次の書き下し文を口語訳してください。できれば、途中の空欄には、「さる」・「稲」・「夫」・「くわ」・「日」・「車」・「田」・「中」のいづれかを入れて下さい。また、白文は書き下ししてください。
次の書き下し文を口語訳してください。できれば、途中の空欄には、「さる」・「稲」・「夫」・「くわ」・「日」・「車」・「田」・「中」のいづれかを入れて下さい。また、白文は書き下ししてください。 僧の斉物という者あり。賢を重んじ学を好む。余善と。因つて余に告げて曰はく、「そう婦(夫と死別した女性)小娥と名づくる者有り。 毎来寺中、示我十二字謎語。(白文です。) 某は弁能ず(「能」に送り仮名は書いていないので、おそらく白文。書き下さなくて結構です)。」余は遂に斉公に請ひ紙に書せしめ、乃ち檻に憑りて空に書し、凝思黙慮す。坐客未だ倦まざるに、予は其の文を悟る。 令寺童疾召小娥前至、訪(本文では「方」が「旬」になっています。)訪其由。小娥は嗚咽すること良久しくして乃ち曰はく、「我が父と夫及は、皆賊の殺す所と為る。ぎ後(以後・その後)嘗て父を夢みしるに告げて曰はく、『我を殺しし者は、車中のさる、門東の草なり。』と。また夫を夢にしに告げて曰はく、『我を殺しし者は、くわ中(「くわ」は稲のこと)を走り、一日の夫なり。』と。歳久しきも人の之を悟る無しと。」余曰はく、「 若然者、吾審詳矣。(本文をそのまま抜き出しました。ここは、書き下さなくて結構です。)汝の父を殺ししは是れ申春なり。且つ車中のさるの(a)の字は、上下各一画を去れば、是れ申の字なり。また申はさるに属す、故に車中のさると曰ふなり。草下に門有り。門中に東有るは、乃ち蘭の字なり。また、くわ中を走るは是れ(b)を穿ちて過ぐ、亦是れ申の字なり。一日の夫とは、夫上更に一画、下に(c)有り、是れ春の字なり。汝の父を殺ししは是れ申蘭、汝の夫を殺ししは是れ申春なること、明らかにすべきに足ると。」
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ベストアンサー
僧侶で齊物という者がいて,賢人を重んじ学問を好み,私と親交を結んだ。そして私に、こう告げた「小娥という名前の未亡人がいて,寺にやって来るたびに,十二字からなる謎の言葉を私に示すのだ。私はそれを分析することが出来ないのだ。」私はとうとう齊公に頼んで紙に書かせ、手すりに寄りかかり、字を空に書いて,しばらく熟考した。座にいる客が飽きる前に,私は其の文の意味を悟った。寺の小坊主を呼び、急いで小娥を、この場にやって来るように命じ、その理由を尋ねることにした。(やってきた)小娥は、しばらくの間、嗚咽して,そしてこう言った:「私の父と夫は,皆、賊に殺されました。その後、夢に見た父は、こう告げました。『私を殺した者は,車の中の猴(猿),門の東の草である。』また夫を夢に見たときは、こう告げました:『私を殺した者は,禾(稲)の中を走る,一日の夫である。』と。長い年月、この意味を悟る人はいませんでした。」私はこのように言いました“この言葉の意味を,私は詳しく検討した。お前の父を殺した者は是、申蘭だ,お前の夫を殺した者は是、申春だ。車中の猴とは,車の字から上下の各一畫を取り去ったもので,是は申の字だ;又、申(さる)も猴(さる)の仲間の字だ,だから車中の猴といったのだ。草の下に門があり,門の中に東があるとは,乃ち蘭の字を示すのである。また,禾中の走とは、是れは、田を貫いて過ぎさることで,これもまた、申の字を示している;一日のとは,夫の上に更に一畫を加えるということで,下には日がある,そこで是は春の字となるのだ。お前の父を殺したのは申蘭,お前の夫を殺したのは是、申春であると,明瞭に示すのに充分な根拠だ” 穴埋めは、原文で、代用します http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:P64VwS4JBMgJ:yipip.com/yipbook/book/096rhkr7/chapter/32230/+%E6%AF%8E%E6%9D%A5%E5%AF%BA%E4%B8%AD+%E7%A4%BA%E6%88%91%E5%8D%81%E4%BA%8C%E5%AD%97%E8%AC%8E%E8%AA%9E&cd=1&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_zh-TW 有僧齊物者,重賢好學,與余善。因告余曰:“有孀婦!”名小娥者,每來寺中,示我十二字謎語,某不能辨。”余遂請齊公書于紙。乃憑檻書空,凝思默慮。坐客未倦,予悟其文。令寺童疾召小娥前至,詢訪其由。小娥嗚咽良久,乃曰:“我父及夫,皆為賊聽殺。邇后嘗夢父告曰:‘殺我者,車中猴,門東草。’又夢夫告口:“殺我者,禾中走,一日夫。’歲久無人悟之。”余曰:“若然者,吾審詳矣。殺汝父是申蘭,殺汝夫是申春。且車中猴,車字去上下各一畫,是申字;又申屬猴,故曰車中猴。草下有門,門中有東,乃蘭字也。又,禾中走是穿田過,亦是申字也;一日夫者,夫上更一畫,下有日,是春字也。殺汝父是申蘭,殺汝夫是申春,足可明矣。” 寺中に来る毎に、我に十二字の謎の語を示す。 寺童をして疾く小娥を召さしめ、前に至らしめ,其の由を詢訪せしむ
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました。
お礼日時:2012/11/3 2:45