「どうなったら勝ち?」ってよく人は問うけれど、誰かに勝つことはそんなに大切でしょうか。
もちろん勝てば気持ちいい。負け犬にはなにも与えられないし、誰も目は向けない。ただ誰でも勝てるかというとそうでもない。なぜなら勝者は常に1人しかいないからだ。
それでもSNSでは「勝つために自分のやりたいことなんて捨てろ」と語られている。おっしゃるとおりだ。勝つためにはたくさんのものを捨てなければいけない。
僕はアフィリエイトで独立して、会社に行かなくていい生活を手に入れたけた。ある分野では勝ち組と言えるのかもしれない。でもそこに到達するために毎日8時間を費やしていた。しかも副業でだ。本業を8時間勤務をした後に、さらに8時間かけて毎日記事を書いた。死ぬほど辛かったし、もう二度とやりたくない。だからこれを誰かに押し付けることはしたくないんですよね。
実は僕はフリーランスになってから、あるできごとでアフィリエイトで得たものをほぼすべて失ったんです。現在はそこから今は立て直しをしているところなんですが、勝つことは目指していない。さきほども言ったとおり勝つためには捨てるものが多すぎる。
じゃああきらめるのか?というと、あきらめることもしない。勝つことはしない。その上で負ける選択をしない。
じゃあどうするの?
僕は4位を取り続けようとおもっている。
「1位にならなければいけない」と僕らは思っているけど、それは間違いだ。1位はなれば得るものはもちろん大きい。おそらく一生困らないような富が手に入るし、業界の有名人にもなって名声が手に入る。
でも冷静になって考えてみると、本当にそこまでの富と名声が必要だろうか。
現状、ネットビジネスにおいて8桁稼ぐ人は少なくない。インフレが起こっていて、100万円/月稼いであたりまえになっているし、みんなそこを目指している。
子供が家庭にいる人で考えてみる。その子供との時間を犠牲にしてまで稼ぎたいか?
やりたいことがあるのに、自分のやりたいことにフタをしてまで稼ぎたいか?
勝つためには犠牲にするものが多すぎる。
だから勝つことを諦めてみることにした。表彰台には誰かにまかせておいて、僕たちは4位を目指そう。
生活には困らないお金をビジネスモデルで作り上げて、そ自分が本当に意義があると思う仕事だけをやって生きる。自分の大切な人とたくさんの時間を共有できるようになる。
こんな生活をできた方が幸せなんじゃないかと、心から思っている。