いれかったたましい
「ユーレイがよんでいるの巻」という怪談本に
収録されている作品で、
旅人と村人(どちらも男性)が入れ替わってしまうというお話ですねー!

ユーレイがよんでいるの巻 (こわさ120%超怪談!!)
・作者
神戸淳吉
高橋宏幸
・単行本
単体では未発売(他作品とセット)
該当箇所について
★与平⇔★旅人
居眠りをした際に互いに幽体離脱して入れ替わる
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)
旅人と村人が入れ替わる
旅人と村人が入れ替わってしまう
シンプルなお話ですー!!
村に住む村人・与平と、
偶然居合わせた旅人(旅人のほうの名前は不明)は
同じ神社で居眠りをしてしまうのですが、
その際に、お互いに幽体離脱をしてしまい、
身体が入れ替わってしまう…
と、いうのが入れ替わりのきっかけですねー!
男性同士の入れ替わりで、
与平と旅人は元々知り合いだったわけでもないので、
なかなか大変そうな感じです。
このお話の特殊な点は
「入れ替わったことにお互いが気づかない」という点で、
入れ替わった二人がお互いに「えっ!?」となる感じではなく、
与平は、身体は旅人になっているのに、
自分は与平だと思い込んでいる状態で、
旅人のほうは旅人のほうで、身体は与平になっているのに
自分は旅人だと思いこんでいる状態です。
なぜ気づかない!?とツッコミ…
2人は、終始入れ替わっていることに気づかないまま
いつも通りの自分として(身体は別人になっているのに)
振舞っていきます。
その結果、周囲は混乱してしまっていますし、
周囲から指摘されても、
2人は入れ替わりに気が付きません。
(自分の声とか身体とかで気づいても良さそうですが
特殊な力が働いていたのかも…?)
最終的に「寝たら直ってた!」的なオチですが、
2人は入れ替わっている間の記憶がないようだったので
夢遊病的な感じになっていたの…かも?
感想
入れ替わるふたりが天然すぎて
逆に不思議な感じでした!笑
どう考えても気づくような…
私が見落としているだけで
気付かない理由についても
触れられていたりしていたのかも…?