もしも、ドラッカーが文具店の一人娘の身体に入って店の経営再建に乗り出したら…!?
実在の経営学者が、
文具店の一人娘と入れ替わってしまうというとんでもないお話ですねー笑
入れ替わりと言っても、登場するのは、ほとんど娘になったドラッカーだけです!

まんがと図解でわかるドラッカー 使えるマネジメント論 (別冊宝島) (別冊宝島 1823 スタディー)
・作者
藤屋伸二
・単行本
単体では未単行本化(↑の本に収録)
該当箇所について
★ピーター・F・ドラッカー⇔☆松木なるみ
転んだ衝撃で時空を超えて入れ替わり
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)
実在の人物との入れ替わり
実在の経営学者ピーター・F・ドラッカーと
架空のキャラクター、松木なるみが
入れ替わってしまうという
設定からして吹っ飛んでいるお話ですねー笑
なぜか1991年にいるドラッカーが
転んだことで、2011年の娘・なるみと
入れ替わってしまいます。
どうして2011年に飛んだのか、
どうしてこの子と入れ替わったのか、などなど
色々な突っ込みどころがありますが
とにかく入れ替わってしまいました笑
(一応、経営再建するために、わしはここに来たんじゃ…!的なことは
言われていますが、経営再建が必要なところなんて
たくさんありそうだし…笑)
ドラッカーが入れ替わった相手・なるみは、
閉店に追い込まれそうな文具屋の娘で、
そのことを知ったなるみ(中身・ドラッカー)が、
文具屋の経営再建に挑んでいく…!というお話です。
一応、経営学の本なのですが
入れ替わり的なおいしさも盛り込まれていて、
最初に身体の変化に気づくシーンや、
なるみの姿のまま、
ドラッカーの口調で喋ってしまって
周囲に不審がられたりするシーンなどもあります。
そういう本ではないので、ドキドキ要素は
控えめではありますが、
入れ替わり的なおいしさはしっかりと盛り込まれていますねー!
なお、ほとんど憑依みたいな感じで、
ドラッカーになったなるみのほうはほとんど登場しません。
(一応、ドラッカーになったなるみも少しだけ登場するので
入れ替わりであることは間違いないですが)
ご本人は知らない…?
経営学者のドラッカーさんご本人は、
調べてみると、2005年に亡くなられているようです。
しかし、この本が発売されたのは2011年…
と、いうことは
ご本人は、まさか自分がいなくなったあとに、
漫画になって、しかもその漫画の中で
なるみという娘と入れ替わっている…なんて
夢にも思っていない…
ということでしょうか…?笑
そう考えると、なんとも言えない気持ちに…
感想
経営的な本ですが、
入れ替わり漫画として普通に
楽しめる作品になっていますねー!
実在の人物が登場する入れ替わりモノとしては
ずいぶんやりたい放題な気がしますが、
最終的に悪いことをしているわけでもなく、
文具屋も再建できたようなので、
良いのかも??
ちなみに、最後は元に戻っています。