うつり気マイハート

高校生の2人が、事故によって入れ替わってしまい、
しかもその後に、ドクターの実験に巻き込まれてしまうお話ですー！
全体的にドタバタした展開が特徴的ですねー！

（※古い雑誌に掲載された作品なので、商品ページは確認できないため画像なし）

・作者
古山基夫

・単行本
未単行本化
（少年サンデー1983.7 夏休み増刊号収録）

該当箇所について

★桑原転生⇔☆麻生鈴音
電流によって入れ替わってしまう
外見上の変化⇒なし（中身入れ替わり）

謎の感電により入れ替わり

高校生の転生（転生モノ、ということではなくそういう名前ですー！）と
鈴音の二人が、柵に触ったところ、
突然謎の電流が流れてきてしまい、
そのまま身体が入れ替わってしまいます。

困り果てた二人は校医に相談するのですが
実験体にされてしまう…というお話ですねー！
（この人もだいぶヤバい感じ）

転生は最初、入れ替わったことにすら気づいておらず
鈴音の身体で転生のクラスに行ってしまったり
「俺は男だ！」と言わんばかりに、問題行動を
起こしそうになってしまったりと、
「え？気づかないの！？」みたいな行動を
最初のうちは繰り返しているのも
美味しいところですねー！
（さすがに気付くでしょ！とツッコミたくもなるような…
　でも、実際に入れ替わると気づかないのかも…？？？）

なお、入れ替わったあとに
鈴音になった転生は、元に戻ることに消極的で、
転生になった鈴音は、元に戻りたがっている、という
対極の姿勢が描かれているのも、ちょっとしたおいしさです！

実験体にされてしまう

校医に相談した二人は
校医に実験体にされてしまって
拘束されてしまったりと、
酷い目に遭うことになってしまいます。

そもそも、元々最初に入れ替わったのが
この校医の仕業であり、
柵に触った際に流れた電流も、校医が原因でした。

拘束された挙句、大変なことになったりもしますが、
最終的には二人とも無事に元に戻ることが出来て
結末は意外と円満に解決しているお話ですー！

感想

ちょっと現実離れした感じの
入れ替わりモノではありますが、
なかなか良い感じですねー！

比較的古い作品だからか、
ドキドキ要素も一般向け作品のわりには
多めに盛り込まれている印象を受けました！