【今回紹介する内容】 2021年 歩き疲れにくいニューバランスのウォーキングシューズのおすすめと選び方:メンズ レディース 男女対応: 疲れない靴・違いとランキング・選び方や格安購入法 NB UK USAモデル対応
【比較する製品型番】NB MW880 WW880 MW880G WW880G GOA-TEX MW1880 WW1880 MW685 WW685 WW630 MW585 WW585 MW863 WW863 ML574 M1500UK M990 US W990 M1300 NB RCVRY RALAXA M RALAXA SLIP ON M
今回のお題
疲れにくいウォーキングシューズのおすすめはどれ?
ども、Atlasです。
今日は、2021年8月現在、最新のスニーカーについての比較をします。
主に、ニューバランス(new balance)のシューズとスニーカーの紹介となります。
「歩き疲れない」という部分に注目しつつ 男性用・女性用、双方の「靴の機能」を紹介します。
また、ビジネスシューズに代用できるブラックやブラウンの靴も対応します。
1・クッション性 ★★★★★
2・防水性 ★★★★★
3・軽量性 ★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
以下では、いつものように、各製品を詳しく説明します。
そして、最後の「結論」では、上表のようなポイントから、Atlasのおすすめ機種!を、いくつか、提案していきます。
よろしくお願いします。
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なお、今回の記事は、「疲れない靴」の紹介シリーズの1回目記事として書きました。
1・疲れないスニーカーの選び方の基本
高機能シューズは、ナイキ・アディダス・ミズノ・アシックスなど、各社から販売されています。
各社とも良い製品を出しています。
ただ、Atlas自身は、米国のニューバランス(NB)の製品を20年来愛用してます(M2040など)。
1906年に創業のアメリカの老舗靴屋で、ナイキ・Adidasと並ぶ「世界三大シューズメーカー」の1つです。
ニューバランスの良い部分は、低価格なスニーカーから、軽量性と衝撃吸収性に配慮されたモデルが多い点です。
また、機能の違いを明示し、安い靴と高い靴との性能差が一般人にも分かりやすい点も評価できます。
技術的にも、クッション系の技術がしっかりしており、他社モデルに較べても、「疲れにくいシューズ」が多いです。
NB社は靴の専業メーカーとして、ジョギング用とウォーキングとを明確に分けるなど、歩行の快適さへのこだわりが高いです。
仕事にも使えるビジネスシューズに近いモデルも多くあります。
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なお、靴のサイズ(横幅)は、NBの場合、3つの選択肢があります。
通常サイズ(Dサイズ)のほか、やや幅広と言える2Eサイズ、かなり幅広と言える4Eサイズです。
日本人は、欧米人よりも幅広の足形の人が多いですので、幅広タイプの多い同社のスニーカーは安心です。
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そこで、以下では、NBの「疲れにくいスニーカー」をどのように選ぶのかについて、Atlasの考えを紹介していきます。
なお、他社モデルを選ぶ場合も、「疲れないスニーカーの選び方の基本」は、メーカー間で共通する部分が多いので、参考にはなるかと思います。
2・NBのシューズの選び方の基本!
ニューバランスの靴は、ランニング用とウォーキング用と明確にラインナップが分かれます。
「歩きやすいスニーカー」を探している方は、この部分をふまえて買う必要があります。
面倒くさいようですが、NBの場合、製品名(型番)から、わりと簡単に区別可能です。
そのため、具体的な製品を比較していく前に、「どのように区別するのか」について、最初に紹介しておきます。
1・ウォーキング向きのモデル
1・MWからはじまる型番
=男性用のウォーキングシューズ
2・WWからはじまる型番
=女性用のウォーキングシューズ
第1に、NBのウォーキング用シューズの見分け方です。
同社の製品は、「WW880」とか「MW880」とかアルファベットではじまる型番が多いです。
1文字目の「M」「W」は、「男・女」の区別です。
2文字目の「W」は、歩行用(Walking)を意味します。
NBのウォーキング用を選ぶ場合、この区別が「基本」です。
「NBの定番モデル」は、ほぼこの原則で選べます。
「長時間歩いても疲れない靴」、「旅行用のスニーカー」を探している人は、ランニングシューズは全く向きませんので、こうした製品を選ぶと良いでしょう。
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ただし、「RCVRY」などの「ユニセックス」用のほか、後ほど紹介するような「復刻版」は、この原則が通用しない場合もあります。
1・フィットネスウォーキング
= 通気性を重視した作り
2・タウンウォーキング
= 出勤などに向く、ビジネス系の外観
3・トラベルウォーキング
= 旅行を想定した防水性・履きやすさ
NBは、ウォーキング用シューズを機能性から、さらに「3つの観点」で、シューズを分類しています。
ただ、こちらは、「型番での区別が難しい」ので、後ほど、製品単位で詳しく紹介します。
2・ファッション重視のモデル
1・M+数字の型番
=男性用のライフスタイルシューズ
2・W+数字の型番
=女性用のライフスタイルシューズ
第2に、NBのライフスタイルシューズの見分け方です。
要するに、「機能面」だけでなく、「ファッション」としても楽しむ方が選ぶジャンルのスニーカーです。
製品名は、「M」「W」からはじまります。
ただし、「W」が続かず、「M1300」「M996」のように、数字がすぐ後ろに続きます。
主な目的は、こちらも「歩行用」です。
ただし、ニューバランスは「ライフスタイルシューズ」という、別の名前で分類しています。
ただ、「ライフスタイルシューズ」は、「昔からの定番」「復刻版」が多いので、21世紀段階の最新技術の一部が省略されているものも多いです。
なかには、「USA・UK」の職人が作った限定モデルもありますが、現状は、基本的に「ファッション性」を重視したモデルが主です。
3・ランニング特化モデル
1・レーシング
:NB HANZO M(男)
:NB HANZO M(女)
= 競技につかえる上級シューズ
2・パフォーマンスランニング
:FuelCell REBEL M(男)
:FuelCell PRISM M(男)
:FuelCell REBEL M(女)
:FuelCell PRISM M(女)
= 中級用のジョギングシューズ
3・フィットネスランニング
:KIRAMEKU (女)
:VIAZA M(男)
:VIAZA W(男)
= 一般的なジョギングシューズ
4・トレイルランニング
:FRESH FOAM HIERRO(男)
= 野道走行にも適したシューズ
第3に、ランニング用シューズの見分け方です。
今回は「ウォーキングシューズ」の話です。そのため、「ランニング用モデルを間違えて買わないように」という意味で説明します。
型番は、NBのランニング用は、2018年頃までは、MR(mens Racing)WR(Womens Racing)という型番で区別できました。
しかし、現在、この原則が外されて、やたら分かりにくくなりました。
あえて言えば、「NB HANZO」など、「何かしら意味ありげな英単語」が、製品型番の頭に来るのは、ウォーキング専用ではない(=ランニング用)場合がほとんど、と言えます。
男女の区別は、製品名の途中か最後の「MかW」で区別できますが。
主な目的は、ランニング用です。
軽量化や、走行時の安定性を重視した設計なので、普段履きにはいずれもあまり向きません。
「フィットネスランニング」は兼用にできますが、今回の比較にそって「疲れない」という目的、ならば、やはり、ウォーキング専用を選ぶべきです。
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以上、ニューバランスのスニーカーの基本的な分類法を説明しました。
このほか、各種競技に特化した製品や、スリッパ的な製品、ユニセックス製品など、別の型番もあります。
ただ、「普段履きのシューズ」で「疲れにくい」ものを探す場合、「これだけの情報があれば十分」です。
以下では、この区分をふまえて、「歩くことに」向く、MWシリーズ・WWシリーズを中心に、各モデルを詳しく紹介します。
3・町歩き・旅行用MW・WWシリーズ
1・フィットネスウォーキング
= 通気性を重視した作り
2・タウンウォーキング
= 出勤などに向く、ビジネス系の外観
3・トラベルウォーキング
= 旅行(出張)を想定した防水性・履きやすさ
先ほども書きましたが、NBのウォーキングシューズは、細かく3つのカテゴリーに分類できます。
第1に、フィットネスウォーキングです。
こちらは一般的なデザインの「スニーカー」の外観をした製品が欲しいならば、第1候補です。
また、見映え上、ファスナーがないタイプが良い場合は、このタイプになります。
第2に、タウンウォーキングです。
こちらは、皮革を利用するなど、ビジネス寄りの落ち着いたデザインの製品、ということならば、目的に適ったシューズが多いでしょう。
なお、このシリーズは、基本的にサイドファスナーがつきます。
第3に、トラベルウォーキングです。
こちらは、防水性と、長時間歩行の疲れにくさに特化した製品です。
通気性がやや悪いですが、雨の時期の長期外出には最適なラインです。
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以下、このような分類をふまえながら、各製品を「機能性」に注目しながら、説明をしていきます。
1・フィットネスウォーキング
はじめに、フィットネスウォーキングシリーズの比較です。
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ここからの記事では、Atlasのおすすポイントを赤字で、イマイチと思う部分を青字で記していきます。
【男性用】
1・ニューバランス MW880
¥7,190~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
【女性用】
2・ニューバランス WW880
¥11,447~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし
880シリーズは、「フィットネスウォーキング」に分類されるモデルは、ほぼ「真ん中」なグレードの製品です。
価格は、ニューバランスの直営店では11,900円で売られるグレードです。
・クッション性
アブソーブ
レブライトRC
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
・耐久性
Nデュランス
搭載されるテクノロジーは、上表にある4機能です。
ニューバランスは、体系だって「細かく」説明してしてくれており、親切です。
クッション性は、靴のミッドソールの部分の構造が重要です。
本製品の場合、2つの機能が見られます。
第1に、アブソーブはです。
これは、NBが昔から採用するクッション素材です。
同社の使う素材としては少し重いのですが、反発力が高いので衝撃を吸収しやすい利点があります。
第2に、レブライトRCはです。
こちらは、衝撃吸収よりも、軽量性をより重視したクッション素材です。
ミッドソール(インソールと靴底の間)は、これら2つの素材で「2層構造」にして、重さと衝撃吸収性のバランスを取っています。
グリップ力は、ウォーキングストライドパスが採用です。
これは、同社の歩行用のほぼ全てに採用されるアウトソール(靴底)構造です。
運動生理学に基づく独特なうねりのある溝設計で、荒天時でも滑りにくくしています。
耐久性は、Nデュランスという機能が搭載です。
これは、シューズの踵部など、痛みやすい場所をラバーコートすることで耐久性を増す仕組みです。
防水性は、重要視しません。
むしろメッシュ構造での通気性の良さに配慮しています。
つまり、濡れたら乾かせ、ということです。
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以上、880シリーズの紹介でした。
カジュアルなスニーカーの形状をしていますが、性能はこのタイプでは、クッション性と軽量性を兼ね備え、歩行性能が最も充実した製品と言えます。
一方、メッシュ部分があるために、雨には弱いです。すぐ乾きますが、靴下を絶対濡らしたくない!という方には、向きません。
【男性用】
3・ニューバランス MW880G
¥11,400~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-29cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
【女性用】
4・ニューバランス WW880G
¥8,517~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-25.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし
MW880G GOA-TEXは、フィットネスウォーキングシリーズでは、例外的な製品です。
価格は、ニューバランスの直営店では16,500円で売られるグレードです。
後述するように、防水繊維を利用しているためです。
・防水性
ゴアテックス
・クッション性
アブソーブ
アクティバ
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
・耐久性
Nデュランス
搭載されるテクノロジーは、上表の通りです。
880シリーズと共通の部分も見られます。
しかし、ミッドソールの2層の組み合わせが、アブソーブとレブライトRCから、アブソーブとアクティバの組み合わせになります。
アクティバは、レブライトRCほど軽くないが、耐久性重視のクッション素材です。
本製品は、ゴアテックス採用など、ハードに履く方を想定しており、この構成なのでしょう。
クッション性は、カタログでは「TRUFUSE」との表記です。素材技術としては、アブソーブ+アクティバとなります。
防水性は、最も注目できる部分です。
機能性レインウェアでお馴染みの防水繊維であるゴアテックスを使用しているからです。
他社の靴を含めても、この製品は、防水性がとにかく強力です。
その代わり、蒸れやすく、少し重いのが欠点ではあります。
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以上、MW880Gシリーズの紹介でした。
Atlasも所有経験のある靴で、防水性は「十分以上」です。
ただし、通気性はあまり期待できず、やや重く感じるという欠点もありました。
とはいえ、最近は急な悪天候がおおいので、靴下濡れ!を効果的に防ぐには、良い製品です。
【男性用】
5・ニューバランス MW1880
¥11,401~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
【女性用】
6・ニューバランス WW1880
¥9,446 Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし
1880シリーズは、2021年にでた新しいシリーズです。
価格は、ニューバランスの直営店では16,500円前後で売られるグレードです。
880Gシリーズと価格におけるランクは同じです。
・クッション性
Fresh Foam
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
Nグリップ
・耐久性
Nデュランス
・安定性
ASYMカウンター
搭載されるテクノロジーは、上表の通りです。
クッション性は、注目点です。
本製品は、ミッドソール(真ん中)が、軟性素材を使った分厚い1層構造です。
「厚底」ランニングシューズ初の技術を歩行に最適化させた新技術でしょうか。
いずれにせよ、着知事の衝撃吸収を最大限重視した構造で、独特の履き心地です。
本製品は、「フィットネスウォーキング」ですが、このジャンルはある程度まで「アクティブな動き」も想定していているので、ランニング用の先端技術が早期に使われたのだと思います。
耐久性は、Nグリップという、技術が使われます。
アウトソールの素材的な工夫で、滑りにくくするものです。
お、ウォーキングストライドパスは、カタログには書いてないですが、画像を見ると搭載です。
安定性は、アシンメトリーカウンターを搭載です。
これも、ランニング用に使われる技術ですが、かかとの外側の部分にゴム素材を被せることで、靴のホールド感を高めています。
防水性は、「そこそこ」です。
完全に防水はしませんが、メッシュ部分は雨に濡れにくい部分に最低限のみ使われています。
そのため、靴の重量は多少ありますが、雨に比較的強いシューズです。
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以上、1880シリーズの紹介でした。
以前販売のあったMW1501・WW1501 の事実上の後継モデルでしょう。
「フィットネスウォーキング」のなかでは、けっこう「ランニング用によった」素材構成なので、例えば、運動のための(速めの)ウォーキング用などフィットする高級シューズには良いかと思います。
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【ユニセックス】
7・NB RCVRY(リカバリー)
¥4,223~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-30cm
靴幅:D
ファスナー:なし
【男性用】
8・NB RALAXA M(ララクサ)
¥4,345~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:25-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
9・NB RALAXA SLIP ON M (スリッポン)
¥4,830~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:25-30cm
靴幅:2E
ファスナー:なし
なお、ライフスタイルシリーズには、「リカバリー」「ララクサ」「ララクサスリッポン」という3種類の廉価版があります。
どれも、紐が事実上の「飾り」で履きやすい「スリッポン」仕様です。RALAXA SLIP ON は、(飾りとしての)紐もない仕様です。
インソールは、ミッドソールは同社で最も柔らかいCUSH+で、クッション性が高いため、普段の町歩きなどにに向きます。
そのほか、洗濯機で丸洗いできるなど、「普段履き」に向く仕様ですが、高度の工夫はそこまでないので、疲れにくさというより「気楽さ」重視のシリーズです。
2・タウンウォーキング
続いて、タウンウォーキングシリーズの比較です。
先述のように、「ビジネスシューズ」風のスニーカーを探している場合に有力な候補となります。
【男性用】
10・ニューバランス MW685
¥8,819~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-28cm
靴幅:4E
ファスナー:あり
【女性用】
11・ニューバランス WW685
¥7,698~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:21.5-25cm
靴幅:D 2E 4E
ファスナー:あり
685シリーズは、NBのタウンウォーキングシリーズでは、「定番」と言える製品です。
アッパー素材が「合成皮革」なので、色によっては「ビジネスシューズ」のように使いやすいモデルの1つです。
価格は、ニューバランスの直営店では、9,790円で売られるグレードです。
靴の幅は、本製品は、わりと幅広タイプが充実します。
靴べらなどなしでも「足入れしやすい」ことを売りにするシリーズだからでしょう。
・クッション性
CUSH+
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
搭載されるテクノロジーは、上表の2つです。
クッション性は、CUSH+という技術が使われます。
これは、ミッドソール(白い部分)の素材の工夫です。
「同社で最も柔らかい」軟性素材です。
1層構造ですが、衝撃吸収力が高く、アスファルト舗装の道など、街中を歩くのに向く仕様です。
ウォーキングストライドパスは、アウトソール(靴底)のグリップを高める工夫です。
先ほども見ましたが、同社のウォーキング用では、だいたい採用です。
防水性は、ある程度高いです。
アッパー素材が撥水性を持つ合成皮革となるため、荒天にはある程度強い製品です。
もちろん、手入れは必要でしょう。
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以上、685シリーズの紹介でした。
素材的にも合成皮革で軽量なので、割と長時間歩いても疲れにくいでしょう。
ただし、通気性については、さほどの配慮はありません。両立はしにくい部分ですので、必要に応じて選びましょう。
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【女性用】
12・ニューバランス WW630
¥5,580~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-25cm
靴幅:2E
ファスナー:なし
なお、女性用として、 WW630という製品が発売されています。
同グレードで、搭載技術も同じですが、脱ぎやすさに配慮した新形状であるほか、やや光沢を出して「ファッション性」を強化した仕様となります。
なお、このシリーズは、再度のファスナーは「なし」です。
【男性用】
13・ニューバランス MW585
¥12,602~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-28cm
靴幅:4E
ファスナー:あり
【女性用】
14・ニューバランス WW585
¥11,916~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:21.5-25cm
靴幅:D 2E 4E
ファスナー:あり
585シリーズは、同社のウォーキングシューズでは最も高性能な製品と言えます。
この製品は、アッパー素材がレザーです。
ビジネスシューズとしてスーツで利用できるような無個性の靴色が多いのが特長です。
価格は、ニューバランスの直営店では、17,380円で売られるグレードです。
・クッション性
ABZORB FL
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
N GRIP
・耐久性
N durance
・安定性
StrideBar
・防水性(通気性)
N VENT
搭載されるテクノロジーは、多彩です。
クッション性は、ABZORB FLという技術名です。
アブソーブは先ほど見ました。NBのウォーキング系では、衝撃吸収性が最も高い素材です。
ただ、本製品は、2層ではなく全体に使っているため、「FL」と付けています。
安定性は、ストライドバーが目新しいです。
これは、価格と部分のミッドソールの(見えない内側の)工夫です。
履くと分かりますが、プラスチックぽい質感のプレートがかかと内側にあります。
これで、内側への過度な倒れ込みを防いで、着地から蹴り出しの際の体重移動をスムースにしています。
なお、言葉で書くと「かたくて履き心地が悪そう」なのですが、実際は、同社のウォーキングシューズの中では、かかと部分のあたりは「かなり優しい」です。
逆に言えば、履きつぶすと、まず、肌触りの優しい素材のかかとの内側部分から「破けて」いくわけですが。
防水性は、人工皮革の採用で、(靴下が濡れないという意味で)本機は高いです。
それに加えて、Nベント(防水性)の採用も見所です。
要するに、こちらには、内部の空気をだす通気孔が(水の入らない)ミッドソール後ろの部分にあります。
そのため、密封できつつ靴が蒸れにくい構造です。レザーなので、靴墨や防水スプレーでたまに手入れが必要ですが、怠らなければ、痛めず、長く快適に使えるでしょう。
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以上、585シリーズの紹介でした。
結論的にいえば、NB製品では、最も「快適に歩行ができる」タウンスニーカーです。
Atlasもこの靴の長年の愛用者で、常に2色保有しています。スーツ(ジャケット)にも違和感なく着れるので通勤に使っています。
3・トラベルウォーキング
最後、トラベルウォーキングシリーズの比較です。
タウンウォーキングとの「境目」が曖昧ですが、あえて言えば、防水性が高く、ビジネス出張で歩き回るひとに向くと言えます。
デザイン的には、ドレッシーであり、一般的な「革靴」に近いのは、タウンスニーカーよりこちらです。
【男性用】
15・ニューバランス MW863
¥8,819~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-28cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり
【女性用】
16・ニューバランス WW863
¥6,950~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:21.5-25cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり
863シリーズは、トラベルウォーキングシリーズの代表的製品です。
というより、最近は、このシリーズの唯一のラインナップになりつつあります。
靴の色は、黒・茶のように、スーツで利用できるような無個性の靴が多いのが特長です。
出張用が多い方に最適です。
価格は、ニューバランスの直営店では、13,200円で売られるグレードです。
・クッション性
ABZORB
N ERGY
ACTEVA LITE
・グリップ力
WALKING STRIKE PATH
N GRIP
・耐久性
N durance
・安定性
StrideBar
搭載されるテクノロジーは、こちらも多いです。
クッション性の部分は特殊です。
こちらについては、3層構造です。
衝撃吸収性が同社で最も高いアブソーブと、高反発なエナジー、軽さが自慢のACTEVA LITEを複合させます。
ミッドソールは、素材が多いほど良いというわけではないですが、旅行に適した軽量性と、適度な衝撃吸収性を両立させるための工夫として評価できます。
その他の機能面は、ストライドバーの部分を含めて、1つ上の585シリーズと似ています。
防水性は、人工皮革の採用した上で、防水加工がなされます。
完全防水ではないので、スプレー併用が前提ですが、配慮があります。
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以上、863シリーズの紹介でした。
長時間歩行利用を想定し、ある程度の防水性と軽量性に配慮する点が、「売り」でしょう。
また、同社の製品としては「革靴に最も見えやすい」といえるシューズなので、スーツ+スニーカーという点での上司の目線が「気になる」方にも良いかなと思います。
4・その他のシューズ
1・フィットネスウォーキング
= 通気性を重視した作り
2・タウンウォーキング
= 出勤などに向く、ビジネス系の外観
3・トラベルウォーキング
= 旅行(出張)を想定した防水性・履きやすさ
続いて、先ほど示した、上記の区分に入らないが、「ウォーキングシューズ」としても使える製品を紹介します。
Mシリーズ・Wシリーズを含めての紹介となります。
【ユニセックス】
17・ニューバランス ML574
¥5,744~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし
ML574は、1980年代からつづくクラシックモデルです。こちらはユニセックスです。
価格は、ニューバランス直営店では、10,890円で売られます。
もともとはランニングシューズでしたが、カジュアルなスニーカーとしてブランドが確立し、ロングセラー化しています。
デザインは、時代に合わせて変化しています。近年は「南国」を一つのモチーフとしています。
靴の幅は、D(狭い)のみの展開です。
同社の靴としては、脱ぎにくい部類です。
・クッション性
ENCAP
搭載されるテクノロジーは、1種類のみです。
エンキャップは、ミッドソールのクッション性にかかわる素材技術です。
アブソーブ同様、衝撃吸収性は評価できます。
ただ、水に少し弱く、ソールが剥がれやすい(耐久性が悪い)のが難点です。
壊れるならばソールから、と言えるかもしれません。
防水性は、上部にメッシュ部分があるため、基本的に「靴下を濡らす」タイプです。
そのぶん、通気性は良いです。
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以上、ML574の紹介でした。
クラシックな外観で、「ファッション性」が高いほか、過去に「履き慣れた」人が多く、根強い人気があります。
ただ、NB製品としては、過去の技術を用いたものですし、今回の趣旨からすると「選外」です。
【UK縫製モデル】
【男性用・ユニセックス】
18・ニューバランス M1500UK G
¥25,900~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし
ニューバランスM1500PGLDは、1989年に発売されて以来定番化しているクラシックモデルです。
価格は、ニューバランス直営店では、30,800円で売られます。
Made in U.K.(イギリス製)と職人縫製を「売り」にするため、この価格となります。
防水性は、基本配慮がない機種です。
ただ、時期によって、アッパー素材にレザーを使うものが登場します。
むろん雨で傷みますが、靴の中に水が入らないという意味では「そこそこ」の防水性のモデルになります。
搭載されるテクノロジーは、本製品もENCAPのみです。
クッション性はありますが、ソールの耐久性に課題があります。
現代でわざわざ採用するのは、伝統の再現というか「ファッション性」のためでしょう。
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以上、M1500UKの紹介でした。
NB好きは「一度は履いてみたい」クラシックモデルになります。
実際、定番の「履きやすい」スニーカーですが、性能面では過去の技術を「忠実に」再現しているため、今回の比較基準から言えば、あまり「高機能」とは言えないでしょう。
【US縫製モデル】
【男性用】
19・Mシリーズ M990
¥18,900~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:25-30cm
靴幅:D
ファスナー:なし
【女性用】
20・Wシリーズ W990
¥30,800~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-32cm
靴幅:D
ファスナー:なし
ニューバランスM990は、1982年以来展開する990シリーズの復刻版となります。
期間限定の復刻かと思いましたが、990v5として、2年連続で新色が出ています。
価格は、直営店価格は、(税抜きで)30,800円と高価です。
UKモデルと理由はおなじで、米国の工場での縫製となるためです。
・クッション性
ABZORB
ENCAP
ACTEVA LITE
搭載されるテクノロジーは、上表の3種類です。
いずれも、ミッドソールのクッション性に関わる工夫で、3つの複合素材ということです。
990シリーズの復刻版ですが、こちらは素材は更新して、耐久性と軽量性に配慮した構成にしています。
形状もやや代わり、今風に格好良いと思います。
防水性は、配慮がない機種です。
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以上、M990の紹介でした。
テクノロジーは、UK版よりも新しいものが採用されています。
US・UK縫製モデルは、機能性に表示されない部分(袋縫いなどの縫い方など)を含めて評価すべきで、実際、値段なりの履き心地がすると(プラシーボを含めて)Atlasは思います。
ただ、現実的に割高ではあるので、やはり、機能性より、「ファッション性」を重視したNBの製品と今では評価すべきでしょう。
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【US縫製モデル】
【ユニセックス】
21・Mシリーズ M1300
¥21,780~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
なお、先ほど見たM990は、原型モデルがあって、その欠点(耐久性)を向上させて進化させているモデルでした。
一方、同じUS縫製モデルでも、 M1300などは、原型を大事に、そのまま構成した製品です。
そのため、ミッドソール素材もエンキャップ・Cキャップと元のままです。
Cキャップを採用しているので、(UKモデルよりは)耐久性はあるでしょうが、やはり、趣味性が強い製品ではあります。
今回の「疲れにくさ」という観点では、残念ながら割高と言えるでしょう。
6・靴のサイズと無料の試し履き
ニューバランスのウォーキングシューズは、日本で販売されているモデルは、脚の横幅について比較的ゆったり作られているモデルが多いです。
サイズは、普段履いているビジネスシューズと同じで良いでしょう。
靴の横幅は、これまで靴の横幅がキツいと感じていない方については、2Eサイズがよいでしょう。
そうでない方は、幅広の4Eを選ぶとよいでしょう。
なお、靴紐形式のモデルは、ヒモの調整で柔軟に対応できます。
そのため、フィッティングをしなくても「緩すぎる」という自体は、発生しにくいと思います。
スポーツブランドの他社の靴は、横幅に柔軟に対応できないモデルもあるため、ニューバランスはこの点で「フィッティングできない通販向き商品」とAtlasは思います。
フィッティングは、「Amazon Fashion」対応製品ならば、試着後の無料返品がかのうです ..
詳しい条件は、【こちら】に公式の案内があるのでご覧ください。
さらに、Amazonプライム会員の場合、最大6点配送してもらい、サイズを選べます。
最大で7品まで対応できるため、「家で同時の試着」ができます。詳しくは【こちら】に案内があります。
なお、対象となるのは、いずれもアマゾンが直接販売するシューズです。
「プライムワードロープ」については、製品が対応していれば、上記のロゴが出るはずです。
なお、Amazonプライム会員は、年会費が4,900円かかりますが、現在「30日間無料体験」キャンペーンを実施中です。
【こちら】から申し込めますので、興味のある方は、この機会にぜひお試しください。試用期間中も「会員」なので会員特典を受けられます。
今回の結論
疲れにくいウォーキングシューズのおすすめは結論的にこれ!
というわけで、今回は、ニューバランスのシューズについて書いてみました。
最後にいつものようにAtlasのおすすめ商品を数点あげておきます。
第1に、疲れにくい快適なウォーキングシューズを探している方は、
【男性用】
13・ニューバランス MW585
¥12,602~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-28cm
靴幅:4E
ファスナー:あり
【女性用】
14・ニューバランス WW585
¥11,916~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:21.5-25cm
靴幅:D 2E 4E
ファスナー:あり
1・クッション性 ★★★★★★
2・防水性 ★★★★★
3・軽量性 ★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
タウンシューズでは最も高性能な製品といえるMW585シリーズでしょう。
ニューバランスの直営店では、17,380円ですが、ネットでは、サイズによっては格安で売っています。
クッション性については、反発性が下位機種より強いアブソーブFLを採用し、通気性の点では、Nベントなどの空気循環システムが採用され、快適です。
先ほど書いたように、あまり厳しくない会社なら、スーツ(ジャケット)にも違和感なく合わせられるシューズです。
長時間歩いても疲れにくいため、旅行などにも特に向きます。
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【男性用】
15・ニューバランス MW863
¥8,819~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-28cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり
【女性用】
16・ニューバランス WW863
¥6,950~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:21.5-25cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:あり
1・クッション性 ★★★★☆
2・防水性 ★★★★★
3・軽量性 ★★★★★★
4・総合評価 ★★★★★
ただし、「革靴に最も似ているスニーカー」として購入するならば、一番近いのは863シリーズでしょう。
搭載されるテクノロジーも、クッション性のほか、軽量化技術も充実するため、完全にこの用途では、こちらでしょう。
第2に、スニーカーのデザインで、疲れにくいシューズとしてオススメできるのは、
【男性用】
1・ニューバランス MW880
¥7,190~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-30cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
【女性用】
2・ニューバランス WW880
¥11,447~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-26.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし
1・クッション性 ★★★★★
2・防水性 ★★★☆☆
3・軽量性 ★★★★☆
4・総合評価 ★★★★☆
880シリーズでしょう。
路面店ではこちらも11,990円ですが、流通量が多いので、ネットでの割引率は多めです。
MW585シリーズは、レザー基調で多少カジュアルさがありませんが、こちらのシリーズは、従来のスニーカーの延長線上としての「格好良さ」と履きやすさが両立したウォーキングシューズと言えます。
搭載されるテクノロジーも、クッション性・グリップ力・耐久性に関わる技術が多く採用され、歩きやすい高性能シューズです。
一方、メッシュ部分があるために、短時間の雨には問題ありませんが、長時間の雨には弱いといえます。
第3に、スニーカーのデザインで、防水性も重視したい場合は、
【男性用】
3・ニューバランス MW880G
¥11,400~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:24-29cm
靴幅:2E 4E
ファスナー:なし
【女性用】
4・ニューバランス WW880G
¥8,517~ Amazon.co.jp (8/4執筆時)
サイズ:22-25.5cm
靴幅:D 2E
ファスナー:なし
1・クッション性 ★★★★★
2・防水性 ★★★★★★
3・軽量性 ★★★☆☆
4・総合評価 ★★★★★
880Gシリーズでしょう。
この製品は、強力な防水であるゴアテックスを採用しており、この部分は優秀です。
その分、多少重めで、蒸れやすいですが、手入れも楽ですし、雨天用を分けて考えるならば一足あっても良いと思います。
補足:より疲れにくくするための工夫
最後に「おまけ」です。
ニューバランスの靴は高機能で履きやすいです。
しかし、実は、中敷きについては、高級機種でもそれほど性能が良くないです。
極論すれば、実売1000円台のインソールのが性能が良いとも言えます。これは、他社の同価格帯の製品でも同じです。
もし、より快適に靴を履きたいのならば、他社製の高機製品に交換することをおすすめします。
この方法に興味のある方は、このブログの【疲れにくい機能性インソールのおすすめ記事】をご覧ください。
ではでは。