▼行間 ▼メニューバー
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
おかしな転生 作者:古流 望

第30章 暗闘のフィナンシェ

331/331

330話 素材の泣き声

 「総員、隊を整えよ!!」


 スクヮーレの声が響いた。


 先日国境を越え、いよいよヴォルトゥザラ王国の首都に入る。

 それに合わせて、今一度隊列をきちんと組みなおす。


 今回の使節派遣は、王子殿下が率いていることになる。

 つまりは、使節団全員が神王国の看板を背負っていると言っていい。

 諸外国の要人も多く集まる中、神王国の軍隊が“訓練不足”と見られる訳にはいかないのだ。舐められれば不要な諍いも増えるし、相手も外交交渉で強気に出てくる。どう考えても不利益が大きい。

 故に、多くの人が見るであろう場所では、一分の隙も無い完璧な行軍を見せつけねばならないのだ。

 ここで一糸乱れぬ動きを見せることで、神王国の騎士は侮りがたいという評価を獲得せねばならない。

 国軍を預かる責任者として、スクヮーレの気合も漲ろうというもの。


 「進め!!」


 流石は精鋭と言われるだけのことはある。

 スクヮーレも含め、或いはペイスも含め、全員が足並みを揃えて進む。

 目指す先には、首都の正門が有る。

 それを目指して進むこと約一時間。


 ヴォルトゥザラ王国の首都は、門本体が重厚な青銅製であることを除けば、煉瓦(レンガ)で出来ている。

 異国情緒満載の雰囲気ではあるが、更にその門の前にも異様なものが有った。


 ヴォルトゥザラ王国の正規軍である。

 すわ、戦いが始まるのか。

 などと警戒する必要はない。仮にも大国の使節団が来るのだ。正門前に兵を並べた上で、使節を迎え入れるセレモニーである。


 「全体、止まれ!!」


 最後の号令は、ルニキス王子のものだった。


 「そこに見ゆるは、神王国の使節団とお見受けする。()く名乗られよ」


 神王国王子を迎えたのは、ヴォルトゥザラ王国の王子である。

 日に焼けた茶褐色の肌に、馬上にある精悍な姿。

 背はやや低め。剣を履いているが、鞘の形状から見ても神王国の騎士剣とは明らかに違う曲剣だ。

 事前に先ぶれも派遣されており、神王国使節団であることは明らかなのだが、それでも憶測で判断してはいけない。

 名乗り合うまでが儀礼である。


 「ルニキス=オーラングッフェ=ハズブノワ=ミル=プラウリッヒである。貴国の第六王子生誕の報せを受け、国王陛下より祝賀の言葉を預かって参った。其は誰ぞ!!」


 対する神王国側も、誰何に名乗りを上げたからには正式な使節であることが確定する。

 南大陸で共通する礼儀作法として、馬上のまま挨拶をして良いのは、目上か同格だけだ。

 そもそも戦場であれば、馬上の挨拶は宣戦布告と相場が決まっている。


 偉い人間、例えば軍の指揮官などに危害を加えようとしたらば、馬から降りたところを狙うのが楽だ。

 人間の急所というのは頭、喉、胸など、総じて上半身に固まっているもの。足を切られるより、喉を切られる方が致命的である。

 故にこそ防具を着込むし、急所は出来るだけ守りを固め、そして手の届きにくい所にある方が良い。

 馬の上に居る人間は、下馬している人間から見れば急所が相当に上の方にあるわけで、馬の上に居る方が安全だ。

 また、逃げるにしても馬の上に居たままの方が、すぐにも逃げられる。

 “馬を下りる”というのは、危険が増える行為であり、基本的に立場の弱い者の方が行うもの。

 特に、乗馬文化が盛んな神王国では、馬から降ろされるというのは恥ともとられるのだ。


 門前に居る集団の、リーダーと思われる人間が馬上から誰何(すいか)してきた。そう、馬上からだ。

 ならば、神王国王子としては相手が格下の時は侮辱されたことになる。

 お前は誰だ、とキツ目に返答するのも、王子としての体面があるから。


 「ガハラ=ロズモ=マフムードである。王の名代として、貴殿らを歓迎しよう」


 マフムードの家名を名乗ったことで、目の前の日焼け青年が王族であると判明した。

 ルニキス王子を含め、神王国使節団の緊張が、若干和らぐ。

 大国の王族同士であれば、馬上と馬上で挨拶を交わすのも失礼にはならない。

 更に言えば、使節団はガハラ=ロズモ=マフムードの名に覚えがあった。この国の、第一王子である。

 神王国第一王子とヴォルトゥザラ王国第一王子。

 国の格の違いを言うならば神王国の方が若干上かも知れないが、同格というに問題はない。


 「歓迎痛み入る、ガハラ王子」

 「うむ、早速だが、ルニキス王子の歓迎の準備が出来ている。このまま城まで我が案内しよう」


 王子同士の合意が有るならば、その意を汲むのが良く出来た臣下というもの。

 早速とばかりに護衛のスクヮーレ達は隊列を組みなおし、先方の案内に従うような陣形を組む。勿論、ペイスも補佐役としてチョコチョコと動く。


 たっぷりと、二時間ほどかけて街中を行進し、城まで案内される神王国一行。

 その足で、ヴォルトゥザラ王国国王へ挨拶を交わす。

 少なくとも、表向きの使節としての役目は、それだけで終わりである。

 あとは、使節団としての外交になる。


 夜。

 ヴォルトゥザラ王国での歓迎は盛大に行われた。


 「ルニキス、紹介しよう。此れなるはロズモ公。我が祖父でもある」


 ガハラ王子は、歓迎パーティーでルニキス王子の饗応を担当するらしく、付きっ切りであれこれと話をしていた。

 その途中で、王子に声を掛けてきた老人を、紹介する。


 「お初にお目にかかりますルニキス殿下。エルシャド=シャハム=ロズモと申します。我が国にお越しいただきましたこと、心より歓迎いたします」

 「神王国第一王子ルニキスである。歓迎痛み入る」


 言葉少なく応えるルニキス。

 ガハラの祖父として紹介されたのは、ヴォルトゥザラ王国でも屈指の大貴族であるロズモ公家の当主。神王国でいえば公爵家の当主にあたる。

 要注意人物の一人として事前に情報を得ていたルニキスは、警戒を強める。

 当然、護衛として傍に居た面々にもその緊張は伝わった。


 「神王国の王子殿下がわざわざお越しとは、我が国としては喜ばしいことでありましょう。どうですかな、この国の感想は」

 「実によい国であると感じている」


 お互いにニコニコとしているが、会話の内容はかなり物騒である。

 そもそも、公爵家の当主が“我が国”と、国家を代表するような口ぶりで物を話しているのが危ない感じだ。

 少なくとも神王国で、スクヮーレ辺りが「我が国」などと言えば、国を自分のものだと思っているのかと敵対派閥から揚げ足を取られるだろう。身内同士の間や、百歩譲って自国の親しい貴族同士ならばまだしも、隣国の王族に対して使う言葉づかいではない。

 故に、返答も無難に終始するし、言葉数は少ない。


 「良い国ですか。そう言ってもらえるなら嬉しいが……我が若かりし頃、そう、もう三十年ほど前になりますか、実はとある戦いに出向いた折、同じ言葉を聞いたことがありましてな」

 「ほう」

 「我が国には、良い所が三つある、と」

 「三つと?」


 話の流れが読めないながら、引き込まれる感じが有るのは流石の話術なのだろう。

 ルニキスとしても、聞いて損の無い話であれば、情報を得るのも使節のうちと割り切る。


 「一つは、兵士。我が国の兵士は鍛えに鍛えた戦士ばかり。数だけ揃えたようなにわか仕込みとは違います。一族の男たちが、誇りを持って戦いに臨むのが我らの戦い方。如何ですかな?」

 「確かに、ヴォルトゥザラ王国の兵は屈強であると聞く」

 「そうでしょう、そうでしょう」


 ヴォルトゥザラ王国は、南大陸でも覇を競う大国。

 その原動力が何であったかといえば、兵士の質の高さだろう。

 この国は、神王国とは違って騎士階級が存在しない。貴族と兵士と平民と隷属民で成り立つ社会である。

 複数の有力で強力な貴族たちがそれぞれに力を持ち、最も有力な一族が王として諸家を纏めているのだ。

 切磋琢磨を続けてきたヴォルトゥザラ王国の兵士は、平民を徴兵した神王国の一般兵や、信徒を動員する聖国の神兵とは練度が違う。

 勿論、神王国人のルニキスとしては反論もある。兵士が幾ら強かろうと、統制の取れた神王国の“現代的軍隊”の相手ではない、という反論だ。騎士を中心にしっかりと統制の取れた神王国軍は、一兵一兵の質は低かろうと負けはしない。まして、騎士と兵士が戦ったなら騎士が勝つ、という確信がある。

 故に、ここは愛想笑いと社交辞令の塊で乗り切った。


 「もう一つは、女。我が国の女は諸国も羨む美女揃いですからな。我が娘もそれはそれは美しく、王妃となってからもその美貌を称えられております」

 「なるほど、素晴らしいな」


 現代人が聞いたのなら眉を顰めかねない言葉ではあるが、公は本気で自慢している。

 ヴォルトゥザラ王国は交易が国家財政に占める割合の大きい交易国家としての側面を持つ。故に、色々な土地の色々な民族が混在し、そして血が混じりあっている。

 多くの民族が混じった土地柄であれば、多種多様な風貌の人々が居る訳で、必然的により多くの“女性の好み”に適合する女性が見つかりやすいということになる。

 美女が多いというのは、あながち間違いではない。一種類の美人が大勢いるわけでは無く、色々な美しさを持った女性がそれぞれに魅力を放っているということ。

 それはそれで羨ましい話だと、ルニキスは相槌を打つ。


 「そして最後の一つは、食です」

 「食? 食事のことか?」

 「左様。この国には多くの国から多様な食材が集まるのです。世界中の食が集まっていると言っても過言ではない。美食を好むものであれば、我が国に住むことは至上の幸せと言えましょう」


 はははは、と公は笑った。

 南大陸の交易に大きく影響力を持つヴォルトゥザラ王国は、食材も豊富。それは公の言う通りの事実だ。

 食材が豊富であれば、食文化が豊かになることも道理。

 なるほどと、王子は頷く。


 「今日の会場にも、我が国が最高の食を揃えております。我が国で最高ということは、即ち世界でも最高。是非ともルニキス殿下にはご堪能いただきたいですな」


 さあ、ご一緒に、と笑顔で手を広げた公。

 どうやら、一緒に食事を摂る為の長い長い前振り口上であったらしい。

 食事が山と積まれている一角に、極々自然に誘導されていくルニキスだったが、そこで一人の銀髪を見つける。


 「この程度のお菓子では、素材が泣きますね」


 ペイスの呟きは、とても小さなものだった。


  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
ポイントを入れて作者を応援しましょう!
評価をするにはログインしてください。
表紙絵

感想を書く場合はログインしてください。
イチオシレビューを書く場合はログインしてください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。

この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!

転生貴族の異世界冒険録~自重を知らない神々の使徒~

◆◇ノベルス6巻 & コミック5巻 外伝1巻 発売中です◇◆ 通り魔から幼馴染の妹をかばうために刺され死んでしまった主人公、椎名和也はカイン・フォン・シルフォ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全229部分)
  • 29824 user
  • 最終掲載日:2021/06/18 00:26
無職転生 - 異世界行ったら本気だす -

34歳職歴無し住所不定無職童貞のニートは、ある日家を追い出され、人生を後悔している間にトラックに轢かれて死んでしまう。目覚めた時、彼は赤ん坊になっていた。どうや//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全286部分)
  • 31396 user
  • 最終掲載日:2015/04/03 23:00
異世界食堂

しばらく不定期連載にします。活動自体は続ける予定です。 洋食のねこや。 オフィス街に程近いちんけな商店街の一角にある、雑居ビルの地下1階。 午前11時から15//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全127部分)
  • 25317 user
  • 最終掲載日:2021/05/08 00:00
八男って、それはないでしょう! 

平凡な若手商社員である一宮信吾二十五歳は、明日も仕事だと思いながらベッドに入る。だが、目が覚めるとそこは自宅マンションの寝室ではなくて……。僻地に領地を持つ貧乏//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全206部分)
  • 38070 user
  • 最終掲載日:2020/11/15 00:08
ありふれた職業で世界最強

クラスごと異世界に召喚され、他のクラスメイトがチートなスペックと“天職”を有する中、一人平凡を地で行く主人公南雲ハジメ。彼の“天職”は“錬成師”、言い換えればた//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全417部分)
  • 32764 user
  • 最終掲載日:2021/09/11 18:00
望まぬ不死の冒険者

辺境で万年銅級冒険者をしていた主人公、レント。彼は運悪く、迷宮の奥で強大な魔物に出会い、敗北し、そして気づくと骨人《スケルトン》になっていた。このままで街にすら//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全662部分)
  • 24411 user
  • 最終掲載日:2021/06/24 18:00
異世界のんびり農家

●KADOKAWA/エンターブレイン様より書籍化されました。  【書籍十一巻 2021/09/30 発売予定!】 ●コミックウォーカー様、ドラゴンエイジ様でコミ//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全708部分)
  • 33054 user
  • 最終掲載日:2021/08/21 02:27
とんでもスキルで異世界放浪メシ

❖オーバーラップノベルス様より書籍10巻まで発売中! 本編コミックは7巻まで、外伝コミック「スイの大冒険」は5巻まで発売中です!❖ 異世界召喚に巻き込まれた俺、//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全584部分)
  • 40786 user
  • 最終掲載日:2021/09/14 00:20
蜘蛛ですが、なにか?

勇者と魔王が争い続ける世界。勇者と魔王の壮絶な魔法は、世界を超えてとある高校の教室で爆発してしまう。その爆発で死んでしまった生徒たちは、異世界で転生することにな//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全588部分)
  • 32363 user
  • 最終掲載日:2021/02/12 00:00
転生して田舎でスローライフをおくりたい

働き過ぎて気付けばトラックにひかれてしまう主人公、伊中雄二。 「あー、こんなに働くんじゃなかった。次はのんびり田舎で暮らすんだ……」そんな雄二の願いが通じたのか//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全534部分)
  • 34503 user
  • 最終掲載日:2021/09/05 20:00
神達に拾われた男(改訂版)

●2020年にTVアニメが放送されました。各サイトにて配信中です。 ●シリーズ累計250万部突破! ●書籍1~10巻、ホビージャパン様のHJノベルスより発売中で//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全257部分)
  • 31922 user
  • 最終掲載日:2021/09/10 16:00
聖者無双 ~サラリーマン、異世界で生き残るために歩む道~

地球の運命神と異世界ガルダルディアの主神が、ある日、賭け事をした。 運命神は賭けに負け、十の凡庸な魂を見繕い、異世界ガルダルディアの主神へ渡した。 その凡庸な魂//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全396部分)
  • 30120 user
  • 最終掲載日:2021/06/03 22:00
デスマーチからはじまる異世界狂想曲( web版 )

2020.3.8 web版完結しました! ◆カドカワBOOKSより、書籍版23巻+EX2巻、コミカライズ版12巻+EX巻発売中! アニメBDは6巻まで発売中。 //

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全696部分)
  • 33938 user
  • 最終掲載日:2021/09/12 18:00
公爵令嬢の嗜み

公爵令嬢に転生したものの、記憶を取り戻した時には既にエンディングを迎えてしまっていた…。私は婚約を破棄され、設定通りであれば教会に幽閉コース。私の明るい未来はど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全265部分)
  • 26179 user
  • 最終掲載日:2017/09/03 21:29
人狼への転生、魔王の副官

人狼の魔術師に転生した主人公ヴァイトは、魔王軍第三師団の副師団長。辺境の交易都市を占領し、支配と防衛を任されている。 元人間で今は魔物の彼には、人間の気持ちも魔//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全415部分)
  • 24816 user
  • 最終掲載日:2017/06/30 09:00
【アニメ化企画進行中】陰の実力者になりたくて!【web版】

【web版と書籍版は途中から大幅に内容が異なります】  どこにでもいる普通の少年シド。  しかし彼は転生者であり、世界最高峰の実力を隠し持っていた。  平//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全204部分)
  • 24381 user
  • 最終掲載日:2021/03/05 01:01
転生したらスライムだった件

突然路上で通り魔に刺されて死んでしまった、37歳のナイスガイ。意識が戻って自分の身体を確かめたら、スライムになっていた! え?…え?何でスライムなんだよ!!!な//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全304部分)
  • 37397 user
  • 最終掲載日:2020/07/04 00:00
異世界薬局(EP4)

西暦20XX年。研究一筋だった日本の若き薬学者は、過労死をして中世ヨーロッパ風異世界に転生してしまう。 高名な宮廷薬師を父に持つ十歳の薬師見習いの少年として転生//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全124部分)
  • 26998 user
  • 最終掲載日:2021/09/12 00:00
アラフォー賢者の異世界生活日記

 VRRPG『ソード・アンド・ソーサリス』をプレイしていた大迫聡は、そのゲーム内に封印されていた邪神を倒してしまい、呪詛を受けて死亡する。  そんな彼が目覚めた//

  • ローファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全213部分)
  • 30103 user
  • 最終掲載日:2021/06/24 12:00
Knight's & Magic

メカヲタ社会人が異世界に転生。 その世界に存在する巨大な魔導兵器の乗り手となるべく、彼は情熱と怨念と執念で全力疾走を開始する……。 *お知らせ* ヒーロー文庫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全188部分)
  • 26584 user
  • 最終掲載日:2021/09/09 21:55
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

 本が好きで、司書資格を取り、大学図書館への就職が決まっていたのに、大学卒業直後に死んでしまった麗乃。転生したのは、識字率が低くて本が少ない世界の兵士の娘。いく//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全677部分)
  • 26682 user
  • 最終掲載日:2017/03/12 12:18
フェアリーテイル・クロニクル ~空気読まない異世界ライフ~

 ゲームをしていたヘタレ男と美少女は、悪質なバグに引っかかって、無一文、鞄すらない初期装備の状態でゲームの世界に飛ばされてしまった。 「どうしよう……?」「ど//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 完結済(全247部分)
  • 24148 user
  • 最終掲載日:2020/03/28 07:00
異世界転移で女神様から祝福を! ~いえ、手持ちの異能があるので結構です~

 放課後の学校に残っていた人がまとめて異世界に転移することになった。  呼び出されたのは王宮で、魔王を倒してほしいと言われる。転移の際に1人1つギフトを貰い勇者//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全302部分)
  • 25925 user
  • 最終掲載日:2021/09/10 00:00
私、能力は平均値でって言ったよね!

アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。  自分が以前、栗原海里(くりはらみさと)という名の18//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全531部分)
  • 29464 user
  • 最終掲載日:2021/09/14 00:00
賢者の孫

 あらゆる魔法を極め、幾度も人類を災禍から救い、世界中から『賢者』と呼ばれる老人に拾われた、前世の記憶を持つ少年シン。  世俗を離れ隠居生活を送っていた賢者に孫//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全262部分)
  • 29593 user
  • 最終掲載日:2021/09/02 21:38
レジェンド

東北の田舎町に住んでいた佐伯玲二は夏休み中に事故によりその命を散らす。……だが、気が付くと白い世界に存在しており、目の前には得体の知れない光球が。その光球は異世//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全2952部分)
  • 28010 user
  • 最終掲載日:2021/09/14 18:00
ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~

山田健一は35歳のサラリーマンだ。やり込み好きで普段からゲームに熱中していたが、昨今のヌルゲー仕様の時代の流れに嘆いた。 そんな中、『やり込み好きのあなたへ』と//

  • ハイファンタジー〔ファンタジー〕
  • 連載(全453部分)
  • 24495 user
  • 最終掲載日:2021/09/14 20:00
聖女の魔力は万能です

二十代のOL、小鳥遊 聖は【聖女召喚の儀】により異世界に召喚された。 だがしかし、彼女は【聖女】とは認識されなかった。 召喚された部屋に現れた第一王子は、聖と一//

  • 異世界〔恋愛〕
  • 連載(全145部分)
  • 24208 user
  • 最終掲載日:2021/06/27 14:55