【この記事の対象者】
・パークハイアット京都への宿泊を検討している
・パークハイアット京都のレストランに興味がある
・パークハイアット京都の誕生日サービスに興味がある
【パークハイアット京都のレストラン事情】
前編の記事はこちらです。
パークハイアット京都には5つのレストランが存在し、それぞれが独特な個性を持っています。
下の表の赤文字は実際に私が利用し、レビューをあげているものです。
レストラン名 | 種類 | 特色 |
山荘 京大和 | 和食 | ・ミシュラン一つ星の老舗料亭 ・元々、このホテルはこの料亭の敷地 ・嘗て幕末の志士も集った超名店 |
Kyoto bistro | イタリアン | ・2階建てで、2階に個室がある ・二年坂に面した好立地 ・宿泊客以外の利用が多い |
八 坂 | 鉄板焼き フレンチ | ・鉄板焼きを使ったフレンチという特殊な料理 ・景色がとにかくいいです。晴れた日に行こう |
ザ リビングルーム | 喫茶 | ・フロントと同化した喫茶店。もはや新次元 ・豪華なランチボックスがある。食べたかった |
バー「琥珀」 | バー | ・八坂の隣にあるバー。眺めが凄くいいらしい ・この入口は本当に絶景! |
私が利用したのは、上のKyoto bistroと八坂のみ。
あとは二日間、ひたすらルームサービスで生活していました。
ただ、「ザ・リビングルーム」はフロントと同化している喫茶店という異次元の何かです。
ここに関しては前編のフロントあたりの写真を見れば、雰囲気がわかると思います。
個人的にお勧めしたいのは・・・全てですね。
山荘 京大和は彼女が料亭が苦手なので行きませんでしたが、一度は利用したかったです。
ザ・リビングルームやバー「琥珀」も、大阪のコロナがひどくなかったらまず間違いなく利用していたでしょうね・・・
それでは、まずはみなさんが気になっている「朝食」の紹介を行っていきます。
朝食(ルームサービス)
私はグローバリストの特典で朝ごはんが無料だったので、毎日遠慮なくルームサービスの朝ごはんを注文していました。
パークハイアット京都の朝ごはんは洋食も美味しいですが、注目すべきは断然和食です!
全編でも紹介した気がしますが、「山荘 京大和の朝ごはん」です。
私も色々なホテルで和食の朝食を食べてきていますが、ちょっと過去に経験したことがないレベルで美味しかったです。
なお、お値段も一人当たり7000円近くと経験したことがないレベルなので、グローバリストでもないと少し引きますね。
しかもこの和定食、なんと微妙に日替わりしてます。
上が一日目、下が二日目の朝ごはんですね。
一日目の朝ごはんはこんな感じでした。彼女も物珍しさに和食を選択。
配膳は客室係さんにしてもらっています。
パークハイアットのスタッフさんだけあって、とても手際が良かったです・・・感謝。
テーブルの左端にあるようなこの器では、なんとご飯が炊けております。
彼女はおこげを取るのがうまかったですが、私は下手くそでうまく取れませんでした・・・
これは早くよそわないと縁が焦げてご飯がこびりつくので、早くしたほうがいいですよ。
二日目の朝ごはんです。
朝から簡単な牛すき焼きと、おいしい温泉卵とかついてきました。
一日目も美味しかったですが、やはりお肉が大好きなので、二日目のこれが記憶に残っています。
二日目は彼女は洋食を注文しました。
このホテル、洋食は洋食でガッツリ美味しいです。
目玉焼きが少し多かったので半分もらいましたが、卵料理もウインナーも美味しくて満足でした・・・
ここの朝ごはんは同じパークハイアットでも、東京より好みの味でしたね。
大変美味しかったです。ご馳走様でした。
ルームサービス
幸いなことにビューデラックスルームという素敵なお部屋を用意して頂けたので、食事はほとんど部屋で済ませました。
私と彼女が注文したものを紹介していきます。
彼女がパスタをミートソースしか食べないので、キッズ用のミートソースパスタを大人サイズでいただきました。
もちろん、追加料金は払ってますよ。
彼女的には「それなりにうまい」。私的には「それなりにうまい」。
次は普通のボロネーゼも食べてみたいです。
丹波地鶏胸肉のグリル。ご飯を追加料金はらって注文。
「これ、本当に胸肉?」ってくらい柔らかいお肉で結構美味しかったです。
胸肉は硬くなるイメージでしたが、いい意味で期待を裏切られましたね。
結構お勧めです。
チーズバーガー。うまぁーい!
彼女は照り焼きチキンバーガーで絵面が同じなので割愛。
ランチでこれを注文しましたが、ポテトもそこそこボリュームあって結構お腹が膨れました。
どうもこういうホテルに来ると、ハンバーガー頼みたくなるんですよねぇ・・・
最終日のランチ。彼女は果物だけで、私は中華風焼きそば。
凄く失礼な言い方ですが、思いのほか中華風焼きそばが美味しくてびっくりしました・・・
いや、ピリ辛で普通に美味しかったです・・・
結構ここのルームサービスは満足度が高めでしたね。
では、次は八坂さんです。
八坂(誕生日前夜のディナー)
予約した時間になったので本館の4階に行くと、ちょうど夕暮れ時ということもあって綺麗な色彩の風景が広がっていました。
そんな風景を横目で見ながら少し歩くと、あっという間にレストランの入り口に着きます。
この日は私たちの他にもう1組の、計2組のみの予約でした。
それでも、レストランの前にはスタッフの方がいて、予約した旨を伝えるとにこやかに対応してくださいます。
中に入るとびっくり。わずか二組しか客がいないのにも関わらず、数名のスタッフさんが待機していて、みなさまとても丁寧におもてなしをしてくださいました。
この時はまだ席が埋まらず、貸切状態でした。
このレストランは左右で二部屋に分かれており、二組だったこともあって1組につき1部屋という大盤振る舞い。
こちらの部屋は、私たちだけで終始貸切状態となっていました。
我々は17時半に着いた為、到着時はまだブラインドが降りてました。
すぐにスタッフさんがやってきて案内を始めてくれます。
この日は私はコース料理で、彼女はアラカルト。
さらに、うちの彼女の好き嫌いが激しいため、気に入ったコース料理を随時単品追加していくという変則方式でした。
お肉は互いに山形牛のフィレ。彼女は150gで私は120gです。
せっかくなので、お酒はパークハイアット京都で作っている日本酒にしました。
これがまた、さっぱりしたスパークリングの日本酒でとても飲みやすいです・・・
飲みやすい上に口当たりがいいので、思わず飲み過ぎてしまいそうになりました。少し注意が必要ですね。
そうこうしているうちに、前菜が運ばれてきました。
流石に日にちが空いたので解説は覚えてませんが、美味しかったです。(小並)
最初の「イカとアスパラガス」は私も彼女もヒットした一品だったため、写真も撮らずにうまうま食べてしまっていました。
速攻で彼女の分も追加して食べてると、シェフさんが次の調理を始めます。
そうして少し待っていると、帆立貝のスープ仕立てが出てきました。
ホタテがプリプリで美味しかったですが、私には少し辛かったので残念です。
丁度二品目を食べ終えると、夕日が沈む時間でした。
ここのレストランは、本当に景色も御馳走だと思います・・・
とても綺麗な夕日で、おじさんな私も思わずうっとりしてしまいました。
和歌山漁港で捕れた季節の魚。
なんというか、ここの鉄板焼きは本当に味付けや見栄えが斬新です。
流石は「鉄板焼きを使ったフレンチレストラン」を名乗るだけのことはあります。
新玉ねぎとグレープフルーツ。
お口の中もさっぱりして、とても上品でした。
そして、満を期して登場するステーキ様。
タレをつけても美味しい。ヴァニラ塩は面白い。わさびはピリッとうまい。
と、色々な味わいが楽しめる美味しいお肉でした。
彼女はもう少し量が多かったですが、かなり満足したご様子。
デザート前のお口直しが来る頃には、もうすっかりと日も暮れてました。
店内は先ほどまでと打って変わってムードがよく、穏やかな雰囲気になっています。
そうこうしているうちに、目の前の鉄板焼きであっという間にデザートができました。
お酒が入っているので、彼女は一眼見てパス。
すると、スタッフさんが驚くべきものを持ってきてくれました。
なんと、会話の節で私が「この人、明日誕生日なんです」というセリフを覚えていてくれて、気づけば立派な誕生日プレートをご用意してくれました。
すでに翌日、Kyoto bistroでケーキをいただく予定でしたので、これには私も彼女もびっくりでした。
八坂の塔のチョコレートに、抹茶パウダー。ホワイトチョコレートのプレートとチョコづくし。
彼女も最初こそはびっくりしてましたが、すぐにニコニコとご機嫌になりながらチョコを食べていました。
レストランから出ると、外はすっかりと夜です。
親切なシェフさんに眺めのいいところを教えてもらったり、お土産をもらったらあっという間に部屋に戻る時間です。
お値段は「1パークハイアット東京」と、普段の我々の夕食より10倍近く高めでした。
ただ、ほぼ貸切状態でフルの接客を受けられ、とても美味しい料理が食べれたのは、とてもいい経験で満足しています。
最後に、ここって水もミネラルウォーターで有料なので、うっかりおかわりすると結構会計が嵩むので注意です。
これってこのレベルのレストランだと普通なのでしょうか・・・? 初めてなので少しびっくりしました。
Kyoto bistro(誕生日ディナー)
ビューデラックスツインをチェックアウトし、夢のような滞在も終わり。
それこそ、最終日のこの日を八坂にしたかったですが、新幹線の時間が早いため、断念してこちらのKyoto bistroへ。
ここは「少し高めの大衆レストラン」みたいな雰囲気で、料理の提供の速さとリーズナブルな料金を売りにしているみたいですね。
ここにはホテル側から入る入り口と二年坂に面した入口があり、私たちはホテル側から入って二年坂方面の席に座りました。
私が注文した牛タンカレー。コスパいいな、これ!
カレーも美味しいですが、具材もゴロゴロ入っていて大変美味しかったです。
彼女は二日続けてステーキ様。
お芋もゴロゴロしていてボリュームがすごいです・・・
お肉は当然八坂には大きく劣りますが、このお値段でこのお肉は・・・まあ、普通??
場所代も高いですし、仕方ないかなと思いました。
グローバリストだからか、全員そうなのかは知りませんが、誕生日のアメニティで3号のケーキがついてました。
ルームサービスでも頼めましたが、せっかくなのでKyoto bistroでディナーでいただきます。
正直言って、かなり好みの味付けでした・・・最高の気分です。
最後に
パークハイアット京都は東京と大きく毛色が異なり、ルームサービス・レストラン双方とも独特な個性のあるホテルだと思います。
さらに、朝食の和食はちょっと明らかにレベルも値段も他より高いですし、絶対に一見の価値有りです
さて、私がパソコンを修理して記事を止めている間に、世間はあっという間にゴールデンウィークです。
読者賢君の皆様はどのように過ごされる予定でしょうか?
何はともあれは、次回は「パークハイアット東京 ガバナーズスイート」の宿泊記です。
では、また別の記事でもお会いできたら嬉しいです。
コメント
[…] 前に八坂で口直しに食べた新玉ねぎのアレみたいなやつと、パンケーキ。 […]