プロローグ
初小説投稿。行き当たりばったりで書いていきます。稚拙な文章に説明不足な点もあると思いますが、何卒宜しくお願いします!
プロローグ
とあるアパートの一室。暗闇の中、パソコンの画面の前でほくそ笑んでいる少女がいた。
歳はまだ10代半ばといったところか。猫耳フードのついた半袖のパーカーを羽織り、下はホットパンツという恰好だ。フードに隠れ気味の顔は美少女と呼べる部類だろう。少女がいる部屋にはお茶のペットボトルやコンビニ弁当の空箱などが散乱し、とても年頃の少女の部屋とは思えない。
「へえ ・・・・・・。この子、面白いじゃん」
少女が見ている画面には、何人かの少年少女の顔写真とプロフィールが映っている。少女はマウスを動かし、一人の少年の情報を呼び出した。表示された活字に目を通していく。
「
追記の情報に目を通した瞬間、少女の顔はより一層笑みで歪んだ。
「面白いを個性が芽生えそうね・・・・・・。クスクス。この子に決ーめたーっと」
少女は画面の上部に記されている少年のメールアドレスをクリックし、文字を書き込んでいく。書き終えると送信ボタンにカーソルを合わせ、心から楽しそうな声でつぶやいた。
「あっちでも頑張ってね。カナメクン。期待してるよ~☆」
部屋に、クリックの無慈悲な音が響いた。
いかがでしたか?一日一回少しずつ投稿していきたいと思います。また読んで下さいね!!