給料のない世界は、こんなにも自由だ

こんにちは。金子(@gon_ryusuke)です。

僕は日頃から会社員にならずに、最初から自分でビジネスをすることを若い子に勧めてる。それは給料には覚醒剤以上の依存性があるからだ。覚醒剤は一度吸えば、二度と脳は忘れないらしい。給料もこれと同じように一度でももらうと、お金のために働くことを辞められない。

事実として、日本人のほとんどは給料を辞められずに人生を終える。まるでなんど捕まっても覚醒剤を辞められない「田代ま○し」だ。

「給料中毒」

僕はこう呼んでいるけど、実際給料中毒は健康被害はないし、生きていく上ではそんなに悪影響はない。ただ自由に自分のやりたいことだけをやって生きていくには、給料をすてる覚悟を持たないといけない。

インフルエンサーが時間の切り売りをするなとか言うけれど、そんなこと言ったってお金がないと困るから会社員をつづけるしかない人も多いと思う。

だから今回は、なぜ僕らが給料をもらい続けないといけないのかを考えて、そこからさらに自由に生きていくためのなにをすべきか

給料は間違いなく、会社員を縛っている

僕らは高校生の頃から、アルバイトによって給料をもらい、自分の欲しい物を買う。自分で働いて得たお金で、自分が欲しい物を自由に買える自由を手に入れた。

そして社会人になったらさらに稼ぎ、自分のお金で賃貸を借りてひとり暮らしを始め自立する。行動や社会的な責任を含めて、自分で選択する自由を手にする。結婚をすれば家族を自分の稼ぎで支えることができる。

一見なにもかもが自由に選べるように見えるけど、本当にそうだろうか?すべて給料をもらう前提で話が進んでいないだろうか?

ここで僕らがアルバイトをはじめた頃から、安定した収入を手に入れてきた。そのおかげで人生がうまくなっていくかのように見えた。

でも実際は気づかぬうちに給料の呪縛にがんじがらめになっている。その証拠として、「仕事だったら仕方がない」という言い訳が当然の如く繰り返されている。

  • 子供の成長を見れない
  • 彼女の誕生日に会えない

仕事だから仕方ない?んなわけあるかい。

それはすべてあなたが給料に縛られているからであって、決して「仕方がない」ことではない。

給料を手放せばすべて解決できることなんです。そうすれば毎日疲れてるのに、朝に起きて電車に飛び乗って会社に行く必要はないし、毎日子供の成長だって見れるし体力の限りに相手してあげられる。

だから僕たちは自分の時間を自分のために使うには、給料を受け取ることを拒否して会社員を辞めなくちゃいけないんです。

僕らはなぜ会社で働くのか

あまりにも自動的に僕らは給料を毎月もらうようになるんですね。誰かが仕組んでいるのかどうかはわかりませんが、レールの上の人生では給料をもらうまで自動的に進み、自動的に終わっていく。自分の生活を給料にゆだねてしまい、給料がなくなることが怖くて手放せなくなる。

想像してみてほしい。

月末にたくさんの支払いがありますよね?携帯代や自動車ローン。カードの請求や光熱費の支払いなんかもたくさんある。それらに毎月20万円かかるとして、月末を迎えたあなたの財布に10万円しかない時の気持ちはどんなだろうか。

僕たちはお金がなくなったら困る。

実は僕はマジでお金がない時期があったので、20万円の支払いがあるのに食費すらないことが時期が過去にあった。そのときは絶望を感じた。吐き気をもよおすレベル。

支払わなければならないお金があるにも関わらずそのお金はない。

だから僕たちはそうならないために会社で働き、稼ぐ。しっかりと働き給料をもらい、毎月の生活費の支払いを滞りなく行える。このために会社で働いている。

極論だけど、会社員は月末の支払いを滞りなくおこなうために会社で働いているんです。

支払いができない恐怖

「金持ち父さん貧乏父さん」という有名な本がある。たぶん呼んだことがある人も多いのではないでしょうか?

ここには書かれている有名な話があって、毎月の請求書に怯えて会社で働き続ける人の話がかかれているので、それを紹介します。

主人公のロバートはお金持ちになるために、金持ち父さん(友達のお父さん)に教えを請うんだけど、最初は金持ち父さんの経営する売店でタダ同然の給料で働くことからスタートするんですね。

そこで貧乏父さん(ロバートの本当のお父さん)は言うんです。「働いた分のお金はちゃんともらいなさい。それが社会の常識だ。給料が支払われないことはおかしい」とロバートに伝える。

でそれをそのままロバートは金持ち父さんに伝えるんですが、あざ笑うんですよ。それが貧乏人の考えることだねと言わんばかりに。

「貧乏人はそうやって文句を言いながら働くか、もしくは今よりいい給料をもらうために転職をする。」って金持ち父さんは言うんです。

この話いったいなんの話かというと、給料をもらうことが当たり前になっている人たちの話なんです。

給料もらうことが当たり前になっている人は、できるだけ安全なところから出ずに可能な限り安心していたいと思う。毎月もらう給料に餌付けされてそこから出られない家畜みたいに。

社畜って言葉は言い得て妙だなと思っていて、ブラック企業に勤めてる人とかが社畜というのではなく、文句言いながら嫌々働きつつ、できるだけ仕事してない人なんかはもっと社畜だと思う。だって働くの嫌なのに生きるためだけに働いて、そのまま死んでいくんですよ。もちろん子供が生まれたり、家族を養うことはできる。そこに自由はないんだけれど「安定のためなら仕方ない」と思って人生を終える。

なぜ人はそれでも働くのか。それは恐怖が原因なんです。恐怖があるからこそ人は会社で働き続けるし、安月給でも生活ができればいい。文句はあるけど仕方ない。安定を失うのが恐ろしい。だから嫌でも会社で働き続ける。

その安心はどこで植え付けられるかというと、社会に出て給料をもらい始めた頃です。そしてその前から僕たちは「いい大学に入って、いい企業に入社し、出世して高給取りになる」ことを目標に育てられます。

給料は至高。安定こそが正義だと言わんばかりに。

給料をもらい始めてしまったら最後、依存度が高すぎて二度と抜けられないんだ。

恐怖と共存すること

この恐怖があるから、僕たちは会社員を続けざるを得ない。

だからほとんどの人は、会社員をやめて自由になるために、恐怖と戦い勝利することを選びます。具体的には

  • 副業の収入を上げる
  • 貯金を増やす
  • 副業を数本並走させる

などの方法がありますが、実際それをやっている人は結局会社員を続けながら、副業頑張っている印象です。

ただこれは価値観の問題でもあって、恐怖はなくなった状態で自分の意思で選択して会社員を続けている人がいますが、それは自分の人生を選択しているから問題はないと思います。マルコさんとかの「プランBのすすめ」なんかは、そんなテーマだとおもいます。

会社を辞める話に戻します。

結論を言うと恐怖は消えません。会社員を辞めるには恐怖に打ち勝つより、恐怖とうまく共存していくことになります。自分がなにに恐怖を感じているかを把握して受け入れる。そしてその恐怖を自分の手のひらでコントロールして、自分が恐怖に支配されないようにするといいです。

具体的にはこのnoteを見てもらえればと思います

恐怖は0%にはできないけど、数年で60%にはできる。その状態でそのリスクを自分で把握して抱える。自分の人生に責任を持つ。そうるすことで会社に頼らずに自分のちからで生きていけるようになるんです。

給料がない世界はこんなにも自由だ

僕らは給料によって縛られていることはわかったと思う。

だから自由になるためには、給料をもらわなくても済むように恐怖をコントロールすればいいというお話でした。

給料を貰う必要がなくなったら、

  • 朝起きなくていい
  • 大切な人のそばにいれる
  • 子供の成長をずっと見続けられる
  • 人生を会社に捧げなくていい
  • 好きな時間に好きなことをやってお金を稼げる

などたくさんのメリットがあって、一言で言えば選択の自由が手に入る。

給料をもらうって当たり前なんだけど、でもそこを少しうたがってみるだけでこんなにも自由な世界が広がっているものなんです。

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