ドール
ふぁんデラという雑誌の1996年8月号に掲載されたお話で、
少女と人形が入れ替わってしまうお話です。
相手が人形ならではの要素もあって美味しいところです!
(※古い雑誌なので、商品ページは無さそう?なため画像なし)
・作者
佐々木淳子
・単行本
未単行本化
該当箇所について
☆白河みずほ⇔*人形(ルリちゃん)
突然人形と入れ替わってしまう
外見上の変化⇒なし(中身入れ替わり)
引っ越しの際に入れ替わり
引っ越しの際に、人形たちを
置いていこうとしたところ、
その人形の一体であるルリちゃんと
入れ替わってしまう、というお話ですねー!
ルリちゃんになってしまったみずほが
戸惑うところや、
みずほになったルリちゃんの
無感情な感じが
「人形との入れ替わり」ならではのおいしさに
なっていて、いい感じです!
ルリちゃんになってしまったみずほは、
なんとかルリちゃんの身体を動かすことに
成功して、周囲の人形と喋ったりもします。
(人形同士だから喋れるとのこと)
その後は、知り合いと出会い、事情を話して
なんとか信じてもらい、助けてもらって、
自分の身体を取り戻そう…という展開に
なっていきます。
暴れるみずほ
みずほになったルリは、
いかにも怪しい感じで
(人間らしい感情を感じない雰囲気になっていて
喋り方も、台詞がカタカナになっていたりして
たぶん機械的な感じになっています)、
周囲も違和感を覚えます。
捨てられたくない、という思いから
暴走してしまうみずほ(中身・ルリ)も
入れ替わり要素がしっかり出ていて、美味しいです!
兄に襲い掛かったりとやりたい放題を
してくれたルリちゃんでしたが
最後には無事に元通りになっています。
途中までバッドエンド直行みたいな雰囲気でしたが
意外にバッドではありませんでした!
感想
単行本化はたぶんされていない
(調べた限りでは見つかりませんでした)ので、
ふぁんデラで読むしかないので、
少し読むハードルが高くなってしまってますねー…!
人形との入れ替わりならではの要素も
あるので、そういう部分が美味しい作品でした!
人形みたいな振る舞いのみずほ(中身・ルリ)が
狂気を感じていいですね!