迷惑をかけて大変申し訳ございません」と反省している様子です。

茅野市は、「何かあった時に連絡を取るためにも入山する時は必ず申請してほしい」としています。