テクニックに逃げると失敗する可能性が高いよね

stand.fmにて放送中: 幸複論 のテキスト版です。加筆修正アリ。

  • 00:00~02:26 影響力を持ちたいなら、まず量
  • 02:27~04:20 仕事にしたいなら毎日投稿は当然
  • 04:21~08:26 テクニックに逃げると失敗する
  • 08:27~10:21 「正解を出すためのテクニック」を探さない

 

影響力を持ちたいなら、まず量

さて今日は、継続していくことがなによりも大切だよね……というより、「量は大事だよな」って話をしたいと思うんですけど。

芸能人だったら話は別なんですけど、何者でもない人。誰にも知られてないような一般人である人が、発言力を持ったり、世界を変えたい。何か社会に対していいことをしたいって思ったとき、影響力を持つこと。つまりフォロワー数だったり、ちゃんとあなたの話を聞いてくれる人を多数作るってことは、絶対に必要だと思います。

たとえば自転車のプロの方であっても、YouTubeにおいて、素人の人よりチャンネル登録者や視聴回数が少ない人であれば、影響力っていうのは少ないわけですよね。

それって何かって言うと基本的にはまず量だと思うんですよ。

YouTubeの投稿をたくさんして、「どういうものに反応があって、どれに反応がないのか」
「どうしたら登録者が増えるのか、どうしたら減るのか」。あとは登録者だけじゃなくて、あなたの話を聞いてくれる人って言うのがどれくらいいるのか、っていうのがすごく大切なんじゃないかなっていつも思っています。

 

仕事にしたいなら毎日投稿は当然

たとえば「ブログを書いて影響力を持ちたい」「有名になりたい」って活動を始めたものの、何かうまくいかない……って悩んでる人から相談を受けることってあるんですね。

じゃあ「YouTube/ブログ/ラジオどれくらい投稿してますか?」って聞いてみると「週に一回くらいですかね」と。「ラジオもTwitterもInstagramも週に一回くらい投稿する」っていうんですけど、ほんとにそれを仕事にしたいのであれば、毎日投稿くらいは当然のことだと思うんですよね。

ひとつひとつのコンテンツに対してクオリティの高さを担保できないのであれば、なおさら量を出さないといけない。それが週に一回投稿で「なかなか伝わらない」って、何甘えてんの、って話だと思うんですよ。

毎日こうやって生きていく中で「週に一回YouTubeを撮る」「週に一回ラジオを撮る」ってめちゃくちゃ誰でもできることで、そんなことで影響力に差がつくわけがないんですよ。

クオリティの高いもの、視聴者や読者さんが反応しやすいものがわからないのであれば、毎日毎日テストして、結果を数字で見てようやく「みんなこういうのに興味あるんだな」ってわかってくるはずなんですよ。だから「業界を変えたい・有名にしたい」というのであれば、最低でも毎日毎日何かを投稿するって言うことは必ず必要だと思います。

 

テクニックに逃げると失敗する

ここでもう一つ問題があるんですけど、量じゃなくてテクニックに逃げることが一番問題なんじゃないかなって思うんですね。どういうことかというと、たとえば「ブログ週一回投稿します」「YouTube週一回投稿します」ってなったときに、それだとなかなか登録者数も再生回数もPV数も伸びないと思うんですよ。

「じゃあ何が足りないのか」って考えたときに「見せ方が足りない」「テクニックが足りない」「文章の書き方がおかしい」「動画の内容があまり良くない」っていうテクニック面に逃げてしまうことが多いと思うんですよね。

もちろんテクニック面を磨くことって言うのも必要だと思います。動画の内容をできるだけ面白いものにする。テーマを面白いものにする。ブログの内容もみんなが興味のあるところから伝えていく。テクニック面ももちろん絶対必要なんですけれども、それ以上にそもそもその量だと届くわけないよねって人たくさんいるんですよ。

テクニックを使う方が楽そうに思えるんですよね。頭使って賢い方法で、自分の言いたいことを広げていくっていうのって、そっちのほうが楽そうじゃないですか。でも実際には考えることってめちゃくちゃ大変で、それだったら量をこなす方が楽なんですよね。

毎日毎日投稿して、その中で学んでいった方が絶対いいですよ。でも人間どうしてもうまくやろうとしてしまう。正解の方法を探してしまうんですけど、実際にはそんな正解の方法なんて誰にもわからなくって。学校で学ぶ勉強じゃないから、これやったら成功するみたいな簡単な方法・テクニック、正攻法はないんですよ。算数の公式みたいに、これを使ったらこの問題が解けるみたいなことって、実際には学校を出るとないんですよ。

実際会社だったらあったのかもしんないですけど、自分が何か表現する・誰かに何かを伝えるってことに関しては正解は無くて。なぜかというと時代の流れや受け取る相手の考えていること、いま自分が伝えたいこともいろいろ関係してくるので、正解なんてないんですよね。

たまたま投稿したタイミングが良くて、たまたま誰かに見つかってリツイートされて、その人の意見がぐわって広がってしまうこともあるんですけど……。ただ、成功する方法に関して言えば「正解」ってあんまりないんですよね。「これやったら成功しますよ」って方法は無くて、でも失敗する方法っていうのは確実に存在するんです。

たとえば、毎週1動画しか投稿しない人が1年以内にYouTubeで有名になれるか。……っていうと、ほぼ成功する可能性ってないと思うんですよね。確かにその中で、やり方を考えて成功する頭のいい人って言うのはいますけど、実際のところ頭のいい人って言うのはほとんどいなくて。試行錯誤の結果「これがいいのかな?」「 こういうのが受けるのかな?」って気付くようなものなんですね。頭で考えてできるようなことじゃないので。

 

「正解を出すためのテクニック」を探さない

そろそろまとめさせていただくんですけど、目の前になにか課題があった時。会社や学校みたいに「正解を求められて、正解を返す」って仕事の中では、正解を探すことが正解なのかもしれない。で、「正解を出すためのテクニック」が大切なのかもしれない。

でも「正解を出すためのテクニック」を探し続けて行動しないことは、ゴールにたどり着けない可能性が非常に高いです。なぜならその方法は、ほとんどの場合で失敗してるからですね。

なので、「何か伝えたい」「影響力を持ちたい」「業界を変えたい」のであれば、まずはYouTubeでもブログでもTwitterでもInstagramでも何でもいいんですけど、最低でも毎日投稿する。

TwitterやInstagramだったら毎日2~3投稿はできると思うんですよね。1時間もあれば。YouTubeも1時間あればできるし、3動画くらいだったら1日に撮れますよね。編集もできるし。

なのでまずは量が必要だと思います。テクニックももちろん必要なんですけど、それはやりながら身についていくもの。そこに頼らず、まずは量。たくさんコンテンツを出して、誰かに見つけてもらうことっていうのが大切だと思います。

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