親子とりかえばや

藤子・F・不二雄さんによる短編漫画で（ドラえもんの作者の方ですねー！）
父と息子の入れ替わりが描かれています。
王道的な内容ですが、入れ替わりのおいしさも味わえる…と思います。


藤子・F・不二雄SF短編＜PERFECT版＞（８）鉄人をひろったよ
※「親子とりかえばや」も収録されている本です。

・作者
藤子・F・不二雄

・単行本
単品では無

該当箇所について

★相良甚六⇔★父親
二人で話し合いをした翌日に入れ替わり
外見上の変化⇒なし（中身入れ替わり）
※父親の名前は不明（作中で呼ばれていません）

父親と息子が入れ替わる作品

父親と息子が入れ替わる、という
短編エピソードが描かれる作品ですねー！

父と娘はお互いに相手のことを
苦々しく思っているような状態で、
息子のほうは、頭の固い父親だと考えていて、
父親のほうは、息子が浪人中であることに
苦言を呈しているなど、
お互い、相手に対して良いイメージを持っていない…
というような状態でした。

心から嫌っている…ということではありませんが、
なんとなく距離感が生まれてしまっている…と、
そういう状態ですねー！

そんなある日、帰宅時間が遅くなってしまった息子は
父親に小言を言われ、
さらには恋人と同棲生活を考えていることを切り出すと
父親は卒倒…

その翌日に目を覚ますと
父親と息子の身体が入れ替わっていた…
という展開ですー！

王道的な感じ

入れ替わってしまったふたりは
お互いの姿のまま、お互いとして
それぞれのことを知っていく…という感じの展開になります
（入れ替わりモノではよく見る感じの流れで
　特に親子入れ替わり系統のお話だと
　こういう感じのものは多いですねー）

父親の身体になった息子は
会社で父親が慕われていることや、
自分のことを自慢げに周囲に話していたことを知り、
一方で息子になった父親は
息子の恋人と（正体を隠した状態で）接触し、
相手とのやり取りで、相手（息子の恋人）のことを
認めるなど、お互いの理解を深めていく…
という感じです。

最終的にもすっきりと終わる感じのお話で、
同じ作者の方の「未来ドロボウ」と比べると
ライトな感じの入れ替わりになっていますー！

感想

短編の入れ替わりですね！
読みやすく、内容も安心な内容です！

色々な入れ替わりモノが存在する今、
目新しさはあまり感じないかもしれませんが
入れ替わり好きなら見ておきたい、ですねー！

藤子・F・不二雄さん作品には入れ替わりが
結構出て来るので
お好きだったのかも…？ですね！