苦痛が9割小説執筆

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苦痛が9割小説執筆

私は現在(2021/06/30)、小説を8個ほど完成させ、エブリスタに投稿させて頂いております。 文字数は、合計すると10万文字ぐらいでした。全然少ないです。ほかの投稿者様の作品を見ると、20万文字の小説をいくつも投稿されていて、ぎょえー、となります。 私がエブリスタで活動を始めた理由として、もともと、小説のプロットを作るのが好きだったから、というものがあります。 プロットは、物語の設計図のようなもので、ストーリーのおおまかな流れを文章にしたものです。Aさんがいました。Aさんがハンカチを落としました。ハンカチをBさんが拾いました。AさんとBさんは仲良くなりました……、とそんな感じ。 プロット作りの心得として、「起承転結を意識せよ」なんてものがありますが、私はこの助言をまったく頼りにしていません。 私は、もっとふわふわとプロット作りをします。 頭の中で、なにかプロットに使えそうなアイデアはないか、キョロキョロ見て回ります。 あれでもない、これでもない、とあちこち触ったり、退かしたり、組み合わせたり、壊したりするのですが、結局、そのままなにも見つからないことが殆どです。 しかし、ごく稀に、突然、なにかが目の前を横切るような、そんな感覚を抱くことがあります。 暗闇の中で、なにかが遠くで光っているような……、そんな感じです。 光を逃さないように、必死に手を伸ばして、なんとか掴もうとしますが、たいていは無駄骨になります。 それでも諦めずに追い求め続けていると、どこかに到達することはあるのですが、探していたときの「これは凄い発想だぞ!」という期待感からはかけ離れた、地味なアイデアであることが殆どです。 そんなことを繰り返していると、小さくて地味なアイデアが積み重なり、やがてプロットになります。 プロットを作るのは、本当に楽しいですね。 現実では味わえない、スリルと冒険がそこにはあります。 なんのお話をしていたんでしたっけ……。 今、上にスクロールをして確認してきました。エブリスタで活動を始めた理由ですね。 長々と説明したプロット作りのほかには、自分の作ったプロットを小説として完成させてあげたい、という気持ちや、作品を見てもらいたい、という気持ち、お金がほしい、という気持ちなどが強い気がします。 まぁ、ありふれた動機ですよね。なにか斬新な理由を書くこともできるのですが、嘘をつくと後々矛盾するので、正直に書いてます。 プロットが出来上がりますと、次は本文を書く工程に移るのですが……、私は、この工程が苦手です。 本文執筆は、地の文や登場人物の会話などを書いていくのですが、プロットに沿って文字を入力しているだけなので、全然頭を使いません。単純作業とあまり変わりません。大変苦痛です。 しかし、さきほど言ったとおり、作品を完成させたい、見てもらいたい、お金がほしい(たぶん、これが本命)、という気持ちを糧にして、なんとか書き上げるのです。 今のところは、エブリスタで活動を続ける理由のほうが若干強いですが、簡単に逆転しそうでもあります。 2022年になっても、やってるかなぁ。
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