朝から激しく降った雨が束の間やんで、換気の為に開け放った窓からアゲハ蝶が入って来た。台風が近づいているせいか、朝から風が強い日だったからだろう。
普段なら4階の高さまで上がってくる事がないであろうアゲハ蝶が風に乗って飛び上がり、そして運悪く開け放たれていた窓から部屋に侵入してしまった様だ。
都会に出て来てから既に20年が経過した。その間、色んなことがあったが、子供の頃には当たり前の様に目にした虫を目にする事は少なくなった。
アゲハ蝶なんて何年ぶりに見たのだろうか。
その優雅に舞う美しい姿に夢中になって追いかけた子供の頃、夏休みになると親父にせがんで、何度も虫取りに近くの山へ連れて行ってもらった。
カブトムシ、クワガタ、セミ、カマキリを捕まえて虫かごで飼うのが大好きな子供だったから、家には虫かごが幾つもあったっけな。
昨日、親父がガン宣告を受けた。家族を失うかもしれない恐怖で胸が張り裂けそうな気持ちで、TVの上に止まった蝶を見てボーっとしている。
蝶よ、気が済むまで俺の部屋で休んでいけばいい。風が凪いだタイミングで、帰って行けばいい。そっと捕まえて公園で放してやろう。
恩返しというなら、どうか父の癌を消してくれ。
検索したらコピペでは無いみたいで、これを増田に書こうとしたモチベーションがなんであったのかすごい気になる。
文豪になりなさい。
あれか、アラン・ポーみたいやね。大鴉、みたいな?
anond:20210917184613 これのパクリじゃん
これは割と真実じゃないかな? 過去増田にインスピレーションを受けて増田を書く人って多いよね。
増田村は500人しか住んでない みんな血縁みたいなもんよ 顔も考えも真似も似通ってくるってもんよ
アゲハチョウは4階ぐらいなら普通に飛んできます。 マンション6階に住んでいますが、毎年アゲハチョウが卵を産みに来ています。
50階くらいのホテルの窓の外にも蜘蛛の巣があったりしてなかなかどうして昆虫にとっては50階もたいしたことないんだなと思ったわ
できたらアイスティーください