てん
月刊少年シリウス2008.11に掲載された読み切りの漫画で
中学に通う男子と、犬が入れ替わってしまうお話です。
事故ではなく、犬が仕組んだ入れ替わりなのが特徴の一つですねー!
(※商品ページが無さそうなため画像なし)
・作者
田口ホシノ
・単行本
未単行本化
該当箇所について
★河田典明⇔*てん(犬)
てんの魔術により入れ替わり
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)
犬に魔術で身体を奪われる
主人公の典明が、
学校生活が上手く行かずに、自殺を口にしたところ、
それを聞いていた犬のてんに
「いらないならその身体をくれ」と、
てんの魔術により、身体を入れ替えられてしまう、
というお話です。
典明(人間)とてん(犬)の入れ替わりですねー!
(てんは元々人間の身体を奪うために
魔術の勉強などをしていたようです)
てん自体は、典明の隣のクラスの生徒・メグの
飼い犬で、てんになった典明は、
そのままメグの家で暮らすことになります。
当然、てんは犬なので、
てん(中身・典明)は犬として扱われて、
犬として生活することになります。
イケメン(?)になった典明
その後、典明になったてんは
「俺流の改造」みたいな感じで
典明の容姿から性格まで
全てをてん好みにしてしまいます。
かなりイケメンになった感じで、
学校での立ち位置も大幅に
変わったみたいですねー笑
典明(中身・てん)と出会ったてん(中身・典明)も
とても驚いた様子なところも、美味しい
描写ですね…!
てん(中身・典明)は身体を返してほしいと言い放ちますが、
死のうとしていたことや、
俺の方が身体を上手に使うことが出来る、と言われて
断られてしまい、
さらには典明の身体で、てんは、飼い主であったメグに
告白して、しかもOKを貰ってしまいます(笑)
(メグからしてみれば、まさか目の前の男子が
自分の飼い犬(中身)などとは夢にも思って無さそう…)
その後はデートやらなんやらで、3人(2人+1匹)で
行動するような描写もあり、
それほどダークな感じではないのですが、
最後は、元に戻れないまま終わります
(※戻ろうと思えば戻れるのですが典明(中身・てん)に
拒否されてしまいました笑)
感想
典明を自分流に改造してしまうところとかが
美味しい作品ですねー!
まるで別人のようになってしまっています。
目的が飼い主の彼氏になる、という
目的だったのも
なかなか、個性的な目的で面白い目的でした!