渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

喫茶店マニア

2020年12月16日 | open

中学の頃から喫茶店マニアである。
特に喫茶店が大流行だった1970年代には
喫茶店に行きまくった。
喫茶店で貰うマッチを集めるのが好きで、
気がつくとダンボール箱二つにぎっしりの
マッチが集まっていた。

こんな店持ちたい(笑)。



店奥の裏がこんな風だったら最高だ。


一時期、チェーン店の珈琲屋とファミレス
とファーストフードの店に押されて喫茶店
は衰退の一途を辿った。
しかし、最近、喫茶店としての店舗が各地
で頑張り始めたように感じる。
カフェ好きな人も増えて来たように思え
る。
ただ、店の広告でもあったオリジナルマッ
チを置く店は喫煙者の減少の為か、ほぼ
無くなってきているのが現状だ。
箱マッチだろうと折り畳みペーパーブック
マッチだろうと、あのパッケージに個性が
あって楽しめたのになあ。

マッチの歴史には詳しくないが、先の休日
に映画『アンタッチャブル』を観ていて
ふと思った。
若き日のケビン・コスナーがいい味の作品
だ。公開の1987年に銀座に観に行った。
この作品の中で、容疑者から取り上げた
マッチの裏に書かれていた住所のメモ書き
を見て、コスナーはその男が犯人だと特定
して追いかける。
この時のマッチが折り畳みのブックマッ
だった。
果たしてアル・カポネの時代にそのマッチ
があったのかどうか疑問に思った。

ブックマッチ


カフェにはバイクで行くのもいい。
当然、店の前に停められるのが鉄板。
遠くの駐車場に停めてから歩いて店に
行くなんてのはやりたくない。
店の中からマシンが見えているのが
セオリーだ。
西部劇でもそうだんべ?
馬を繋いでからすぐに目の前のサロン
の扉を開く。それでないとね。


やっぱ、こうじゃないと。




最近の人たちって、こういう停め方しない
ね。逆向きに停める。
出る時に楽だからだってさ。


何でもてめえの損得勘定なのかね。
馬のケツを店に向けて停めるんだとさ。
でも、本当の歴史は違うと思うよ。
コンビニやファミレスなどで、排気音が
近所の「迷惑」にならないようにとの理由
で逆向きに停めさせるのが一般化してか
ら、バイクも逆向き停めが出てきたのだ
と思うよ。
で、店と店の中の客の方向に排気ガスかま
せてそのまま出て行くのが現代風なのら
しい。
冗談じゃねえ。俺は嫌だね。
俺は昔の人間なので、指定なき場合は、
絶対にバイクの頭を店に向けて停める。
これは自分の鉄則だ。
ブーツ履くのは左から、みたいにこういう
ことは変えない。
そして、マシンは後ろに引っ張って道路
に出してからエンジンをかける。
店は大抵、道路に対してT字位置に建って
いるから、そこで始動して排気すれば誰
の迷惑にもならない。
「迷惑」の履き違えなんだよ、今の時代
は。
損得勘定だけが目先にあるとそういう事
になる。

俺はこれだ。


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