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仕事をする光の設定解説
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仕事をする光の設定解説

2013-08-09 00:13
  • 11

まったくもって設定が面倒なものになったと思います。すんまそんノ-`

■下準備

  • WorkingLight.xをMMDに読み込ませます。
  • MaskTest.xをMMDに読み込ませて、邪魔にならない場所に移動します。(MaskTest.xを「アクセサリ操作」の部分で選び、MMDのプレビュー画面右下の「local」を2回クリックして「accessory」に切り替えてその下のXYZで操作してやるのが簡単でしょうか。)



とりあえずなんとなくこんな表示になるまでもっていきます。

項目的には次のような感じです。

  • WL_MaskRT(表示が赤いやつ)で背景を非表示
  • WL_ScreenMaskRT(表示が緑のやつ)でモデルにScreenMaskTarget.fxsubを適用
  • お好みでWL_TgtColorRT(一番上の色がついてるやつ)で背景非表示


実際にスカートを通過する光を設定してみましょう。

WL_MaskRTでスカート材質に添付のMask_25.fxsubを適用。


今回はこいつだということにします。


※スクリーンショットのように項目を選んだ上でファイルをドロップするのが楽です。

とりあえず透けてきます。



同じように髪を透過させてみます。さらに透過しやすいMask_12.fxsubを適用します。




ここまででこんな感じです。

■設定

次に見た目の調節をしてみましょう。

まずはすごく光が透過してきている感じなので、弱くしてやるような調節。

WorkingLight.xTrで調節できます。



そして透過で浮き出る影のくっきり・ぼんやり加減を調節します。
ここはちょっと特殊で、WorkingLight.xSiZが同じ意味になります。
Siはキーフレームの補間が効いて、Zは効かない。ここのところよろしく。
また、内部的にZ0が設定されているときに1が設定されていることになります。

SiとZの使い分けですが、普段はSiで調節していって、最終出力用の倍率をZで設定するという使い方を想定しています。搭載しているガウスぼかしは出力解像度によらずにぼけサイズが一定なので、高解像度で出す程ぼけが小さくなるという特性になってしまっているので、こういう対処があるといいのです。(ちゃんとした範囲拡大を実装していないので、縞が出るのでどうかなって感じではありますが)

とりあえずSi=0を設定するとこんな。


いやーんな感じでくっきり見えますね。

Si=4を設定すると…


ぼんやりして見えそうで見えない感じに。

ここまでの設定では輪郭だけ浮き上がる感じになります。
薄い生地とかで色まで透けちゃう!!っていうのはどうしましょう?

それにはWL_TgtColorRTの設定が必要になります。
ここまでの設定の状態ではここはほぼ効果を出していません。
ここでは「透けて見えてほしい色」を設定します。

ということで、スカートをとっぱらって太ももとか何か色が見えるようにしましょう。
こんな感じでスカートの材質を非表示にすると…。
この画面ではこうなりました。この色が見えるようになるのですが…



けれども…?


アレ?透けてないですよね?
見える人は妄想力豊かな人です。一緒にいいお酒が飲めそう。

実はここでどのくらい色を出すかの設定が必要になります。
WorkingLight.xXがそれです。
初期は0だからまるで出ないってやつですね。

しょうがないので2とか設定します。


いけてますね。

よく見ると体の色もちょっと明るくなったのがわかると思います。
これが嫌な場合は明るくしたくないものはWL_TgtColorRTから非表示にしていきます。

ちなみにWL_TgtColorRTでこの設定の仕方をしていくと、pmd/pmxモデルではエッジも描画されてしまいます。
ぼかしたときに輪郭に結構黒が出たりしますので、それが嫌な場合は同梱のTgtColor.fxsubを、非表示にしていない材質に割り当てると解決するはずでしたが…何かまだバグってるかも。

最後に通過してくる光の強さを調節します。WorkingLight.xYです。
一見Trと似ていますが、こいつはALに反応させるレベルまでカチ上げることができます。

Y=0だとこんな


Y=4にしてみるとうおまぶし

通過してくる光の色は、MMDの光源の色っぽい色に追従します。


設定が終わったらMaskTest.xは非表示にするなり削除するなりしておきましょう。
質問みたいなのはお気軽にどうぞ。

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他1件のコメントを表示
×
と、思いましたら自己解決できました。
ファイル選択で、すべてのファイルを対象に にするだけでした。
研究します。
97ヶ月前
×
素晴らしいエフェクトです。この上に他の布材質等のエフェクトをかけても、両方反映されるのですごいですね。
ムーディなシーンでのモデルの魅力アップに使用したいと思います。
追記ですが、MaskTest.X画面の読み込ませ作業ですが、初心者には少し意味が解らなくて、ここでつまずいて
採用を諦めてしまう方が多いのではないかと思いました。
67ヶ月前
×
>>3
ありがとうさまです!!
なんとなく書き足してみましたが、そもそも初心者の人だとここ以外でも色々操作がわからなくて躓きそうと思ってしまったりしなかったり。
67ヶ月前
×
はじめまして

さっそくなんですが
WL_ScreenMaskRTの緑のモデルが表示されないのは
どういう可能性があるのでしょうか
Mask_25.fxsubをWL_MaskRTで割り当てても
反映されないのです・・・
ご教授お願いします
65ヶ月前
×
>>6
・WL_MaskRT(表示が赤いやつ)で背景を非表示
・WL_ScreenMaskRT(表示が緑のやつ)でモデルにScreenMaskTarget.fxsubを適用
・お好みでWL_TgtColorRT(一番上の色がついてるやつ)で背景非表示

この手順を実施していないからじゃないかな、と思います。
ピンポイントでは二つ目。
65ヶ月前
×
う~ん、全くうまくいかない(><)
最初の下準備の画像道理に緑の奴が出ない。
モデル読み込ませてWorkingLight.xとMaskTest.xをMMDに読み込めさせたのに
なんでだろう???
42ヶ月前
×
>>8
「WL_ScreenMaskRT(表示が緑のやつ)でモデルにScreenMaskTarget.fxsubを適用」
ここをやった後で緑のやつが出ないのでしょうかね
42ヶ月前
×
配布先のリンクがエラーを吐くのですが、配布終了なのでしょうか?
11ヶ月前
×
>>10
OnedriveがSkydriveだった頃の短縮リンクが無効になった件みたいですね。
リンクをOnedriveのものに修正しておきましたー。
11ヶ月前
×
>>11
DLできました
対応ありがとうございます
11ヶ月前
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