彼女は誰時 ~人形との入れ替わり~

彼女は誰時

ジャンプ+に掲載された作品で
「喋ることのできる人形」と暮らしていた女性が、
その人形と入れ替わってしまい、人生を奪われてしまう作品です。

(※ジャンプ+に掲載 単行本化はされていません)

・作者
いしとゆうら

・単行本
未単行本化

該当箇所について


☆絵里⇔☆おゆき(人形)
☆みさを⇔☆人形になった絵里
☆人形になったみさを⇔☆名称不明の女性
長い間身体を乗り換え続けて生きている二人による入れ替わり
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)

人形との入れ替わり


イヤな上司の元で、日々ストレスを溜めながら
働いていた社会人のOLは、
かつてフリーマーケットでおばあさんから購入した
不思議な人形・おゆきと共に暮らしていました。

おゆきは、言葉を話すことができる人形で、
毎日のように、絵里の愚痴を聞いては
慰めていた、という関係性ですねー!

その後は、おゆきからのアドバイスもあり、
嫌味な上司に対してキレて、会社を退職、
おゆきが、自分を大切にする覚悟を決めさせてくれた、と
お礼に、自分では外の世界を見ることができないおゆきを
外に連れていきます。

その際に、おゆきから「人間としての感覚を自分は永遠に味わえない」と
嘆かれたことで、絵里は「自分にできることは何かないの?」と
おゆきに迫ります。

その結果、おゆきが絵里に対して「身体を貸してほしい」と
頼むのが、入れ替わりの始まりですねー!
(入れ替わりが発生するのは中盤から後半ぐらい)

実はおゆきの陰謀


絵里は、おゆきの提案を快諾しますが、
入れ替わった直後に絵里(中身・おゆき)は豹変。

自分たちは入れ替わりを繰り返すことで
長年生き永らえて来た存在であることを明かします。

その後、絵里(中身・おゆき)は、
おゆき(中身・絵里)を持って、フリーマーケットのおばあさんと合流、
そこで、真実が明かされます。

「おゆき」は絵里の前にも入れ替わったことがあり、
年老いた身体を捨てて「人形」に、そして、「人形」から「絵里」に
移動し、絵里の身体を奪ったようです。

そして、おばあさんの方は「みさを」という名前で
(おばあさんの名前なのか、中身の名前なのかは不明)
作中の発言から、このおばあさんも、過去に
「絵里のように身体を奪われた被害者」であることが
伺えます。

その後はおばあさん(中身・みさを)と、
おゆき(中身・絵里)が入れ替わり、
絵里は、おばあさんの身体になってしまい、
みさを(おばあさんの中に入っていた魂)は、
おゆき(人形)の中に入ります。

そして、おばあさんになってしまった絵里は、
絵里(中身・おゆき)に拘束されたまま置き去りにされて…
というバッドエンドですねー!

その後、おゆき(人形)の中に入っていた「みさを」も、
絵里とは別の子の身体を同じように奪ったらしく、
絵里(中身・おゆき)と、名前不明の女性(中身・みさを)が
嬉しそうに合流する場面で物語は終わります。

感想


ダークな入れ替わりモノ、ですねー!
人形と入れ替わる、と言い出した時点で
「あっ…!」って感じでしたけど…笑

今までにも何人も被害者がいる、という感じのようです!

ジャンプ+で読めるので(※無料 ※現時点では)
ぜひ読んでみてくださいー!

みさをに乗っ取られたと思われる子のほうの
物語も気になるところです!

ぽぜるん

憑依・入れ替わり・操り展開のある
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ご紹介をしています。
(一般向け作品専門となりますので、
 PCソフト等はご紹介していません)

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