商品の説明

Seagull SD-85が入荷いたしました！！
愛媛県にあります、現在のエム・シオザキ弦楽器工房は、個人製作家の塩崎雅亮氏によって1982年6月に設立されたギターブランドです。（設立時の社名は、シーガル弦楽器工房、塩崎氏26歳の時）中学でギターを始めた頃に耳に残ったギターの調べ、それがアメリカのMartin社が第二次世界大戦前に製作したD-45の音色だとわかり”いつか、Martin D-45のようなギターを作ってみたい”という夢を抱き、19歳からギターを製作し始め21歳から本格的にギター作りを開始し現在に至る。Martinギターのコピーモデルをとことんまで追求するという塩崎氏の熱意とMartinギターの修理から得た独自のデーターに基づき、プリウォー時代のモデル、68年に復刻のD-45等、Martinの年代別、機種別にそれぞれフォーカスし製作に取り組んでおられ、日本でも代表的な製作家として有名です。現在では、Martinコピーの"SEAGULL"
、Martinコピーとは異なる独自のモデル"M.SHIOZAKI"の2ブランドで展開・製作に取り組んでおられます。
SD-85モデルに関しましては、同じ型式でありながらプリウォー時代のオリジナルD-45スタイルモデルと68年以降のD-45スタイルモデルとの2種類が混在し、流通しております。指板インレイのヴィンテージパターンと68年以降のヘキサゴンインレイで見分けることができます。本器はは後者のヘキサゴンインレイのD-45スタイルモデルとなります。ソリッドのヘキサゴンは、貝の色の具合とヘキサゴンの大きさも本物のD-45に準拠した非常に完成度の高いインレイで、塩崎氏の加工・技術のレベルの高さをそれだけでも理解できてしまいます。ヘッドプレートに縦に貝で”SEAGULLl”とインレイが入れ込まれております。何も入らない物や、トーチインレイの物が比較的多く本器のようなヘッドのモデルは少ないと思われます。
トップの焼け具合が迫力と雰囲気を出しております！細かいウェザーチェック、大きいウェザーチェックが見られますが、ラッカー塗装ならではの現象ですので不具合ではございません。6弦の上側にピックの当たった目立つ弾き傷が見られますので、かなり弾き込まれてきた個体であることが想像できます。サイドとバック部には、相応の使用感は見られますが、大きなダメージはございません。ローフレットに若干の減りは見られますが問題ない範疇です。全体的には良好なコンディションで現状問題なくご使用いただけます。当工房でナット交換（牛骨）調整済みです。
D-45のコピーモデルとして製作されている本器、ルックス的には70年代のシトカスプルーストップの45がモチーフとなっていると思われます。サウンド的には硬質で40系の響きが出力され、鳴りもよく音量もあり優秀な個体です！！中音域もしっかり出ており、サウンドバランスもよく、ストローク、フィンガーピッキング共にレベルの高い演奏が可能です！！この仕様、このサウンドで￥398,000とは、間違いなくお買い得品の本器！！生産本数に限りのある手工モデルですので。中古としての流通も限られてまいります。シーガルギターでお探しの方、塩崎氏のギターで音楽を奏でたいという方には特にお薦めさせていただきます！！この機会をぜひお見逃しなく！！

保証期間：ご購入日より3ヶ月