代表:渡瀬 裕哉
(国際政治アナリスト・早稲田大学公共政策研究所招聘研究員)
【減税と規制廃止で自由を取り戻す】
1980年代、日本は世界で最も勢いのある経済大国でした。
しかし、東西冷戦の終焉とIT革命から始まったグローバル化という大きな時代の流れに乗り損ねた日本は、バブル崩壊後のいわゆる「失われた30年」の間に国力の減退を招いてきてしまいました。その一方で世界的には、中国のような権威主義国の台頭や、先進国の社会主義化、自由市場に対する懐疑論などが広がってきています。
このような時代の変化を受け、日本の国民一人ひとりの心の中には不安と不満が生まれてきています。そして、こうした不安と不満の感情に突き動かされより政府を頼ろうとする気持ちが、日本の国民一人ひとりの心の中で強まってきているように思われます。
かつて明治時代の私たちの先人たちは、規制だらけの封建社会から脱却し、国民一人ひとりが自立する自由な近代日本を自らの力で創り上げて行きました。その先人たちのような自主独立の精神を、現在の日本の国民一人ひとりの心の中に涵養していく。このことこそが、いま求められているのです。
1980年代から90年代にかけてのアメリカでは、Americans for Tax Reform(全米税制改革協議会)といった自由な経済を求めるGrassroots(草の根団体)の活動によって、規制の廃止と減税が実現されました。その結果、アメリカの国力は復活し、世界最強の覇権国であり続けています。それに対して日本は、人口が減少に転じるとともに、税金も規制も増加し続けてしまったことによって活力を失い、没落してしまったのです。
しかし、いまだ世界第3位の経済大国である日本には、大いなる潜在力が残されています。ただ、税金や規制によってその発展が阻まれているだけなのです。私たち日本の国民一人ひとりが自主独立の強固な精神を持って、規制を廃止し減税を実現していく。そのことによって、日本を前進、郷土を再建し、国力を復活させていくことは必ずできるはずです
これからの日本において、国民一人ひとりの力によって規制の廃止と減税を行ない、日本国の発展と国民生活の向上を実現していく。そして、力強い元気な日本を再び創り上げていくことを目指して、「一国民の会」の活動に共に参加していただけたらと願う次第です。
副代表:中村 英一
(自由民権現代研究会 代表)
【自由民権運動をおこした明治の先人を思い出せ】
私が20代の頃、日本は「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われるほど、勢いのある経済大国でした。しかし、その後にバブルが崩壊してからは、景気回復を名目として、ムダな公共事業が全国で取り組まれ、税金のバラマキが大々的に行なわれるようになり、多くの国民もそれを受け入れていきました。そして、そうした事業の一つに、私が大きく関わることとなった静岡空港建設計画もありました。
30代だった私は、自分の郷土で行なわれようとしたこのような税金のムダ遣いを、等身大の自分に出来るすべてをもって止めようしましたが、力及ばず果たせませんでした。
そして、地方と国を合わせた膨大な財政赤字が積み立てられる一方で、多くの国民の間には税金に頼ろうとする精神性が広がることとなりました。それから「失われた30年」と呼ばれる時が過ぎ、一人当たりの名目GDPではアジア4位にまで、日本の国力は低下してしまったのでした。
その後に出会った渡瀬裕哉・(現一国民の会代表)から私は、同じ時期のアメリカでは、Americans for Tax Reform(全米税制改革協議会)といった自由な経済を求めるGrassroots(草の根団体)などの活動によって、規制の廃止と減税を実現させることによって、国力を復活させることが出来たと教わりました。それに対して日本は、自主独立の気風を失い政府に頼ろうとする精神性を強めた国民のもとで、規制も税金も増やし続けた結果、国力の低下を招いてしまったのです。
かつて明治時代の私たちの先人たちは、規制だらけの封建社会から脱却し、国民一人ひとりが自立する自由な近代日本を自らの力で創り上げようとしました。
明治時代前半に起きた自由民権運動も、そうした試みの一つとして生まれた一大ムーブメントだったのです。その先人たちのような自主独立の精神を、現在の日本の国民一人ひとりの心の中に再び育て、そうした自主独立の精神を持った国民一人ひとりの力で、規制を廃止し減税を実現していく。こうした具体的な行動を一歩一歩積み重ねていくことこそが、日本の国力を復活させていくために、いま求められていることなのだと思います。
これからの日本において、国民一人ひとりの力によって規制の廃止と減税を実現させて、力強い元気な日本を再び創り上げていくことを目指して、「一国民の会」の活動を始めていきたいと思う次第です。
事務局長:名嘉眞 要
(政治経済YouTuber・株式会社Japan Pride代表取締役)
【日本人が日本を救わずに誰が救うのか】
なぜ明治の志士たちは、迫りくる欧米列強から日本を守る為に命を懸けてくれたのでしょうか?
なぜ特攻隊の若者たちは、自らの命を懸けてくれたのでしょうか?
それは、日本という国が独立自尊の気概のない、”現状日本”になるのが嫌だったからではないでしょうか。
古くから欧米諸国は、“人権”という言葉をいちいち憲法に明文化しなければならない程であった一方、世界一長い歴史を誇る日本国は違いました。そもそも日本には“人権”という概念すら無いほど、世界に比べれば個人の権利が保障された「自由な社会」でした。
そしてその自由で豊かな社会、つまり日本の国体そのものを明文化したのが『大日本帝国憲法』です。先人は2700年続く国体を『大日本帝国憲法』に摸し、命を懸けそれを制定・保守してきました。「万機公論に決すべし」という言葉は、一部エリートが全てを仕切る全体主義ではなく、国民が独立自尊の精神をもち多様性を発揮する「自由で開かれた社会」を目指す言葉です。しかし現在の日本はどうでしょうか。
納税者である国民は舐められ、官僚はやりたい放題にやり、規制強化と増税による社会主義経済政策によって現在の日本は弱体化してしまっています。米国や中国にユニコーン企業が急成長する一方、日本にそれらが少ないのは自由経済をしめつける官僚型社会主義がはびこっているからです。これでは中国共産党の体制を笑うことなど到底できないはずです。
しかし現状の日本は、増税と規制強化によって「日本人の本来の力」を阻まれているだけであり、かつての輝かしい日本人のDNAは必ず国民一人ひとりに息づいているはずです。
今、もう一度独立自尊・自主独立の強固な精神を国民一人ひとりが思い出すことができれば、先人が築き上げてきた「大国日本」を取り戻すことができるはずです。
「一国民の会」では、「減税」と「規制廃止」の日本を取り戻す政治改革で、現在はびこる官僚型社会主義を打破し、自由で多様性ある「本来の強い日本」を取り戻していくことを目指します。そのために、日本国民一人ひとりの力が必要です。 “日本人の魂”が必要です。
皆で声をあげれば必ず国は変えられる、このことを胸に抱き一国民の会で鋭意努めて参ります。頑張ろう日本!