ぼくネコになる

ネコと人間が入れ替わってしまうお話です！
魔女の呪文が原因の入れ替わりですね！
ちゃんと元に戻るので、比較的やさしい感じのお話です。


ぼくネコになる (世界の絵本コレクション)

・作者
きたむらさとし

・単行本
全1巻

該当箇所について

★ニコラス⇔＊レオナルド（猫）
魔女の呪文によって入れ替わり
外見上の変化⇒なし（中身入れ替わり）

魔女の呪文でネコと入れ替わり

主人公のニコラスが眠っている間に
魔女が呪文で、ニコラスと飼い猫・レオナルドの
身体を入れ替えてしまう、というお話ですー！

動物の中では「猫」相手の
入れ替わりが最も多いような…？

ニコラスになってしまったレオナルドは
入れ替わっているなどとは夢にも思わない母親に
起こされていつものように学校に向かい、
レオナルドになってしまったニコラスは
自分が猫の身体になっていることに、
戸惑います。

が…レオナルドになってしまったニコラスが
やったことは…
「暴れること」でした笑

家の中で大暴れして、家から
つまみ出されて…笑

ニコラスの心情の描写などから
それほどレオナルドになったことを
深刻に感じているような描写ではなく
好奇心が勝っているような感じも…。

一方のニコラスになったレオナルドも
帰宅後に暴れ出して、病院に連れていかれる羽目に…

どうして二人とも暴れるの…？状態（笑）

ニコラスになったレオナルドの学校での描写は
存在していないので、
どのように過ごしていたのかは不明ですが
この分だと、やばそう…。

翌朝元通り

色々やらかした二人でしたが、
翌朝には、それぞれ元の身体に戻っていて、
ちゃんと戻れるエンドになっていました。

意外と、動物との入れ替わり系の児童書は
「元に戻れないエンド」も多いので、
これは優しい部類ですねー！

ちなみに、先生（男性）と猫の入れ替わりが
最後に少しだけ描かれています。

感想

あまり重い感じではなく、
気軽に楽しめる感じの
動物入れ替わりですねー！

児童書の動物入れ替わり系は、
意外と元に戻れないことも多いので、
この作品は、そういうこともなく
（私はどっちも好きですが）
安心して読める作品だと感じました！

ニコラス（中身レオナルド）の
学校生活が気になりますけど…。