ねこがわんいぬはにゃん
犬と猫が入れ替わるお話が描かれる児童書ですねー!
動物同士の入れ替わりはそこまで多くはない(人間同士に比べれば)ので、
貴重と言えば貴重な作品ですねー!

ねこがわんいぬはにゃん (絵本・こどものひろば)
・作者
佐藤さとる
・単行本
全1巻
該当箇所について
*タロ⇔*ミドリ
犬と猫の入れ替わり
外見上の変化⇒目
犬と猫の入れ替わり
犬と猫が入れ替わってしまうお話ですねー!
片方が人間でネコと入れ替わったりするお話は
そこそこ見かけますが
両方動物なのは、全体的に見ると
あまり多くないので貴重です!
タロは、飼い犬で、オス、
ミドリのほうは野良猫でメス、という
関係性ですね。
二匹はお互いに相手の立場を
羨ましがっているような状態でしたが
そんな話をしていたある日、
突然神様が現れて二人を入れ替えてしまったことから
入れ替わりのお話が始まっていきます。
入れ替わってしまったあとは、
(イラストの演出上か、周囲にもそう見えてるのかは不明ですが)
目の感じだけ、中身の特徴が出ている感じで
描かれています。
ちなみに、入れ替わった瞬間を他の動物に
目撃されていますが
特に問題はありませんでした。
(瞬間を目撃されているパターンも珍しいかも?)
すぐにイヤになる…
お互いの立場を羨ましがっていた2匹でしたが
ミドリになったタロは、他の犬から吠えられるなど
災難な目に遭い、
(普段は同じ犬なので、そんな反応はされない)
タロになったミドリは、「飼い犬」というポジションに
退屈さを感じてしまいます。
お互いに、「相手の生活を羨ましがっていたけれど
実際になってみたら、やっぱり元に戻りたくなってしまった」
みたいな状態になってしまう、というお話です。
感想
動物同士の入れ替わりですが
妙に人間味があったりして
美味しい入れ替わりモノですね!
人間同士じゃないとダメだ!という人や
人間が絡まないと(せめて片方だけでも)ダメだ!
という人も当然いると思いますので、
好みに合わせてチェックしてみてくださいー!