入れ替わりジュース
「3分間ノンストップショートストーリー」という本に
掲載されている短編小説です。
入れ替わりのジュースが登場し、主人公がクラスの子と入れ替わろうとします。
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3分間ノンストップショートストーリー ラストで君は「まさか! 」と言う 時のはざま
・作者
桐谷直
・単行本
単体では未単行本化(※↑に収録)
該当箇所について
★田崎 亮太⇔☆母親
入れ替わりジュースの力による入れ替わり
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)
入れ替わりジュースによる入れ替わり
友人の祖父が遺した
「入れ替わりジュース」なるものを使って
主人公が、憧れの女子生徒と入れ替わろうとする
お話ですねー!
入れ替わりジュースは、同性との入れ替わりが
出来ないというルールが存在しており、
必ず入れ替わる組み合わせは、男女でないと
いけないことや、入れ替わりジュースの効力自体は
3日間で、そのあとは元に戻るなどなど、
色々なルールが用意されています。
これを使って、主人公の亮太が
クラスの春野という生徒と入れ替わろうとします。
結局お目当ての子とは入れ替わらない
最初は春野という子と入れ替わろうとしていた
主人公ですが、
結局、作中では最後まで春野と入れ替わることは
出来ませんでした(笑)
入れ替わりまでのワクワク感が中心な
感じの作品…かな?という印象ですねー!
最後は、別のクラスメイトをターゲットに定めますが
入れ替わりを実行しようと、入れ替わりジュースを飲んだ後に、
母親に声をかけられて、亮太はそのまま
自分の母親と入れ替わってしまう…
というオチでした。
入れ替わり後も、少しだけ描かれています!(笑)
入れ替わりジュースには3日間の制限時間が
あるので、無事に元には戻れたようですが、
亮太にとっては残念な結果になりましたね…。
(読者の一部にとっても残念な結果、かも笑)
感想
「入れ替わりを決行する前のドキドキ感」が
文章から伝わって来る感じの
入れ替わりモノですねー!
確かに入れ替わる直前には
「誰と入れ替わろうか」と、
色々感がそうな気がします。
入れ替わり後自体の描写は王道かつ、あっさりな
感じに見えました!