新型コロナ日記1 | 日々是コラムなり ~trifling beetleのブログ~
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ブログネタはまとめて下書きしてストックしておき、アップ予約時間を設定しておくことにしている。

なので下書きといっても実質本チャンである。

 

今回わけのわからないブログが数本アップされたが、これは実は、8月15日に体調が激変し、その後、宿泊療養施設の隔離を経て、コロナ病床に入院となったことにより、とてもブログどころではなくなった産物www。

下書きみたいな状態でまんまとアップされてしまった。

まあ、でもこれはこれでよいかと思いそのまま編集しないことにした。

 

入院中、スマホでブログ更新も考えたけど、このブログだけ、運悪くパスワードなんかを記録していなくて、なんともできなかった。

機会があれば完成させてみたいとは思うけど。

 

どうだろ?

 

8月15日、退勤するまでは何ともなかったのに、帰宅したとたん、急激に体調が悪くなった。

体の中心で何かが燃えているように熱くなった。

発熱は間違いないと確信。

ちょっと見たことのない数字に顔面蒼白。

その38℃台の発熱がやがて39℃を越してしまい、市販の解熱剤もお手上げ状態の中で、初めて、これはひよっとしたら世間で大騒ぎのコロナじゃないのか?

という考えに至る(遅いわ!)。

 

もうそこからが地獄の修羅場@エンドレス。

とりあえずひたすらもだえ苦しみ、のたうち回り、スポドを飲みまくって嘔吐の繰り返しをし、朝になるのをひたすら待ち、保健所に電話を。

しかし話中。つながらない。

しばらくして何十回もかけたが話中。

なぜだ。

死にそうだ、助けておくれ。

 

それでもつながらない。

狂おしい時間は停滞し、渋滞し、なかなかすぎてくれない。

 

何とか耐え忍び、ふとスマホの画面の下へとスクロールをする。

と、そこにはでかでかと感染相談窓口の番号があるではないか!

 

おい、これ、わかりにくいぞ。 

 

もうクモの糸にすがる気持ちで電話をかける。

あっさりとつながり、発熱外来を受診してPCRを受けてほしいといわれた。

発熱外来一覧のあるページも教えてもらった。

 

ここまでたどり着くのにどれだけかかったか。

 

やっとのことで命がつながった気がした。

しかも、発熱外来はすぐに来いというし、徒歩すぐ。

 

その道が遠い!

 

這う這うの体で発熱外来へ行きPCR。

しかし、あまりの高熱でのどがカラカラ。

唾が出ない。

ラーメンとか唐揚げを思い浮かべるが全くあかん。

指を突っ込む。

いや、これは嘔吐だ、つばは出ない。

もうなんか意識が混濁しかけているのを感じる。

 

突っ込んだ指が苦い!鉛筆みたいだ。

まぼろしか?

これが俗にいう味覚障害だな。

唾をクンクンと嗅ぐ。匂いもないや。

もうこれ、完全陽性でしょうに。

もう陽性でいいっす。

 

モニターのお向こうからナースが頑張って、頑張りなさいとエールを送ってくれる。

死に物狂いで唾液を絞り出し、そのまま失神しそうになる。

 

カロナール500を処方してもらいその日は幾分楽に寝られた。

 

翌日朝9時電話で陽性を告げられる。

「やっぱりコロナがいました」、と。

保健所からの連絡を待ってくださいと言われた。

 

すぐに保健所から連絡があり、アパホテルへの移動を指示された。

宿泊療養施設というやつだ。

世間で問題になっている自宅待機でなくて胸をなで下す。

その時にすごく胸と背中が痛いことに気が付いた。

筋肉痛みたいな痛み。

咳が断続的に出始めた。

 

 

19時ころ保健所の人と、そういう装備のタクシーが来たので荷物とともに転がるように乗り込んだ。

 

もう大丈夫ですよと、保健所の人が声をかけてくれた。

救われた気分になってなんとなく号泣してしまった。

 

事実、もう三途の川、そこまで来ていたんだな。

 

 

 

 

 

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