僕が今まで受けた勧誘のなかでも、
最もしつこかったのが宗教の勧誘、続いて健康食品の勧誘、寄付の勧誘である。
ここで 「え? 宝くじに当せんしたわけでもないのに、寄付の勧誘ってくるの?」
と思うかもしれないが、寄付団体に直接寄付をすれば勧誘を受けるのだ。
(街頭募金やコンビニ募金などは別)
僕は当初、恵まれない子どものために、某寄付団体に振込用紙を使って単発で寄付していた。
寄付をすると、そのつど領収書とお礼の書状が届く。
そして、たまたま3~4か月くらい連続して寄付をしたことがあるのだけど、
そのとき寄付先の団体から電話連絡がきて、
「できれば毎月寄付していただけるとありがたいです」と。
なんでも 毎月領収書とお礼状を届けると事務手数料が高くつくらしい。
そこで口座引き落としで毎月寄付をしてほしいと。
そうすれば、恵まれない子たちにより多くのお金を届けられるとのこと。
(この方法だと1年ごとに領収書とお礼状を発行すればいいので)
それを聞いて僕は、「毎月引き落としって……なんかローンみたいだなぁ~」
と思いながらも、了承したのである。
それから しばらく寄付を続けていると、
相手先から再度電話がきて「毎月の寄付金を増やしてほしい」と。
新型コロナウイルスの影響により、募金活動を拡大しているそうだ。
このときは僕もコロナの影響を受けていたので、
「寄付金を増やすのは厳しい」と断った。
まあね 恵まれない子たちを助けたい気持ちはわかるのだけど、
僕は「他国よりもまずは自国、そして他人より身内が先」という考えを持っている。
何より寄付というのは、自身の経済力と家計の範囲内で、無理せずにするべきものだ。
寄付が義務になってしまえば……それはもう税金や保険料を納めるようなものではないか。
それは ちょっと違うな~と
以上、寄付団体に寄付すると勧誘がくるという話でした。