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 いろいろな結合を切断・形成する「反応」は、様々な機能性材料(医薬品、化粧品、光学材料、電子材料など)を合成するのに必須となります。また「触媒」は、進行しづらい反応を温和な条件下で進行させるために必要なものです。2000年以降、触媒反応関連の研究内容が3度も「ノーベル化学賞」に選ばれていることから、「触媒反応の開発」がいかに重要であるかがご理解いただけるでしょう。
 これまでに数多くの有用な触媒反応が開発され、様々な結合を位置選択的、立体選択的に切断・形成することが可能となり世の中を豊かにするモノが発明されてきました。もっともっと世の中を豊かにするために合成化学者が貢献できることの一つに、「もっと安全に!もっと安く!」選択的に反応を進行させることが挙げられます。この目標の基に、当研究室では、無毒・無害なだけではなく、通常用いられる有機溶媒に比べて極めて安価である「水」を溶媒とした反応に特に注目しています。

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2021年09月08日
9月6日に合同報告会を開催しました
2021年09月02日
Publicationを更新しました
2021年09月02日
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2021年09月01日
Publicationを更新しました。
2020年11月11日
大阪府立大学にて大高が特別講義を行いました