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日本の医療機関、海南省ボアオに精密健診センター開設 © 新華社 日本の医療機関、海南省ボアオに精密健診センター開設

 海南省のボアオ楽城国際医療旅遊先行区にある大北家中日健康診断センター。(資料写真、海口=新華社記者/厳鈺景)

 【新華社海口8月14日】日本の大北メディカルクリニックと中国の博鰲(ボアオ)楽城先進医学科技転化センター(AMTTC)が共同で設立した「大北家中日健康診断センター」がまもなく、海南省のボアオ楽城国際医療旅遊先行区にオープンすることになり、同先行区への国際標準健診センター誘致が実現する。同センターは現在、開業準備を急いでおり、9月から試験運用が始まる予定となっている。

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 海南省のボアオ楽城国際医療旅遊先行区にある大北家中日健康診断センターの診察室。(資料写真、海口=新華社配信)

 大阪市にある大北メディカルクリニックは、室町時代に開業し、700年の歴史を持つ。プロジェクト開始後、「大北家中日健康診断センター」は世界的な最先端がん予防技術と先進的医療機器を駆使し、日本の医療検査や未病診断などの医療サービスを提供する。同クリニックの松永敦院長や健康診断センターの主任検査専門家の池淵透氏ら日本の専門家も、年内にボアオで診察に当たる。

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 診察する大北メディカルクリニックの松永敦院長。(資料写真、海口=新華社配信)

 同先行区管理局の責任者によると、今回のプロジェクトによって、先行区の医療・健康サービスの国際的な連動がさらに進み、国際化水準が向上し、観光と健診が高度に融合、発展した国際医療ツーリズムの目的地構築が推進される。

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 大北家中日健康診断センター内の医療機器。(資料写真、海口=新華社記者/厳鈺景)

 AMTTCは、先行区管理局と全国衛生産業企業管理協会転化医学産業分会(CCTMIS)が共同で設立した。2019年からアステラス製薬やメニコン、参天製薬、武田薬品工業など、複数の日本の製薬会社や医療機関らが同先行区と協力を進めており、多くの世界的な革新医薬品や医療機器が、先行区を通じて中国市場に進出している。(記者/厳鈺景)

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 ボアオ楽城国際医療旅遊先行区で診察に当たることになっている、大北家中日健康診断センター主任検査専門家の池淵透氏。(資料写真、海口=新華社配信)

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