ネオジオの市場を奪い取る為にカネコ開発されていた新しい基板です。
ROM交換できるように設計されており、レンダリングとポリゴン表示を同じボードで効率的にできるようになっていたそうです。
1994年に開発開始したとされています。
SH-2関連の開発が遅れ、それを完成させないまま開発を担当していた日立グループは仕事を終わらせないまま放棄し、残りをカネコ自社で残りを開発して結局出たのは1996年。
その頃には既にセガのST-V、タイトーのFXシステム(G-NET)等の展開が始まっておりサードの参入は期待できませんでした。
カネコは自社でソフトウェアを提供していきますが、ヒット作に恵まれず終焉を迎えます。
この事は現在カネコは日立を相手に裁判中です。
これを詳しく話すには当時のカネコと日立の人事の話をしなければなりません。
当時詳しい事実はわかりませんが、金子氏は日立の方と面識があったようで、スーパーカネコノバシステムの売り込みを薦められました。
金子氏は日立にスーパーカネコノバシステムの売り込みを行いました。
その評価は概ね好評で開発の協力を約束してくれたと言います。
その中でも社長である金子氏は技術者としても優秀だったのでその効率を良くする為に、日立の社員が社内業務を行い、金子氏は開発に赴くという提案を出されます。
人の良い金子氏はそれを受け入れてしまいます。
そんな中で金子氏は自社のベースを開発し、核となる32ビットRISC CPUのSH-2周りの完成を心待ちにしていました。
ですが、いつまでたってもできず、渡されたものは本来の力の五分の一程度の力しか出ないものでした。
金子氏は日立ソフトの責任者に改善を要求しますが、日立グループ他社への委託切り替えや技術者の変更はさせてもらえませんでした。
日立マイコン等に発注したそのハードウェアは早くに完成しますが、相変わらずソフトウェアは完成しません。
それを疑問に思った金子氏は、日立マイコン等の優秀な技術者にソフトの遅れについて相談して事実を知ります。
そこで開発に回されていたのは派遣会社だからそんな優秀な人材はいないという事を知らされます。
さて、何故このような事態になってしまったのでしょうか。
実はSH-2の開発や対応は別の所で急ピッチで作業を進められていました。
同じ1994年に発売されたセガサターンの為にSH-2を開発する事になっていたのでおそらく後回しにされたのでしょうね。
セガとカネコ、どちらが先に話を持ち込んだのかは定かではありませんが、事業的にも相手にする企業としてもセガを優先したのでしょう。
しかも1台に2基搭載することも決まっており、その2つの核を制御する機構も作らなくなった為に後回しどころか、元から完成させる気はなかったものと思われます。
ちなみに同じセガのST-V基板にもSH-2が利用されております。
さて他にも日立の人事等いろいろ問題はあったのですが、それは会社の話で基板の話とは遠いので省略します。
もしこの基板が1994年の12月に間に合っていれば確かにカネコにとってはいい事になっていたと思います。
サードパーティで数社は取れたかと思います。
逆にカネコ自身にはそこまで誇れる作品を所持していなかった為それが頼りだったものと思われます。
大江戸ファイトやギャルズパニックではちょっと無理がありますし、知名度もそこまで高くない会社です。
なのでこの2年という大幅な遅れは大問題です。
ちなみに現在は金子氏一人で日立グループ相手に戦っておられるようです。
早く解決してカネコの新作ゲームを見たいですね。
ROM交換できるように設計されており、レンダリングとポリゴン表示を同じボードで効率的にできるようになっていたそうです。
1994年に開発開始したとされています。
SH-2関連の開発が遅れ、それを完成させないまま開発を担当していた日立グループは仕事を終わらせないまま放棄し、残りをカネコ自社で残りを開発して結局出たのは1996年。
その頃には既にセガのST-V、タイトーのFXシステム(G-NET)等の展開が始まっておりサードの参入は期待できませんでした。
カネコは自社でソフトウェアを提供していきますが、ヒット作に恵まれず終焉を迎えます。
この事は現在カネコは日立を相手に裁判中です。
これを詳しく話すには当時のカネコと日立の人事の話をしなければなりません。
当時詳しい事実はわかりませんが、金子氏は日立の方と面識があったようで、スーパーカネコノバシステムの売り込みを薦められました。
金子氏は日立にスーパーカネコノバシステムの売り込みを行いました。
その評価は概ね好評で開発の協力を約束してくれたと言います。
その中でも社長である金子氏は技術者としても優秀だったのでその効率を良くする為に、日立の社員が社内業務を行い、金子氏は開発に赴くという提案を出されます。
人の良い金子氏はそれを受け入れてしまいます。
そんな中で金子氏は自社のベースを開発し、核となる32ビットRISC CPUのSH-2周りの完成を心待ちにしていました。
ですが、いつまでたってもできず、渡されたものは本来の力の五分の一程度の力しか出ないものでした。
金子氏は日立ソフトの責任者に改善を要求しますが、日立グループ他社への委託切り替えや技術者の変更はさせてもらえませんでした。
日立マイコン等に発注したそのハードウェアは早くに完成しますが、相変わらずソフトウェアは完成しません。
それを疑問に思った金子氏は、日立マイコン等の優秀な技術者にソフトの遅れについて相談して事実を知ります。
そこで開発に回されていたのは派遣会社だからそんな優秀な人材はいないという事を知らされます。
さて、何故このような事態になってしまったのでしょうか。
実はSH-2の開発や対応は別の所で急ピッチで作業を進められていました。
同じ1994年に発売されたセガサターンの為にSH-2を開発する事になっていたのでおそらく後回しにされたのでしょうね。
セガとカネコ、どちらが先に話を持ち込んだのかは定かではありませんが、事業的にも相手にする企業としてもセガを優先したのでしょう。
しかも1台に2基搭載することも決まっており、その2つの核を制御する機構も作らなくなった為に後回しどころか、元から完成させる気はなかったものと思われます。
ちなみに同じセガのST-V基板にもSH-2が利用されております。
さて他にも日立の人事等いろいろ問題はあったのですが、それは会社の話で基板の話とは遠いので省略します。
もしこの基板が1994年の12月に間に合っていれば確かにカネコにとってはいい事になっていたと思います。
サードパーティで数社は取れたかと思います。
逆にカネコ自身にはそこまで誇れる作品を所持していなかった為それが頼りだったものと思われます。
大江戸ファイトやギャルズパニックではちょっと無理がありますし、知名度もそこまで高くない会社です。
なのでこの2年という大幅な遅れは大問題です。
ちなみに現在は金子氏一人で日立グループ相手に戦っておられるようです。
早く解決してカネコの新作ゲームを見たいですね。
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なんと…そこまでになってしまいましたか…版権とかどうするのでしょうね。